テイルズ オブ アライズ プレイ日記07

第3部 メナンシア編

04 ザァレを待ちわびて

唐突にサブタイトルに「ザァレ」という単語が出てきますが、これは件の黒猫のことです。前回説明を挟む暇がなかったのですみません。

さて、街に戻ると、決起軍(金砂の猫)のメンバーであるラギルから、古びた腕輪をキサラに渡してほしいと頼まれます。彼女はキサラの幼馴染みらしいですね。

腕輪を受け取ったキサラは、それが兄のものであることに気付きますが、その真意はつかめていない様子。しかしこのミキゥダにせよキサラにせよ、ここでの対応はなんだか中途半端な気がしますね。ミキゥダはキサラを抱き込めば容易に目的を達成出来る(テュオハリムに危険を伝える)でしょうし、キサラもミキゥダを信じるならそうすべきでしょう。信じないなら通報すべきでしょうし。双方には何か意図があるのかも知れません(まあキサラは肉親の情があるから対応を迷ってるのかも知れませんけど)。

だからミキゥダを信じるって、格好いいこと言ってるけど、がっつりメネックに裏切られましたよね!?

05 領将に目通りを

さて、いよいよ決行日の朝。ラズゥム採石場(奥まで入れなかった採石場です)の視察に来ていたテュオハリムの元に、ミキゥダはアルフェンらと共に堂々と近づいていきます。

ミキゥダはテュオハリムに、この採石場の奥にある施設を見てほしいと陳情します。側近ケルザレクは反発しますが、テュオハリムはその進言を受け入れました。そして護衛としてキサラが同行してくれます。

パーティが5人になったので、戦闘メンバーを決めなければいけませんね。

  • アルフェン→主人公で操作キャラなので外せない
  • シオン→唯一の回復役なので外せない
  • リンウェル→唯一の術師なので外せない
  • キサラ→このダンジョンはキサラ接待と思われるので外せない

すまん…ロウに外れてもらうしか。というかこういう場面って、主人公のポジションが被ってる前衛は絶対割を食うよな。

キサラはカウンターをメインに戦うキャラみたいですね。あのでかい盾は伊達じゃないってことか(たてだけに)。シリーズ全体でも、盾をきちんと装備して使っているキャラは珍しいですよね。エステルとフレンくらい?ちなみにキサラの盾もシオンの銃と同じく、転送術で呼び出しているわけですが、必要な星霊力は盾自体に組み込まれているので、ダナ人も使えるようです。

06 地底行

扉の先は採掘場のはずですが、そこにはオートメーション化された石切り場があるだけで、労働者は一人もいませんでした。おまけにズーグルがうろうろしている始末。色々疑問はありますが、一行はそのまま最奥を目指します。

しかしこのダンジョン(に限りませんが)ビジュアルがすごいですね…見ているだけで、奴隷労働の過酷な日々を想像させるようになっています。今作は本当にグラフィックがすごい。

たどり着いた最深部には、地底に似つかわしくない美しい湖が広がっていました。…が医療施設はどこにもありません。しかし、確かにここには大勢の人が運び込まれていたはず。

ミキゥダは、目の前に広がる湖そのものが、かつて人間だった者、つまり虚水だと言います。そのあまりの事実に、虚水の正体を知っているアルフェンたちは言葉もありません。

しかしテュオハリムはその言葉をそのまま信じることは出来ません。ミキゥダは自分の言葉を信じてもらうため、ヘルガイの果実を口にします。そしてテュオハリムに、この世界で何者かが進めている陰謀を食い止め、理想の世界を実現してほしい…草言い残して、ミキゥダは虚水と化してしまいました。

ここに来るまで、ミキゥダが何度か遺言めいていたことを言っていたので、多分子抜きなんだろうなとは思ってましたが、この展開は予想の範疇外でした。いくらダナ人に同情的とは言え、領将を引き抜くには並の説得じゃ無理だと思ってましたが、ここまでやるとは…

ミキゥダだったものにすがって泣くキサラ。その鳴き声がテュオハリムのトラウマを刺激し、主霊石が暴走し始めます。

Lv.24 領将テュオハリム・イルルケリス

開戦と同時に長い詠唱に入り、秘奥義を放ってきます。しかし発動してからの連続回避で十分対応出来るので、詠唱中は気にせず殴りましょう。

その後は、広範囲の近接技で攻めてくるのと、しばらく苦しんで動きが止まるのと両方を繰り返します。近接技の当たり判定はほぼ360度で、近づくとすぐブレイクさせられるので、基本的には攻撃中は周りに張り付いて連続回避、動きが止まっている時に攻めましょう。

