101 適合者(郷登蓮也編①)

ネタバレ注意!

101 適合者

2025年 最終戦数週間前

1945年で千尋を拉致し、1985年で三浦を退けた郷登は、この時代に千尋を匿っていました。ここで千尋の正体が明かされます。

森村は元々機兵を操縦できる適合者だったのですが、ループが発生した時に適合者の能力を失いました。元に戻ろうと肉体のコピー(千尋)に自分の意識をダウンロードする実験を行ったようです。しかし失敗したため、そのクローンの記憶を封印し、1940年の三浦家に養女として預けました。本体は1985年にいる森村先生なのですが、彼女の行動は明らかに当初の機兵計画に反しており、何者かに意識を乗っ取られているのではないかと郷登は推測してます。郷登はその森村の姿に危険性を感じ、1945年にいた千尋を連れ出してその記憶を呼び覚ましたんですね。二人はひとまず落ちついたところで話をするため、1985年に戻ります。

なんかこうやって記憶のコピーや改変が出来るようになると、人間としての自我とか存在意義について疑問が出てきて怖いですよね。自分の記憶にある出来事すら、本当の出来事なのかどうかが分からなくなるわけですから。

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