*Y.A.S.*

第一部 学術閉鎖都市アスピオ～シャイコス遺跡

17アスピオへ

言われたとおり少し東へ歩くと、アスピオに到着しました。洞窟の中に形成されている街なので陰気なのは仕方ない。ユーリの手厳しい突っ込みが即入ります。

18山の下に潜む街

さて、早速街でモルディオ探し…というところで許可証がないと街に入れてもらえません。入れてくれないならモルディオさん呼んできて～と穏便にお願いしたのですが、なぜか門番はモルディオの名を聞くとドン引きし、呼んできてもくれませんでした。まあそういうことなら仕方ないよね。多分こういうのは何かのイベントで許可証をもらえ…

だめだこのパーティ。ブレーキ役がいねぇ。裏口探すだけだからね！そこが閉まってたら諦めるんだからね！びびりのカロル先生ー！止めてくださーい！

カロル先生がピッキングで解決してくれました（笑）

さて、こういう施設は中に入るともう怪しまれないのがお約束。くだんのモルディオさんは奥の小屋で一人暮らししてるらしいのですが、どいつもこいつもモルディオの名前を出すだけでそそくさと離れていってしまいます。逆にどういう人か気になってきた。

19アスピオの天才魔導士

モルディオさんは留守でした。ドアには鍵がかかっていましたが例によってカロル先生の（以下略

部屋は乱雑に研究資料やら魔導器やらが積み上がっていてひどい有様でした。しかしこうやって不法侵入を繰り返すと、いつしか罪の意識も軽く…

あ、すいません。ちなみに日本の刑法では3年以下の懲役または10万円以下の罰金なのでそれよりは軽いですよ。

ちなみにモルディオさんは留守なんじゃなく、本に埋もれて眠っていただけでした。ユーリ達が騒いでいたせいで切れたモルディオさんから（文字通り）熱い歓迎を受けてしまいます。

フードをかぶった人物の正体は女の子でした。TOVで一番カワイイ（※評価には個人差があります）リタ・モルディオさんじゃないですかー。このストーリー展開のせいで彼女のファミリーネームがネタバレになってしまい、対外的に紹介するときはいつも「リタ」としか呼ばれないモルディオさんじゃないですかー。

リタは、自分は魔核ドロボウではないと言いますが、ドロボウの正体に心当たりがある様子。全員で盗賊団が巣食っているシャイコス遺跡に向かうことになりました。ちなみにフレンはリタにハルルの結界魔導器の修理を依頼したようですが、あっさり断られ、今度は盗賊団退治に遺跡へ向かったらしいです。ハルルのこと忘れてないよね？

ちなみにリタの部屋の2階にはコレクター図鑑があるので忘れずに回収しておきましょう。これ超重要アイテムですからね。ここからパーティが5人になり1人はベンチ入りしますが、リタは戦力的にもパーティ最強に育つ可能性があるので常に戦闘に入れておくのが基本です。それにカワイイしな。ちなみに武器の武能は先頭に入れてなくてもたまりますので。

20湧水に浮く遺構

街から東へ少し進むとシャイコス遺跡があります。

相変わらずユーリの毒舌が冴え渡りますね。まあ彼は今でもリタを疑ってるから仕方ないですけど、こんなかわいい子がドロボウの訳がないだろ！

…え！？

リタがドロボウかどうかはさておき、彼女も自分や他の何かを傷つけてもかまわないという覚悟を持って研究を続けているようです。「何も傷つけずに望みを叶えようなんて悩み、心が贅沢だからできるのよ」だって。その渇いた心を愛情で満たしてあげたいっ（yukkun20は久々にリタに会えたことで若干テンションがおかしくなってます

しばらく進むと、リタ＆エステルの魔導器講義が聞けます。魔導器は術を発動する魔核コアと、それを調整する筐体コンテナで構成されているのですが、現代技術では筐体を作ることしかできないそうです。ただ、リタによると、簡単な魔核の再現は最近できるようになったとか。

おお、かっこいい。やっぱりリタはドロボウじゃなかったんですね！

またシリーズでもおなじみの「ソーサラーリング」も譲ってくれます。ファンタジアでも遺跡攻略の鍵になりましたけど、こういうところがオマージュになってるんですよね。

21遺跡の奥の人型魔導器

結局進んだ先にも誰もいませんでした…が、いかにも怪しげな魔導器ゴーレムが置いてありました。マップとテクスチャも違うし、これ絶対襲ってくるパターンだろ…え？魔核がない？じゃあ安心か。

と思いきや、アスピオの研究員を名乗る男に誰何されてしまいました。ひぃっ勝手に入ってごめんなさ…

かっこいい！これいつか現実で言ってみたい台詞ですね。それはさておき、この怪しい研究員が魔核をゴーレムに戻したせいで、結局襲われるパターンになってしまいました。

リタがゴーレムに吹き飛ばされて、慌ててエステルがリタを治癒しますが、リタはそれを見て何かに気づいた様子。しかし追求している暇もなく、ボス戦に突入します。ふっ、この手のボスは物理に強いが属性攻撃には弱い、つまりリタ先生がいるうちのパーティなら楽勝と言うことだフゥーハハハ！

…ちょっと(；´д｀)ノ ﾏｯﾃｪｪｪ

22盗賊なんて怖くない

なんとかゴーレムを退け、魔核ドロボウを追い詰めました。しかしどうやら魔核ドロボウは組織的に活動しているらしく、帝都の魔核ドロボウはこいつではないようです。しかし水道魔導器を盗んだドロボウと、その裏で糸を引いている黒幕の両方がトリム港にいることは聞けました。ひとまず一件落着ですね。

23天才魔道士も仲間に

あいにくフレンとはまたも入れ違いになってしまいましたが、おそらくハルルに戻ったのだろうということで、ユーリたちもいったんハルルに戻ることにしました。

おっ、ユーリも謝るときは謝るんですね。そうそう、いくら無法者でも礼儀は大事ですよ。

あら手厳しい。でもリタも台詞ほどは怒ってないみたいです。でも遺跡の調査も終わり、これでいったんリタともお別れか…寂しくなりますね。いや、yukkun20はいいけどエステルが寂しがるんじゃないかなぁ（白々しく

おお、リタってやっぱりいい子だったんですね。大事な研究をほっぽって、ハルルまで着いてきてくれるそうです。

エステルもぐいぐい押すなぁ。

さすがのリタもタジタジ。でもこれでもうしばらく旅ができますね！いやぁうれしい…いや、エステルが喜ぶんじゃないかなぁ（略

うん、まあ言いたいことはわかる。ちなみにリタは10歳の時からアスピオで魔導器研究をしていて、15歳の現在は天才と呼ばれていますので、掛け値なしの天才少女です。あんまりそれを強調するエピソードがないので、テイルズオブシリーズの天才キャラたちの中では影が薄いですが。

アスピオ編も終わり、次回は次の目的地、カプワ・ノール（通称ノール港）を目指します。カプワ・トリム（トリム港）はノール港から海峡を挟んだところにありますから船旅ですね。

そしてついにリタが正式に仲間に入りました。リタは後衛なので戦闘時にはカメラからフレームアウトすることが多いんですけど、術の詠唱が遠くから聞こえてくると安心感があります。終盤のエステルLOVEな彼女もいいですけど、序盤のツンケンした彼女もいいですよね！

彼女のかわいさを見ていると、キャラをかわいく3Dで描けるようになった技術の進歩を感じます。TOAではまだまだキャラの表情パターンも少なかったですけど、TOVでは頬を染めたりジト目になったりと表情が豊かでいいですね。