2018-12-13

【コミック】星界の紋章⑥ レビュー

なんだかんだで年1刊行が続いていて安心。

星界の紋章⑥

著者:米村孝一郎
レーベル:フレックスコミックス
価格:650円

あらすじ

敵軍によって占領されたスファグノーフ侯国を奪還するため、星界軍が派遣したトライフ艦隊は今まさに戦いの火蓋を切ろうとしていた。一方、敵の攻撃を受け、スファグノーフ侯国の惑星クラスビュールに不時着したジントとラフィールは、独自の思惑で彼らの身柄を手に入れようとする反帝国組織と共闘することになる。しかし、敵軍の魔の手はすぐ側まで迫っていた―

感想

いよいよ原作小説で言うと第3巻に入りました。戦闘にページ数を割いたのでペースは遅くなったかと思いましたが、約90ページ、3巻の3分に1に当たる部分まで到達しましたから、あと2年くらいで完結しそうですね。そしてそのあとは戦旗を…

今回も、ラフィールたちに振り回されるクラスビュール戦線や、いよいよ大活躍を見せたスポール准提督とクファディスさんの名コンビ、地べたを駆けずり回るエントリュアとカイトなど、見どころ満載の巻でしたね。なにより小説でも初めて描かれた艦隊戦を、じっくりページを取って描いてくださったことには感謝したいです。

しかし今回の表紙の殿下は相当お美しく描かれていますけど、本編では終始不機嫌な感じでしたね(笑)原作者のコメントでもペネージュさんより人気がないと言われたり(意訳)、添え物扱いされていたりとなかなかにかわいそうでした。最終話でめっちゃ活躍してるのに!

あと今回のカバー裏はなかなかテンション上がるイラストになってますねぇ。レクシュ艦長と陛下のイラストは庶出だったような気がします(違ったらすみません)。特にレクシュ艦長のアイドルポーズにはなかなか惹かれるものが。

しかしレクシュ艦長の虹彩は金色ですよ!あとペネージュさんの妙に迫力があるカラーイラストが掲載されてない…編集者は金色烏の餌にされても知りませんよ。


2018-12-10

【Webコミック】星界の紋章 第31話 レビュー

明日は6巻の発売日です!Ivanさん、更新情報ありがとうございます。

星界の紋章 第31話

漫画:米村孝一郎
レーベル:コミックメテオ

レビュー

人類統合体の兵士に囲まれてしまった殿下は、ジントが止める間もなく戦闘を始めてしまいます。まあこの状況で誰何されれば間違いなく正体がばれて捕まってしまうので、殿下の立場からすればやむを得ない反応。

何気ないコマですが、原作によれば敵の指揮官です。つまり殿下は一発で敵の指揮系統を破壊したということですね。さすが射撃が特技と言うだけのことはあります。

一行はあわててミンがあらかじめ準備していた隠し通路に逃げ込みなんとか戦場を離脱。しかし敵の足音は確実に迫ってきています。隧道を奥へ奥へと進み、一応脱出の目処が立ったところで、ラフィールから提案が。

普通に考えて死亡フラグにしか見えませんが、殿下が言うと逆転フラグに見えるから不思議。

なんだかんだ言いながら、葬儀屋はラフィールたちに加勢しようと考えてるんですよね。一番ひどい目に遭っているのにいい人だ。全然報われてないけど。

ラフィールとジントは隧道内に陣取り、敵を迎え撃つ準備を始めます。

ラフィール殿下のジント評。ちなみにジントくんは後に、

射撃教官は評価したものだ―リン主計翔士修技生、どうしても撃たざるをえないときは、あたりに味方がいないことを確認するように。たとえ真後ろにいたとしても、きみは同士討ちをする危険がある。

もし味方がいればどうするんですか、と質問すると、その味方に武器を渡して射撃を任せ、きみは安全なところに隠れているように、と教官は答えた。

※星界の戦旗Ⅰp.200より引用

と評価されるほどの射撃の名手なので、完全に過大評価です。

一方地上で捜査していたエントリュアたちは、ミンと人類統合体軍が戦闘になった現場に駆けつけます。軍隊と同じ追いかけ方をしていても仕方がないので、エントリュアたちは隧道の出口で待ち伏せをする計画を立てます。

地下ではついに兵士達がラフィールたちに追いつき、激しい銃撃戦が始まります。地の利があるため戦力差の割には善戦していますが、相手は本職の軍人。次第にラフィールたちは追い詰められていきます。

原作では「ラフィールを救け起こす」となってましたが、マンガでは小脇に抱えて脱出してますね。ジント君GJ!