1/4ほど削ると暴走して金色のオーラをまとい、4連続の突進を繰り出しますが回避で避けられます。しばらくするともう一度繰り出してきますが、今度はキサラのカウンターが決まって長時間動きを止められます。

HPが残り僅かになると秘奥義を連発してきますが、発動後にフィールドの外側をグルグル回避していれば問題ないので、むしろ安定します。

なんとか暴走を止め、テュオハリムと主霊石を引き剥がすことに成功しました。

テュオハリムは、望みもしない領王戦争に巻き込まれ、旧友を殺したことがトラウマとなり、自分の周りに死や悲鳴や苦痛があるのに耐えられなくなった、と心中を打ち明けます。つまり共存は、目的ではなく手段だった…と。

それを聞いたキサラは激昂してテュオハリムを殺そうとしますが、アルフェンが思いとどまらせます。テュオハリムは茫然自失のまま去っていきました。

さすがのシオンも空気読んだな…てっきりシオンもテュオハリムを殺そうとするかと思ったのですが。

07 叛逆者ケルザレク

ひとまず街に戻ったアルフェン達ですが、今度はケルザレクが反乱を起こしたという知らせが入ってきます。テュオハリムもいない、レナ人も本心では共存を望んでいない…キサラは自分の夢の終わりを悟って愕然とします。

アルフェン格好いい…このパーティは本当アルフェンあってだな。

そうだよ、確かにダナ人と共存しようとしているレナ人もいました。この町に来て僅かな時間しか過ごしていないアルフェン達ですらそれを見てきたわけですから、キサラが知らないはずがないですもんね。

急いで宮殿に向かいましょう。連携の崩れたレナ人などこっちの敵ではないわ!なおアルフェンとロウは純粋な正義感だと思いますが、シオンは領将の首を取ろうとしているのでこっちも実は一枚岩ではないw

さて、ケルザレクは宮殿に立てこもっているという話ですが、それにしては入り口に見張りすらいません。いくらレナ人が少数派と言っても不用心すぎませんかな。聞けばケルザレクは武術も星霊術も大したことないとか。これまでのボスと違って顔面に威圧感もないし、突入突入!

まあおっさんのいうことはわからないでもないです。レナ人である以上、領将を王にしてあとで甘い汁を吸いたいと思ってるに決まってるのに、その領将が王になる気がないんじゃ、モチベーションも維持出来ないでしょうね。正直今までテュオハリムに対する不満が噴出してなかったのが不思議なくらいですし。

とはいえあの湖を見た以上、同情はしませんよ?

ケルザレクは、ベノムリザードをけしかけてきます。このトカゲ、なんと透明になることが出来るというスーパーな能力を持っている、出来るヤツです。…なぜ透明のまま奇襲せず、姿を現してから襲ってきたし?

Lv.24 ベノムリザード

しっぽが弱点なのと、主に前方に攻撃しかしないことから、しっぽにターゲットして背後に回り込むように攻めましょう。フィールドの端に陣取ることが多いので背後に回るのも一苦労ですが、側面にいるだけでも違うはずです。ただし周囲に毒を吐く攻撃だけは大ダメージを喰らうので、緑色の霧が漂いだしたらすぐに離れること。

HPを1/2にすると雑魚を呼び出しますが、弱いので落ち着いて処理。ボスは大きく叫んでからの突進を繰り出すようになりますが、突進はキサラのブーストアタックで止められます。術はリンウェルのブーストアタックで止められるので、逆に安定すると思います。

ケルザレクは破れかぶれの攻撃を仕掛けますが、突如現れたテュオハリムがそのナイフを弾き飛ばします。テュオハリムはヘルガイの果実の生産拠点を潰してきてたみたいです。おまけにダナ人と、レナ人の共存派と、金砂の猫を束ねて王宮に攻撃を仕掛けていたとか、立ち直りが早すぎる&行動力ありすぎるだろ…!

