033 皮を被ったドロイド(関ヶ原瑛編③)

033 皮を被ったドロイド

2104年 回想

関ヶ原がたどり着いたのは何かの研究施設の廃墟。そこに残されたデータから、自分が40年後の2104年に転移してきたことを知ります。ここは2100年に網口がウサミドロイドを作ってた場所ですよね。どうやら地上は放射能の嵐で壊滅し、地下にあった研究施設だけが残されているみたいです。今はドロイドは一体もありませんが…

部屋を調べていると、突如稼動したアンドロイドに襲われますが、謎の少女が助けてくれました。心なしか台詞も男前に聞こえ…いや、完全に男前口調だこれ。

彼女の話によると、関ヶ原は「コードDD426」に冒された状態で、機兵と共にここへ転移させられたようです。と言っても転移作は未設定だったので、ここに来たのは偶然…というか事故のようですね。コードDD426は、脳内のナノマシンを無理矢理引き剥がす作用があり、頭痛、記憶喪失、廃人化などの症状が出るとか。怖すぎる。

ウサミロイドは、廃人化を引き延ばす薬と引き換えに、転移装置でここから連れ出して欲しいと取引を持ちかけます。関ヶ原に選択の余地はありませんでした。

関ヶ原瑛編③エンド
「DD426」

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