敵の攻撃が落盤を引き起こし、なんとか敵の追跡を逃れることが出来ました。ラフィールたちはさらに奥に向かいます。

というわけで今回はここまで。艦隊戦と違って、対人戦闘はなにをしているのか分かりやすくて良かったですね。でも改めて絵で見ると、よくこの戦力差で撃退出来たなぁと思います。装備の差がでかすぎるでしょ。
そして次回は再びあの方の登場です!

今回の殿下

帝国と敵対するポジションだったはずなのに、いつの間にか帝国の協力者として軍に追われる羽目になったクラスビュール戦線の皆様に対し、その原因となった殿下からお言葉があります!

絶対 煽 っ て る だ ろ w おっと間違えた、こちらの画像でした。

クラスビュール戦線の面々も讃えざるを得ないこの勇気ある態度。さすが殿下です。これまでそんなそぶりありませんでしたが、やっぱり殿下も心の中で感謝はしてたんですね。

いい台詞、そしていい表情。アーヴの誇りを感じさせます。

勝ち誇った表情の殿下。今回のベストショットですね。

※画像は第30話より引用


2018-11-30

【Webコミック】星界の紋章 第30話 レビュー

予想通り更新来ましたね。

星界の紋章 第30話

漫画:米村孝一郎
レーベル:コミックメテオ

レビュー

今回もいきなりペネージュさん…あ?ペネージュさんですよね?なんかおっさんのような風格が…

さて、フトゥーネの快進撃で敵軍は大混乱。トライフ提督もご満悦です。

敵もただやられるわけにはいかず、予備選力を投入して挽回を図りますが、ペネージュさんは優雅にあしらいます。
ペネージュさんの台詞が原作より若干部下に(そして読者に)親切なセリフ回しになってますね(笑)

敵主力も難なく突破し、あとは美味しい(つまり巡察艦に比べると脆弱な)獲物を美味しくいただくだけ。ペネージュさんは部下に攻撃目標を指示すると、自身は敵陣の奥深くにいる謎の時空泡に狙いを定めます。

時空泡の中身は予備選力と予想するペネージュさん。予想が当たりそうでこの嬉しそうな顔です。

まあ外れたんですが(普通に輸送艦でした)。最後の「わよっ」が可愛い。

しかし今回のクファディスさん、

と反省した次のページで

完全に迎合している(笑)

あとこのシーンなんですが、原作では砲弾を自爆させたことになってますけど、ここでは弾頭機能を緊急停止させたことになってますね。なんで変えちゃったんでしょうか。そもそも0.01光速(時速1080万km)の速度で砲弾が直撃したら、ただの質量弾だったとしても耐えられる船殻があるとは思えないのですが…まあそれを言えば、自爆にしろ機能緊急停止にしろ、1秒で3000km飛ぶ砲弾を着弾前に処理するとか、時空泡はどんだけでかいんだよって話なんですが。まあ演出ってことですね。

というわけで、この戦争初の大規模会戦スファグノーフ門沖海戦は、星界軍の圧倒的勝利に終わりました。戦力差(約7:3)を考えれば当然ですが、やはり作戦がきっちりはまった感がありましたね。

一方その頃。殿下たちは…えーと、何やってたんだっけ。そうそう、反帝国クラスビュール戦線の面々と一緒にアジトへ向かってるんでしたね。だって忘れても仕方ないでしょ!最後に見たの半年前ですよ!!(逆ギレ
しかしジントも言ってますが、死ぬほど乗り心地悪そうな乗り物ッスね。

さて、マルカたちはラフィールたちを人質に使おうと思っていたのですが、さすがに帝国がいきなり独立を認めてくれるはずもないので、とりあえず宇宙船をもらうというささやかな目標に切り替えたようです。

アーヴを人質にとって帝国を脅迫するという大それた犯罪計画を立てながら、一応最終目標が合法かどうかの事前調査もしてるマルカたん。その帝国法にはアーヴに対する略取誘拐・監禁・脅迫は犯罪で、もれなくアーヴの地獄行きだと書いてなかったのでしょうか。

しかし別荘に近づいたところで人類統合体の兵士に誰何されてしまいました。まだラフィールの正体がばれたわけではないようですが、これはなかなかのピンチ。おや、ラフィールのようすが…

今回の殿下

3話振りに企画復活!