ケルザレクはミハグサールの領将(※未登場)と裏で手を結んでいたみたいですね。ダナ人を殺していた理由はよく分かりませんが…(アレなら普通に殺していた方が、星霊力の回収量も落ちてよかった気がする)テュオハリムはケルザレクを処刑せず、国から追放します。

アルフェンの言うとおりだと思います。思想も大事ですが、領将として大事なのはなにを成したかではないでしょうか。それが個人的な理由によるものだとしても、それで行ったことの価値が下がるものではないと思います。

そしてテュオハリムは、たとえレナ本国を敵に回そうとも、この領王戦争という仕組みを終わらせることが、自分に出来る償いだと言います。

なんというイケメン。これはまさに王の器。

アルフェンの誘いに、テュオハリムも応じてくれました。これで6人揃ったー!と思いきや、キサラが消えてしまいました。シオンは先を急ごうと言いますが、最後に別れの挨拶くらいしたいですよね。

08 理想のために

国は一時的に混乱しそうですが、レナ人とダナ人の関係は壊れませんでした。この国の人たちならこの苦難もきっと乗り越えられる…アルフェンたちはそう信じて旅立とうとします。

この国の主従はいちいち格好いいな。

キサラは、与えられた理想郷を受け入れるだけではダメだったのだと独白します。

ジルファもそう言ってましたね。他の人から与えられたものを何の考えもなく受け入れるなら、それは奴隷と変わらないと。

キサラはテュオハリムにこれまでの感謝を述べますが、主従関係については解消します。テュオハリムも領将ではなく一人の人間として、それを受け入れ、お互い自分の理想のために戦うことを誓いました。一行は次の国「ミハグサール」に向かいます。トロフィー「自由への同志」取得。

あと街道に出ると、釣りが出来るようになりますね。連打ゲーかと思いきやなかなかの本格的な釣りゲーで驚きました。でもシオンは先を急いでいるし…(/ω・\)チラッ

お許し出ましたー!トロフィー「グッドアングラー」取得。


仲間が6人揃いましたね。まだまだ人間関係はぎこちないし、シオンとリンウェルの真の目的も謎ですが、少し賑やかになってきたのはいいことです。

テュオハリムのエピソードは、色々考えさせられるものでした。テュオハリムは、自分のためにやったことだと卑下していますけど、ダナ人を喜ばせたいという心があったのもまた事実なんですよね。キサラは兄を失った衝撃から一時はテュオハリムの独白を裏切りだと断じていましたけど、最後は和解出来てよかったです。

さて、中盤でキサラが加入したので、ブーストストライクが4種類追加になりました。

アルフェンとのブーストアタック。

こっちはシオン。

そしてリンウェル。

ロウとのブーストアタックは演出が早すぎて未だにいいスクショが手には入らないので次回以降に…

 

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ついに6人そろいましたね
キサラの怒りはわからんこともないでんですよね 目の前で兄が死んで それに託された男がヘタれたらなぁ・・と
しかしこの辺声優さんの演技で見入ってしまった・・
アルフェン 立ち回りが大人で 安心できるよな

池澤さんの声が、普段はすごく大人びているのに、あのテュオハリムに食ってかかる時だけ、少女のような声色を帯びていて、やっぱりプロはすごいなーと思いながら聞いていました。
> アルフェン 立ち回りが大人で 安心できるよな
このパーティの「重心」ですよね。

肉親の兄が信念に殉じたのならまだしも建前に殉じたとあればやはりあの激怒はわかってしまうんですよね。
結局今のままだと一時かつ身の回りだけの善政だということもわかってしまいましたし
テュオハリムとしてもそこまでする気はなかったのに、理想を本当に信じて命をとして守ってくれる人がいた
流れ的に2人が受けたものは不幸ですが、幸運なのはアルフェンの存在でしょうか。精神的に救ってくれました。すきなシーンです

話の流れと全く関係ありませんが最初にテュオハリムの名前出た時覚えれるかあ!ってなった感想
実際は三回目くらいの登場シーンで覚えてしまいました。人間の脳って不思議です

個人的には、メナンシアのダナ人は、これが一時的な平和だと気付いてたと思うんですよね。恒久平和を実現するにはどう考えてもテュオハリムが王になって体制を変えるしかないはずなのに、テュオハリムはそんな感じじゃないですし。その考えを変えるために兄は命を賭けたはずで、そういう意味では兄の死は無駄になってない…と思うのです。とはいえアルフェンの怒濤のフォロー能力は本当すごいですよね。彼だけ年齢が秘密になってますけど、何歳なんだろ。
> テュオハリムの名前
実際にキャラの声で名前を呼ばれると、脳が覚えてくれやすいですよね。

しかし 最初に出てきたティルザって子なんですけど かわいいと思ったのに
サブキャラクターですらなかったのが地味にショックでした

サブイベントに出番があるとか…

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