プレイ日記#25 第7話その2

第7話動き始める刻(続き)

セナ目覚めるシャナイア

場面は、シャナイアの過去に映ります。シャナイアはリイドの本家筋に産まれながら、飛び抜けて優秀ではなかった(といってもウロボロス候補生8位なので、相当優秀ですが。なおゴンドウは1位である)ことで母親からさげすまれて育ったみたいです。毒親か。父も姉テイアニアも優秀だったから余計劣等感を感じてたんですね。

そんな彼女は、エックスの手により、メビウスとして覚醒しました。エックスは「念願のメビウスになれた気分はどう?」とか言ってますけど、シャナイアは別にメビウスになりたかったわけではないのでは?(シャナイアは再生できる存在になりたかったはず)なんで誘いに乗っちゃったんでしょうか。やっぱSの席が空いていて据わりが悪いとZに熱心に勧誘されたのだろうか。

セナシャナイアの回想

セナ火急

友人であるゴンドウも、リイドのしがらみは捨ててしまえ的なことを言うばかりで彼女の支えにはなってくれず、シャナイアは孤独を募らせていました。

回想終わって現代。そんなシャナイアが、シティーを襲撃したという知らせが入ってきます。友達だろうとなんだろうと、メビウスは乗り越えなければいけません。というかロストナンバーズは弱すぎませんかね…。仮にも急襲部隊で一時エヌを足止めするくらいの奮戦を見せたのに、シャナイア一人に壊滅状態とは。

…と思いましたが、シャナイアは、人の時を止める能力に目覚めちゃったみたいです。それはさすがに反則だろ。やられた人はただ時を止められただけで、死んでいるわけではないようです。今は元凶のシャナイアを探しましょう。

セナシャナイアとの戦い

おいおい、時止め能力でそれが出来るのは反則だろ。というか時を止める能力を持っているやつに全員固まって接近するのはさすがに作戦ミスのような気がする。まとめてやられないように隊を分けておき、敵の意識外から奇襲をかけるべきだったのでは。

めっちゃ調子に乗ってますけど、それだけの力はあるよね。あのDio様ですら時止め能力に目覚めた時は調子に乗ってたからな。

ノア君のラッキーセブンでメビウスの大概の攻撃には勝てる説。

セナは、世界を壊したいなら、まず自分が変われば、世界の方から壊れていくと反論します。

ゴンドウ相変わらず煽りスキル高いな。ゴンちゃんは戦闘員としては有能なんですが、ぶっちゃけ指揮官には全然向かないタイプだと思うわ。

セナシャナイアの描く世界

シャナイアは敗北を認めず、素手でゴンドウに殴りかかりますが、ゴンドウのクロスカウンターにコアを砕かれてしまいます。
このシーンのアクションいいよね。ゼノブレ1の巨神と機神の戦いのような勢いがあるわ。

敗れたシャナイアを優しく抱き留め、ゴンドウは自分の素直な気持ちを語ります。

シャナイアは絵の才能に溢れた少女でした。ヨランと同じく、この世界ではその才能は評価されず、しかしゴンドウはその才能を誰よりも評価していました。

そして生前の父も、その才能を愛してくれていました。
ゴンドウの言葉に、自分が持っていたものは、親から生まれた存在だからこそ持てたものだということに気づいたシャナイアは、満足した様子で、光の粒子になって散りました。

ゴンドウの言葉も足りなかったけど、シャナイアも必死で周りを見る状況がなかったんでしょうね。yukkun20はヨラン同様シャナイアにもあまり感情移入できないのですが(とくにシャナイアはやらかしがひどすぎるからな)、それでも母親を殺すことが出来なかったあたりに、彼女の葛藤が感じられるような気がしました。

こいつが諸悪の根源ですよね。果たしてこんな親でも、親がいることは幸せだったのか。

親と子であるだけでそれが幸せにつながるわけではない。それをしったセナはショックを受けますが、それでも希望は残りました。
まあモニカもいい感じに締めたけど、ゴンドウがやらかしたこと(ウロボロスによる潜入作戦と、エムから託された鍵を継承するという役割の両方を感情的な理由で失敗寸前に追い込んだこと)を考えるとまあいろいろ思うところがあるんでしょうね。

というわけでサイドストーリー・ゴンドウは完結です。…え?これセナのサイドストーリーだったの???完全においしいところ持っていかれてるじゃん!

モニカ思いの丈

保守派の代表格・ギャレットは、ウロボロスとシティーとの共闘を決めた元老院の決定が気に入らないようです。別にこの人も悪い人じゃないんだよね。ウロボロスの策が失敗した場合に備えて、消極策も走らせておく必要がありますし。プライベートでも、ロストナンバーズに入ろうとする娘の決意を認める度量もありますし。

 

一方ギャレットに食ってかかっていたジャンセンらウロボロス候補生達は当然モニカ寄りですが、彼らも彼らで独自の計画を進めている感じもあります。

モニカは過去を語り始めます。夫が死に、シティーの長老を継いだその日に、モニカは自分の子供ですら戦場に送る覚悟を決めました。それが彼女が選んだ生き方。ギャレットは自分の家族(彼も娘がいます)を最優先に考えているため、モニカのやることに納得できないのでしょう。

ユーニはさらっと鋭いところを突くな。モニカは、長老であれば自分の娘だけ特別扱いをするわけにはいかないと言います。しかもゴンドウは同世代の中で一番才能のある若者ですからね。当然最前線に立つことを期待されてますし、確かに戦わせないという選択肢はないか。

