2013-09-19

ドイツ旅行8日目 たまには人と会話しながらの食事もいいものだ

時刻 旅の日記 写真
06:45 起床。昨日はしっかり眠れましたが、なんとなく部屋が寒い。毛布もう一枚お願いします、というメモをチップと一緒に枕元に残しておきました。携帯に入れていたドイツの会話集が初めて役立った。  
08:00 ミュンヘン中央駅の東にあるカールシュタット(デパート)前のバス停に集合して、「ノイシュバンシュタイン城とリンダーホーフ城日帰り観光ツアー」に参加します。ツアー参加者は僕を含め6人。ノイシュバンシュタイン城はともかく、リンダーホーフ城はかなりアクセスが不便なところにあるので、ツアーに参加することにしました。日本語のガイドさんも一緒なので安心です。僕の長年の経験から言って、田舎に行くときは格好つけずにツアーに頼るべき。  
08:45 バスが出発。ガイドさんも明るい感じの日本人の方で安心しました。いろんなツアーとの乗り合いなんですが、60人ほどの乗客のうち4分の3くらいが日本人。なおこのツアーは当日参加も可能のようですので、興味のある方は集合場所の案内板をご覧ください(たぶん日本語ガイドは事前予約が必要)。  
10:15 リンダーホーフ城に到着。ノイシュバンシュタイン城と同じく、ルードヴィヒ2世が建設した3つのお城のうちのひとつです。こちらは実際に居城として使われたこともあって、比較的実用的なつくりになっています。3面が鏡張りになっていて、無限の空間を演出している「鏡の間」は必見。なお内部は撮影不可なので写真はありません。
人数が多いと、日本語の解説も聞けます。オーディオガイドではなく、部屋に置いたスピーカーからアナウンスを流す形式なので、たぶんグループ全部が日本人とかじゃないとだめなんじゃないかと。
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11:15 ここでは買い物の時間はなく、見学が終わるとすぐバスに乗って出発。次は城の近くにある街オーバーアマガウに向かいます。ツアーではなく城に行く場合は、多分ここが最寄り駅。  
11:40 オーバーアマガウに到着。ここでは40分ほど休憩時間があり、ショッピングも楽しめます。雪国なので冬季の工芸として発達した木工芸が有名です。僕はその手のものはあまり興味がなかったので、ガイドさんの観光案内に参加しました。 10年に一度行われるキリストの受難をモチーフにした劇で有名だそうです。次回は2020年とのこと。
※上の写真は「狼の宿」と呼ばれるペットOKのホテル。下は「ピラトズハウス」という、ピラトをモチーフにした珍しい絵が描いてある建物(ピラトはキリストに死刑を宣告したユダヤ総督。当然キリスト教文化圏では悪役)。
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12:30 オーバーアマガウを出発し、ノイシュバンシュタイン城があるホーエンシュバンガウへ。移動中もイヤホンで近くの観光スポットの案内があるので退屈しません。  
13:15 ホーエンシュバンガウに到着。昨日も来た懐かしい景色です。が、昨日はチケットセンターよりも上のほうにしか行かなかったのですが、下の方にもお土産屋さんがあることを知れたので良かったです。
ここではひとまず昼食。レストランでゆっくり食べる時間はなかったので、スタンドでいつものホットドッグのようなもの(固いパンにウインナーをはさんだだけのいつもの)とコーヒーを注文。
それからお土産を物色しましたが、城にショップがあることを知っていたのでグッと我慢。
ノイシュバンシュタイン城もホーエンシュバンガウ城同様、指定された時刻にしか入場できません。ガイドさんによると5分以上遅れるとアウトのこと。城までは山道で、歩くと40分くらいかかる上に体力的にもかなりつらいかと。バスや馬車もありますが、バスは時間が決まっておらず、馬車は馬の気分しだいで出発なので、かなり時間的な余裕を見ておくべきです。なおツアーだったので専用バスに乗れました。
 
14:50 城近くに到着。マリエン橋から雄大な城の姿を望むことができます。今日まで曇りと雨ばっかりでテンションが上がらなかった自分ですが、橋の上に差し掛かるとなんと急に晴れました!まさに日ごろの行い(しつこい 2013-09-19 14.30.59
15:05 城内のツアー開始。ここは普通のオーディオガイドを借りられます(日本語あり)。なおバスで配られたイヤホンを持ってきておくと手ぶらで歩けるのでおすすめです。謁見の間より豪華な寝室とか、精緻な彫刻が施された家具とか、非常に見所多いです(城内は撮影禁止)。
この城は城砦として作られたものではなく、ルードヴィヒ2世が完全に趣味として作ったものなので、防衛上役に立つものはあまりなく、本人が好き放題しているのが良くわかります。今回この城が見たくてドイツまで来ましたけど、期待を裏切らない素晴らしい場所でした。
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15:45 ツアー終了。出口にあるショップでがっつりお買い物。ここで買わずしてどこで買う!戸ばかりに財布の紐を完全開放して、自分のためのお土産を買い込みました。特にかっこいいデザインのネクタイはお気に入りです。免税手続きもしてくれるよ。  
16:00 ふもとまで徒歩で降りました。のぼりは40分かかるそうですが、下りは20分ほどあれば帰れます。馬車の通り道なので、馬の落し物にご注意。天気もいいのでいいハイキングになりました。  
16:40 バスが出発。ここからはミュンヘンまでノンストップで帰るので、トイレは事前に済ませておきましょう。帰りは眠る人が多いので、アナウンスも自粛してくれます。  
18:30 ミュンヘン中央駅前に到着。さてこのあとどうするかな…と思っていたら、ツアーの途中で仲良くなった人が一緒に夕食を食べに行こうと誘ってくれました。一人飯にはちょっと飽きていたので申し出を受けてご一緒させていただくことに。明日帰国なのでお土産を先に買いたいとのことだったので、僕も一緒にお土産を買ったりして楽しかったです。一人旅もいいけどこういうのもいいなぁ。 なおその方は旅行会社の方だったので、一人旅おすすめスポットを聞いたら、オーストラリアやニュージーランドって言われました。考えておこう。  
19:50 カールス広場近くにあるアウグスティナーというお店で夕食。英語のメニューもあります。ものすごくでかい店なのですが、店はお客さんでいっぱいで、席を見つけるのにも苦労する有様でした。ソーセージの盛り合わせを注文したんですけど、やっぱり量が多いよ…メニューにはソーセージ2本って書いてあったじゃないか(実際は3本)…でもきちんとした場所で食事をするのは最後かもしれない!(大体僕は夕食がいつも適当なため)とデザートにも挑戦したため、マジ吐きそう。いや、アップルシュトゥルーデル(アップルパイにカスタードクリームをかけたものだと思いねぇ)もおいしかったですよ。 2013-09-19 20.04.39
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21:00 ホテルに帰りました。さて早速サイトを更新しようと思ったら、なぜか無線LANが非常に弱くなっていてつながらなーい!いい加減にしろ(翌朝に復旧したので更新しました)。
時間が余ってしまったので、昨日ホーエンシュバンガウで購入した絵葉書を使って友達に手紙を書きました。日本までエアメールが75セントで届くとかホントいい時代ですね。
明日は実質最終日です。テンションもようやく上がってきたし、ミュンヘン観光へ繰り出してドイツ博物館へ行くぞ!
 

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>たまには人と会話しながらの食事もいいものだ
 それ、yukkun20さんも観るであろう某アニメ映画にありますよ。なんといってもあの監督だ。

ほうほう。今週末にはなんとか見に行こうと思っているんですが…

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