ちょっとだけ気がかりだったことが解決してご満悦の殿下。

盛り上がる議論に即水を差す殿下。何度も言いますが彼女は現在人質です。

ジントがひそひそ話をしていることにご立腹の殿下。原作では「疑わしそうに眉をひそめ」てただけだったのに、こっちでは完全にキレてらっしゃる。

MK5の殿下(MAJIでKAISENする5秒前)。

と、これまでの殿下分不足を取り戻すかのような大活躍でしたね。そして次回、ついにラフィール無双が始まる…(予告は現実の展開と異なる場合があります

 

※画像は第30話より引用


2018-11-21

コミックス星界の紋章6巻が12/11発売決定!

米村先生の描く「星界の紋章」最新巻が12/11発売予定です!1年2ヶ月ぶりですね。

Amazonではまだですが、公式サイトでは表紙のイラストも公開されています。

※画像は公式サイトより引用

こうやって見るとやっぱり米村先生の絵がどんどん美麗になっていることがよく分かりますね。

おそらく今回も5話(26話~30話)収録だと思います。現在の最新話が29話なので、発売に合わせて30話も公開される感じですかね。なお表紙の二人は27話しか登場しない模様(涙


2018-10-17

【Webコミック】星界の紋章 第29話 レビュー

コミックス第6巻が12月発売予定ですよ!

星界の紋章 第29話

漫画:米村孝一郎
レーベル:コミックメテオ

レビュー

満を持してペネージュさんの登場です。いきなりカラーページを蹂躙中。

さて、スファグノーフ門へ進撃してきたトライフ艦隊。その艦隊の偵察部隊を務める偵察分艦隊「フトゥーネ」の司令官は、アーヴ貴族の中でも名門中の名門、スポール一族の当主ペネージュさんでした。

いい顔してるなぁ。頭環も軍用とは思えない精緻な作りで描かれているのが彼女らしいですね。あと眉が太いのも迫力があっていいです。

そして彼女の忠実な部下である先任参謀クファディス百翔長。星界一の苦労人です。今回もペネージュさんの紹介が長すぎたせいで名前を正式に紹介してもらえてない(涙)
アニメではちょっと線の細そうな青年に描かれてましたが、こっちでは軍人らしい体格になってますね。

フトゥーネは、艦隊司令部の指示を受けて、敵中枢への斬り込みを計ります。旗艦が先頭に立って殴り込みとは。

小説ではいまいちピンチだというのを感じませんでしたが、漫画で描かれると相当ピンチですねこれ。というか巡察艦の単艦時空泡に機雷が5秒に1発突っ込んでくるって詰んでません?紋章の頃は結構巡察艦って無敵っぽく描かれているような気がします。ゴースロスも突撃艦10隻相手にほぼ互角でしたけど、戦旗での戦闘描写を見ていると、いくら何でもそれはないような気がする。

名台詞ktkr。一生に一度は言ってみたいですね。

そしてクファディスさんの背中の哀愁と言ったら。

えーと、相変わらずyukkun20の読解力が低くてなにをしているかいまいちなのですが、赤丸が星界軍の機雷、青丸が敵艦ってことでOK?

しかし米村先生、原作では二行で終わった戦闘シーンを8ページに引き延ばして描くとは、よっぽど蹂躙戦が描きたかったんですね。いいぞもっとやって!

敵艦や機雷をなぎ払いながら進撃する「フトゥーネ」。戦いは激しさを増しますが、肝心の司令官は…

この余裕である。まあこの時点での戦術は極めて単純だから司令官が一々指示する必要はないし、格闘戦は彼女ではなく艦長の仕事なので、「退屈」という気持ちは分からなくはないのです。でも艦長がミスったら即死なわけで、やっぱりわからん。

今回の殿下

前回に引き続き殿下の出番がない…だと…(ちなみに次回もなさそう

しかたない、今回はアニメでも(確か)姿が描かれていなかった、ヘールビュルシュ艦長のお姿でも。

うむ。アシンメトリーな髪型が素敵ですね。

いやちょっと待て。これだけだと女性だと断言することはできないような…(前回と同じオチ

※画像は第29話より引用


2018-08-15

【Webコミック】星界の紋章 第28話 レビュー

3ヶ月ぶりに星界の紋章が更新されました!