そう話しているうちに、ジャンセン達が無許可で輸送機を持ち出したという知らせが届きます。シャナイアのこともありましたし、単に守勢に徹するだけだと内部崩壊に弱いということに気づき、独自に行動を起こしたのか。ギャレットは、失敗しないように導くことが大人の役割だと言いその考えを否定しますが、モニカは自分たちの考えを押しつけるだけではダメだとギャレットを諭します。若者の失敗をフォローするのも大人の役目でしょと。その言葉に、ギャレットも思うところがあったようです。

別の情報筋によると、彼らはコルヌ島に向かったようです。そこは14年前にモニカの夫が命を落とした危険な場所。急いで向かうと、やはりモンスターに襲われているところでした。つーか最精鋭なのに野良モンスターに追い詰められるとはちょっと情けないぞジャンセン。つーかジャンセンは初登場でノア達に絡む、収容所潜入作戦ではあまり役に立たない、とちょっとかわいそうな役回りですね。

無事モンスターを倒してお説教タイム。
いやいや、話し合いを一方的に拒否してこっそり行動を起こしたのに何その言い草。つーかギャレットに相談しておきながら指揮官のモニカに相談せず暴走ってどっちが信用してないんだよ。軍隊甘く見すぎだろ。

まあジャンセンは兄嫁だったモニカに惚れて、信頼できる男だってところを見せたかったのか。このゲームではほとんど見なかったストレートな告白でした。そういうことならある意味納得だわ。ただモニカさんとは歳の差がな…(モニカは33歳。ジャンセンは22歳。ちなみにゴンドウは18歳←え?)

告白だ告白だと盛り上がるウロボロス候補生達と、告白ってなあにのウロボロス達の対比が面白いですね。愛を知っているミオちゃんだけ冷静。

戦いが終わったら返事聞かせてくださいと、がっつり死亡フラグを立てたジャンセンの今後が心配ですw

ユーニもよく分かってないけど、それでもかつてモニカから贈られた言葉で逆に彼女を励ますのでした。6人の中では彼女が一番大人だよな。ミオちゃんは大人って言うか、エムの影響で達観しているところがあるから別ですけど。

ゴンドウ遺言

母親がロマンスにもまれる一方で、浮いた話一つないゴンちゃんのエピソードです。ロストナンバーズの兵が、巨大なモンスターに襲われたという報告がゴンドウの元に上がってきました。しかもそのモンスターは、逃げる兵達を追跡せず、見逃したとか。なんでゴンちゃんにはこういう血なまぐさい話ばかり回ってくるんだ。

まあこの性格のせいだなw
さて、噂の巨大モンスター…竜かな?キングコングかな?巨大蜘蛛かな?

しかもよりにもよってターキン(多少知能のある七面鳥)かよ!?

これだけ盛り上げたからには相当でかいやつが出オチで登場するんだろうな…と思いましたが、思った以上に中途半端な大きさでちょっとしょんぼり。

ごもっとも。つーか普通に論破された。

というかどっちかというと向こうの方が正義側じゃないですかね。

なんか毎回6人+1人がかりで執政官を殴っているこっちの方が悪い気さえしてきた。しかも家族のためとか完全に泣かせに来ている。

そうこうしているうちに、ターキンにやられたケヴェス兵が戻ってきました。まあこっちも言い分は分かる。でもウロボロスチームは基本、どっちが正しいか分からない時は、先に助けを求めてきた方を助けるスタンスなので。ごめんね。○(#゚Д゚)=(  #)≡○)Д`)・∴’.

子供たちはなんとか助けましたが、デカターキンの方は致命傷を負っていました。

デカターキンは、争いのない場所へ子供たちを連れて行ってやってほしいとゴンドウに頼み込んで、息を引き取ります。

子供たちは、結局ゴンドウが引き取ることになりました。ぶっちゃけ行き先は最前線なので「争いのない場所」かどうかはよく分かりませんが、今できるのはこれだけです。しかし2では食中毒騒ぎとか婚約者捜しとかろくでもない事件に巻き込んでくれたターキンが、こんないい話をもってくるようになるとは。ぼくは感動を禁じ得ない。


シャナイア関係にもけりが付きましたね。正直これをゴンドウの覚醒クエストにして、セナはセナで何か別のエピソードを当ててほしかったかも。セナとシャナイアの因縁はそんなに強くないですし、そもそもシャナイアとセナってあまり似てない気がするんですよね。セナは確かにミオに劣等感を感じていたけど、だからって卑屈になったりはしてなくて、食事を真似していたのも、憧れている子にちょっとでも近づきたいっていうファン心理ですよね。最終的には同じ小隊に配属され、同じ立場で頑張っているわけだし。だからシャナイアがあそこまでセナに怒りを感じる気持ちもいまいち伝わりづらかった気がします。

モニカの覚醒クエストは逆に面白かったです。ゼノブレイドシリーズは恋愛要素が基本的に薄目ですけど、今作は世界設定上ほとんどないですからね。そんな中で、パーティの中でもトライデン、グレイに次いで年長者の(リクとマナナは知らないけど)モニカにこういう役が当たったのはちょっと意外でした。

 

 

01在りし日のコロニーシータ

アシェラコロニー11・解放

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うん これエピソードゴンドウだよな・・でもモニカとゴンドウみたいな みんなを引っ張れるような奴かっこいいと感じます
だからこそシャナイアの葛藤があったわけですが
たぶん開発者としても一番掘り下げの難しいキャラクターだったと思います
ランツとのコンビもあまりもの感がありますし 何より因縁になるようなメビウスもいないんですよね・・

セナはナギリのエピソードにも絡んでますけど、あれも執政官はあっさり風味だからなぁ。

しかしこの世界の人間は当たり前のように 脳内通信してますけど
これなんなのでしょう・・? この能力に関して全く説明がないのですが
何か見逃しているのでしょうか・・?

瞳の機能だっていうだけですね。戦争を効率的に出来るよう、ゼットがわざわざ搭載してくれた機能だと脳内補完してます!

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