266 冬坂による学校案内~271 テレビの上の黒幕(関ヶ原瑛編③)

ネタバレ注意!

今回は謎のイケメン・関ヶ原瑛編です。関ヶ原はいろんな時代でいろんなことをしているので行動原理がよく分からないのですが、①井田にそそのかされて森村を裏切り機兵のコントロールを奪った結果、2064年で人類を敗北させる②426に寄生された状態で東雲に追われる、③薬師寺から魔法の銃で狙われる、④記憶を失い、この世界を脱出する方法を探す、というのが概ね時系列に沿った彼の動きです。なるほどわからん。ちなみに今回は④のエピソードです。

266 冬坂による学校案内

1985年

前回五百里と会話したことで、どうやら彼女が自分に好意を抱いていることを理解した関ヶ原。ひとまず黒服たちもいなくなったようで一安心です。当初の目的通り、保健室に向かいましょう。すれ違ったウサミは関ヶ原に対して怪訝な目を向けますけど、ウサミとはこれまで接点かなったような…426事件の時はウサミは気絶して関ヶ原には会ってないはずだし。

267 おせっかい焼きの少女

保健室に潜入した二人は、森村先生の机をあさります。

そこには、関ヶ原が持っていたのと同じ薬の瓶、そしてその薬を投与された東雲、網口、十郎のカルテがありました。確かこの「経口NMC0204」ってナノマシンでしたよね。網口も投与されているのか。

そこに恵が入ってきて、関ヶ原に銃を向けます。彼女はその理由を「あなたに頼まれた」と説明しますが、偶然通りかかったウサミが仲裁に入ると去って行きました。恵に関ヶ原を撃つよう仕向けたのはしっぽですよね。しっぽ=426の可能性があるので、恵の言っているのはそのことでしょうか。あー謎の増えるスピードが速すぎる!

関ヶ原は、ウサミと以前会った時のことを思い出そうとします。

関ヶ原瑛編③エンド
「DD426」

1985年

再び繁華街に来た関ヶ原の通信機に、以前連絡してきた男から通信が入ります。どうやらこの男と関ヶ原は、森村先生のイージス作戦を阻止するために動いているようです。そして、この世界からの脱出を阻害しているデータユニットを破壊してほしいと依頼します。そのデータユニットは南奈津乃の周辺にある可能性が高いとか…ま、まさか奈津乃に手を出すとか許されませんよ!?

270 伝言ダイヤル

…とはいえ他に手がかりもないので学校に行ってみましょう。校門前でけなげに関ヶ原を待つ五百里を見た関ヶ原は、記憶喪失であることを正直に打ち明け、協力を要請します。

とりあえず森村先生の遺体のポケットに入っていた謎のメモを見せると、偶然通りかかったミワコが、「伝言サービスの番号ではないか」と教えてくれます。そんなサービスあったのか…yukkun20が子供の頃にはもう留守番電話もそれなりに普及してきていたので、使った記憶ないなぁ。

残念ながらなっちゃんはもう下校したようですが、十郎と薬師寺を見かけた関ヶ原は、二人の後を追うことにします。また狙われたらたまりませんし…

271 テレビの上の黒幕

とりあえず鞍部と薬師寺の愛の巣に潜入。くっ、またうまそうな飯を用意してもらってるなぁ。今度は先制とばかりに薬師寺に銃を向けて情報を引き出そうとしますが、鞍部が割って入ります。

その鞍部もフェイザー銃で黙らせたところ(スタンさせただけです)、突然現れた猫が状況を説明しはじめました。

猫の説明は抽象的すぎてよく分からないんですけど、関ヶ原は機兵に乗る資格があったにもかかわらず戦いから逃げ出し、しかし翻意してしっぽに再エントリーさせて欲しいと泣きついたみたいです。しっぽはその願いを叶えるために、薬師寺の魔法の銃でナノマシンを撃ち込もうとしていた…みたいな感じ。

そこへ三浦が飛び込んできます。彼の顔を見た関ヶ原は、過去のことを思い出します。


268 敷島SXR-NR

再び駅前繁華街。フェイザー銃を見ながら状況を整理していると、警察官に職質されてしまいました。そりゃそうだ。

警察を撒いている間に、以前森村先生が死んでいた場所にたどり着きます。そういえば、当時ポケットに入っていた謎の鍵があったっけ…よく見るとエンブレムにボタンが付いています。

…まあRPGじゃないし、スイッチ押したからって「どこかでみずのながれるおとがした」にはならないですよね。

バイクが勝手に走ってきたー!鍵もぴったり。なんというRPG的展開。記録されていた走行ログから、かつて自分が度々訪れた場所へ向かいます。

その途中、バイクに自分が残した記録を発見できました。そこには記憶を無くす前の自分が「2188年の記憶データを手に入れ、森村千尋のイージス作戦を阻止しろ」「冬坂五百里と森村千尋は同一人物である」というメッセージがありました。自分が記憶をなくしたあとに備えておくなら、もっと具体的でわかりやすいメッセージ残しておけっての。

269 失ったはずの記憶

たどり着いたのは、沖野が根城にしている廃工場でした。そこにいたのは比治山と沖野…関ヶ原にとっては知らない顔です。しかし二人は関ヶ原のこと、そして彼が記憶を失いかけていたことを知っていました。沖野の顔を見ているうちに、関ヶ原の記憶もよみがえってきます。

関ヶ原瑛編③エンド
「セーブ&リコール」

結局関ヶ原の謎が深まっただけのエピソードでしたね。どうやら箱舟計画は、イージス作戦を実行してでも続行しようとする森村派と、イージス作戦を止めて世界をリセットしようとする井田派が存在しているようです。この世界が現実だとすると、「リセット」っていうのはよく分かりませんが…もしかするとどこかに人間の人格が保存されていて、それを肉体にインストールしてシミュレーターみたいなことやってんのかなぁ。そうだとするとリセットとはつまり…

考えるのよそう。

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