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#37 ネオ皇帝

これまでのあらすじ

やっぱりありません。

ストーリー

 ノーチラス号を始末した空中戦艦の一室にナディアは監禁されていた。そこにガーゴイルが現われ、ネオ皇帝の前に連れて行く。ネオは自らネモから奪ったブルーウォーターとナディアのブルーウォーターを一つにし、その力で海底に沈んでいたレッドノアが目覚めさせるのだった。
 一方、ノーチラス号はアトランティス人が作った地下の弾丸トンネルを通って死地から逃れていた。浮力を失った旧ノーチラス号が助かったのも、海底潮流に流されてここにたどり着いたからだという。そんな中、エレクトラはジャンにノーチラス号の真の姿を明かす。それは古代アトランティス人の使用していた宇宙船だったのだ。そのことを知って驚くジャン。今やレッドノアに対抗できる力はこれしかないのだ。
 そしてガーゴイルはナディアに、エレクトラはジャンにさらに驚くべき事実を語り出す。なんと、人類そのものがアトランティス人の下僕として猿から進化させられた種だという。そしてネオとガーゴイルは、愚かな人類を導くのがアトランティス人の務めだと語る。押し問答の末にナディアはネオが自分の兄だと気付くが、その計画に協力することは到底出来ない。
 パリ上空に現われたレッドノアは、ネオ皇帝の名の下に、全人類に服従を呼びかける。その証としてまずイギリスを明け渡し、エッフェル塔に白旗を揚げるのだ、と。そして見せしめにバベルの光をドーバー海峡に撃ち込む。
 N−ノーチラス号もいよいよ最後の対決に赴こうとしていた。ネモは一人で行こうとするが、ほとんどのクルーがネモと行動を同じくした。ジャンたちもマリーとその保護者としてエアトンを下ろし、共にガーゴイルと戦うことを決意するのだった。
 次の日、エッフェル塔に白旗は上がっていなかった。ロンドンに向けてバベルの光を放つレッドノア。しかし、ノーチラス号の主砲がその企みを打ち砕く。いよいよ最終決戦が始まろうとしていた。

みどころ

【墓など生きた人間にはなんの役にも立たん】
 この言葉はある意味真理ですな…だけど
【つまりガラクタだ】
 これは極論。
【船が、空を飛ぶんですか…? by ジャン】
 あんたさんざん空中戦艦見てるでしょ!
【オルフェウス型大型縮退炉】
 誰か詳しい人解説よろしく。
【縮退炉に勝てるのは縮退炉だけです】
 毎度おなじみの理論。これを真実にするところが主人公サイドの特権か。
【ナディアの新コスチューム】
 本人は恥ずかしがってますけど、今までの服よりよっぽど露出度が低いです。
【最初の人間アダム】
 旧約聖書に出てくる神によって創造された最初の人間のこと。エヴァンゲリオンでもこの名前は登場しますね。
【ナディア…悲しいことを言うものではない】
 #20でネモも言っていた言葉。
【13年前のあの日、私が君を助けたのだ】
 この辺がよく分からないんですよね。当時はブルーウォーターを転移させることもかなわなかったネオがどうやってナディアを救ったのか。
【エッフェル塔に白い旗】
 別の意味で意味不明。なんでイギリスに降伏を呼びかけておいてエッフェル塔なんだよ。まさか近かったから…か?
【カトリィヌ改造】
 科学部長の出番終了。このあと、ちゃっかり船を下りてます。
【ガーゴイル様の新コスチューム】
 正直、そのヘルメットはどうよ?前のほうがかっこよかった…
【主砲がミカエルを破壊】
 光速で飛行するバベルの光に追いつく主砲ってなんだよ!

次回予告

ジャン「ブルーウォーターの力で甦ったレッドノアに、N−ノーチラス号は全力で突っ込んだんだ!」
ガーゴイル「ネモめ、自殺するつもりなのか!」
ジャン「体当たりでレッドノアのバリアーを突破したN−ノーチラス号から飛び出したのは、お馴染みのグラタン!いよいよ最後の決戦が始まるんだ。ナディア、きっと助けにいくからね!」
ガーゴイル「次回第38回『宇宙へ…』お楽しみに」