067 動かぬ守護神~071 ユニバーサルコントロール(如月兎美編③)

ネタバレ注意!

如月兎美編の第3回です。ミワコ、緒方と共に崩壊した故郷―2025年で怪獣の正体について調査中です。

2025年

ミワコは、学校でタイムスリップしたので、学校に戻れば元の世界に戻る鍵が見つかるのではないかと提案します。昏倒した東雲のことを美和子に任せ、緒方と共に咲良高校へ向かいましょう。

067 動かぬ守護神

途中でうち捨てられた騎兵を発見します。これ十郎が乗っていたやつですよね。ペーパークラフトを作っている今見ると、ディテールとかが今までとは違って見えてきます。ロボットなのに意外と曲線の多い構造だな…。

残念ながら道路も崩壊していて先へ進めません。ウサミは最後に13番機兵を見た時のことを思い出します。

如月兎美編③エンド
「2025年の戦い」

2025年 遭難二日目

二人が仕方なく戻ってくると、今度は東雲先輩が行方不明になってました。おいおい、こんなときに仕事増やすなよ。近くにはいないみたいなので、探索範囲を広げてみましょう。

怪獣の残骸のあった場所、ウサミの自宅マンション、機兵のあった場所を調べましたが見つかりません。仕方なく、崩落箇所を迂回する形で高校へ向かうことにします。

068 救出者

校庭にでかい穴が空いてますね。そして近くにはアンドロイドと、しゃがみ込んだ東雲先輩がいました。ところがウサミが駆け寄ると、急にドロイドが稼動し襲いかかってきます。

危ないところを助けてくれたのは関ヶ原でした。ウサミたちは彼とは初対面ですが、関ヶ原はウサミのことを知っている様子。彼の話によれば、既に地上のゲートは封鎖されているため、元の場所に戻るには地下の転移装置本体の所へ行く必要があるそうです。工エエェェ(´д`)ェェエエ工あの大穴降りるの?あ、東雲先輩もいなくなってるしorz

如月兎美編③エンド
「大穴」

069 確執

2025年 遭難三日目

ひとまず居残っていたミワコも含め、3人で高校に戻ってきました。

そこには関ヶ原を426と呼ぶ東雲が、ドロイドで彼を足止めしているところでした。あれ、東雲先輩は関ヶ原が426じゃないって納得してたんじゃないのか。東雲は先に地下に降りてゲートを封じようとしているみたいです。

070 16番機兵、応答せよ

なんとかゲート前で追いつけました。

ここはこれまでの「円盤の中枢」として何度か登場していた場所ですね。東雲も少し記憶が戻り、正気になりました。ひとまず東雲の薬を入手するため、セクター4―1985年に転移しましょう。

…転移の準備をしていると、突如行方不明だった16番機兵から連絡が入ります。16番機兵の搭乗者は「キサラギ」。彼女は自分も機兵もどういう状況か分からない、と言い残し、通信は切れてしまいました。16番機兵は2064年の機兵汚染事件で強制転送された機兵ですね。声は網口編でテレビの中から話しかけてきた「因幡深雪」に似てるような気がします。BJに聞くと、「キサラギは16番機兵の制御システムで、ウサミとは違うウサミ本人だ」というよく分からない説明が。

どうやら通信がつながったのは、ウサミの生体IDの影響のようです。再び通信を試みると、キサラギは「ここは世界の外、ユニバーサルコントロールが私を排除しようとしている」というメッセージを送ってきます。関ヶ原によると、ユニバーサルコントロールとは、世界を監視しているこの場所のこと。全世界のマザーコンピューターみたいなものでしょうか。しかし十分に調査する暇もなく、ドロイドが襲ってきます。関ヶ原の銃も弾切れになったため、一行は転移で逃走します。

071 ユニバーサルコントロール

1985年

いやー危ないところでした。

美和子がいない。え、どういうこと?ちゃんと転移装置に入ってましたよね。まさか、転移装置に入り込んだハエと合成されてハエ人間になったんじゃ…(違う作品

関ヶ原と東雲によると、彼女は町の人たち同様ユニバーサルコントロールに管理されており、世界のことを知りすぎたためユニバーサルコントロールによって消滅させられたようです。えええ…この世界唯一のぽっちゃり系の彼女を排除するとか何やってんの!?

というか、もしかするとPCなのは主人公たちだけで、後の登場人物はNPCと言うことなのでしょうか。

如月兎美編③エンド
「ユニバーサルコントロール」

ミステリーファイルによると、「ユニバーサルコントロールは地下の中枢のこと。町の住人は全てユニバーサルコントロールに管理されており、世界に矛盾が生じた場合にその矛盾を解消するため、住人の記憶や状況を捜査して真実をねじ曲げることがある」とのこと。これが円盤そのものだそうです。

このユニバーサルコントロール(以下「UC」)がマザーコンピューター的な位置づけみたいですね。中枢が怪獣に制圧されると世界が消滅するって言われてましたから、やはりこの世界はPC上の仮想世界と考えるべきでしょうか。箱舟計画によると、最終部分でDNA情報から人間を復活させることになっていましたから、ここはDNAを格納しているHDDみたいな装置か、もしくは人間を復活させる直前にその記憶だけを待機させておくための装置か、どちらかなのでしょう。

そうだとすると、森村先生のいうイージス作戦もおぼろげに正体が見えてきます。イージスシステムを起動するとタイムマシンが使用できなくなり、世界は廃墟になるそうですから、これはおそらくUCから各セクターを切り離してスタンドアローンにしてしまうものと考えられます。そうすれば怪獣(おそらくウイルスのようなもの)からも隔離されますが、UCと隔離されることでUCが投影している町の住民は消滅し、世界は廃墟になる、ということでつじつまが合います。多分このまま放置して全てのセクターが消滅すると、UCは自動的にバックアップ(セクター0)から全てのセクターを再構成してループさせるんじゃないでしょうか。イージスシステムを起動するとループも生じなくなります(=タイムマシンが使えなくなる)から、「少なくとも私たちは寿命を全うできる」という森村の言葉とも整合します。ただそれで全てのセクターが壊滅すると文字通り人類絶滅なので、井田たちが反対しているのも分かります。

…自分で言ってて何ですけど、この仮設結構いいとこいってるかも。今後はそういう視点でプレイしてみましょう。次回は冬坂五百里編です。

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