022 復活(網口愁編③)

ネタバレ注意!

022 復活

2100年 網口愁の見た夢

未来世界。網口は地下の研究所で十郎―またの名を「426」のドロイドを開発していました。この世界の429は2097年に死亡しましたが、網口はセクター0に残されていた426の記憶情報をドロイドの電子頭脳に入れたみたいです。

426は生前、地下の中枢でインナーロシターを使って人間の脳に記憶をダウンロードする研究をしていました。網口はその情報を426から引き出し、それをつかって426に殺された如月をよみがえらそうとしているみたいですね。ウサミたん…知らない間に死んでしまったのか…

生きてるじゃん。と思ったらこっちは如月ロイドでした。彼女は、仮にそうやって新しい肉体に自分の記憶をダウンロードしても、元の如月兎美がよみがえるわけじゃないと言って計画に反対します。うーん、yukkun20的には、人間の連続性は肉体か精神のどちらかの連続性が最低限必要だと考えているので、どちらも切れてしまった新しい如月が、元の人間とは異なる存在だという解釈には賛成できますね。

426は、如月ロイドが嫌がるなら、如月ロイドの記憶じゃなくて、如月兎美の記憶データを新しい肉体に移し、如月ロイドの記憶は消去すればいいじゃん、と網口を煽ります。網口は慌てて426を消去します。

―が、それは426の罠でした、426はシステムをハッキングし、自分が消去される前に、自分と如月ロイドの記憶を入れ替えます。そして如月ロイドの身体を乗っ取り、悠々と研究所から脱出しました。

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