2022-04-05

名作ADVの続編「Return to Monkey Island」の制作が発表!

まじかよ…もう21世紀が始まって20年以上経つんだよ?

あの名作ADV「Monkey Island」の続編が発売されるそうです!

…若い人置いてけぼりですねそうですね。「Monkey Island」は、あのジョージ・ルーカス率いるゲーム会社「Lucus Film」が1990年に発売した、ポイント・クリック型のADVです。…ポイント・クリック型ADVの説明が必要?「話す」とか「拾う」とかのコマンドをクリックして、それから対象物をクリックすると、キャラクターがその通りの動作をします。それでフラグを立てて進んでいくタイプのADVです。…知ってる人はシュタゲ8bitを思い描いてください。あれの改良版です(シュタゲの方はそもそもコマンドをキーボードで入力しなければなりませんでしたが、モンキー・アイランドはデフォルトのコマンドから選択するので、マウスのみでプレイ可能)。

物語は、海賊志望の主人公ガイブラシ・スリープウッドが、海賊の入団試験を受けているうちに、幽霊船騒動に巻き込まれて…という感じです。といってもギャグテイストです。例えば船のクルーに用心棒が必要ということで、剣豪を仲間にすることになります。剣豪は剣の腕で勝たないと認めてくれません。ADVゲームでどうやって戦うかというと、口げんかです。つまり口げんかでうまく相手を追い詰めた方が勝ち。相手が「おむつは取れたのかい?」と聞いてきたら「なぜだ?貸してほしいから?」と返し、「畑を耕しているときの腰つきだな」と言われれば「イモが相手だからちょうどいい」と返すのだ!(どんなゲームだ

↑このサイトにかなり詳しい情報が載っています。

…とこんな細かい点まで覚えているのには訳があります。

yukkun20が幼い頃、父親が初めて家庭用PCのFM-TOWNSを買ってきました。その時父は、「これからはパソコンの時代だから、子供たちにもパソコンに触れさせたい。といってもいきなりパソコンに興味を持てと言っても無理だろうから、まずはゲームをとっかかりにしよう」と考え、パソコン雑誌をいろいろ読んで検討した結果、このゲームを買ってきたわけです。yukkun20はまんまと策にはまりました(その後のyukkun20の人生を見るに、これは失敗だった気がしないではないですが)。よってyukkun20が生まれて初めてプレイした家庭用PCのゲームがこれという事になります。なのでこのゲームのことは強烈に印象に残っているのです。

しかも難易度が絶妙でした。確かに理不尽な謎もあるんですけど(番犬を眠らせる方法とか)、考えれば最終的には解けるようになっています。当時は攻略本も攻略サイトもない(というかインターネットが一般的ではない)ので、パソコン雑誌に載っていた攻略記事を読み込んでました(ヒントしか記載されてない)。最後の最後で錠を溶かすためのアイテムが手に入らず詰んでしまい、攻略情報が載っているとされていたニフティフォーラム(今で言うSNSのはしり)にどうしてもアクセスしたくて、父にインターネット環境をおねだりしたりもしました(ダメでしたけど)。結局その謎は解けず投げてしまったのですが、数年後プレイを再開したらあっさり解けたりしたのもいい思い出です。

大人になってからもどうしてもあのゲームがしたくていろいろ探したのですが、プレイ環境を整えることはできませんでした。英語版だけは手に入ったので、それをプレイしたりもしてたんだよな。なんせゲームの内容は丸暗記していたので、英語でもあまり支障はなかったのである。

そうこうしているうちにSteamでの配信が決まったときはうれしかったなぁ…

まさかおま国とは思わなかったよ…というかいつか日本語訳が出ると信じて生きてきたのに、配信から10年以上経っても日本語化されてなくて絶望した!

この機会に、2も含めて日本語化してください…お願いします…誰に土下座したらいいの…もし1が日本語化されたらプレイ日記必ずやるから…

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