星界の紋章 第28話

漫画:米村孝一郎
レーベル:コミックメテオ

レビュー

出撃を命じられたトライフ艦隊は、スファグノーフ門(現在ラフィール達がいる惑星を含む星系に通じる門)のすぐ近くで終結しつつあります。これだけ示威しながら進撃すればどうせ敵も逃げるでしょ…と思いきや、敵軍は粘っている様子。

ここトライフの台詞が削られちゃってますけど、「だが、疑いながら戦うのは趣味ではないぞ」という台詞を入れないと、ちょっと変ですね。カヒュールは、トライフが戦闘を望んでいるかどうかを尋ねているわけではなく、戦闘を望んでいるのに敵が撤退しないことに怒りを感じているのはなぜか、ということを暗に尋ねているので、これだと答えになってないんですよね。余白もあるのでこの台詞は入れてほしかったところ。

参謀は、一応罠とかの可能性もありますけど、多分死守命令が出ているからじゃないかなと冷静に分析。目の前の艦隊は陽動部隊と思われますが、ここは圧倒的な兵力で蹂躙したいところです。

もう少し申し訳なさそうな顔しろよ(笑 ちなみに原作だとトライフは指揮杖まで抜いちゃってるので、余計恥ずかしかったでしょう。

とりあえずオーソドックスな陣形で正面からぶつかることにします。この配置図分かりやすいですね。平面宇宙での戦闘は基本的には二次元空間で行われるので、配置図も二次元的に作ればよく、コミカライズやアニメ化にも優しいですね。

なぜ原作にない「時空波」って言葉を造り出したし。というか時空が波打っているわけではないのに時空波は変では?

しかし相変わらず戦闘シーンが分かりづらいですね。今回平面宇宙図のアイコンが解説されたことで多少ましになりましたけど、このマンガの艦船は、「突撃艦」「戦列艦」「巡察艦」「機雷」と言われて、ぱっと思いつくような形状をしていないのが一番問題なんですよね。それ自体が米村先生の魅力でもあるので難しいところではあるのですが、アニメ版はその辺もう少し分かりやすかったのでよかったのです。とはいえ動きがないマンガで艦隊戦を描くのが難しいのは重々承知しています。

といっても今回は前座前座。次回、いよいよあの方の登場です!

今回の殿下

1カットも殿下の出番がない…だと…

仕方ない。今回は台詞のある女性キャラをピックアップして…

このコマしかない…だと…

いやちょっと待て。一人称が「わたくし」なので勝手に女性だと思い込んでいましたが、原作だとシュリール百翔長の性別については明言されていないような…

※画像は第28話より引用


2018-08-12

ワンパンマン アニメ第2期放送決定&星界の紋章 水曜日更新予定

今日はニュースを2つ。

TVアニメ「ワンパンマン」の第2期が2019年春に放送決定しました。

yukkun20は強い主人公が無双するタイプの話が結構好きなので、これも原作・コミックス・アニメ共に楽しんでいます。今回はガロウ編みたいですけど、コミックスですらまだ完結していないエピソードにどこで区切りを付けるのか楽しみです。


それから、今月15日、3ヶ月ぶりにコミックメテオの「星界の紋章」が更新予定です!

いよいよフトゥーネ出撃ですかね。


2018-05-23

【Webコミック】星界の紋章 第27話 レビュー

9月まで更新ないのかと思ったわ…Ivanさんありがとうございます。

星界の紋章 第27話

漫画:米村孝一郎
レーベル:コミックメテオ

レビュー

反帝国クラスビュール戦線の面々と共に宿を離れたラフィールたちは、メンバーの一人である葬儀屋の家にやってきました。

といっても、「アーヴを人質に取った」と思っている反帝国戦線の面々に対し、ラフィールとジントにはさらさら人質になったつもりはない様子。まあ本気で戦うとラフィール一人で全員まとめて輪切りに出来るくらい戦力差があるからしゃーない。

ジントは、反帝国であるマルカたちが、なぜ帝国の敵国である人類統合体に協力していないのか疑問を抱きます。マルカによると、彼らは独立がしたいので、独立を明確に否定する人類統合体とは相容れないと答えます。

結局、食肉を運搬する冷凍車に乗って、市外へ脱出することに決まりました。作戦決行は3時間後。寝ているところをたたき起こされた殿下は、二度寝に入ります。

今回のシーンはストーリー的にはあまり重要でないシーンだったのでもしかすると端折られるかも…と思っていましたが、ほぼ原作通り、省略なく描いてくださいましたね。ストーリー的は重要でなくとも、森岡節を堪能できるポイントではありますので、これはGJというしか。

しかし今回葬儀屋は本当ひどい目に遭ってますね。殿下には歯牙にもかけられていませんが、それでもめげずにツッコミを入れ続けるところが彼の魅力ですね。基本的にボケ要員の方が充実しているこの世界でがんばって生きてほしいです。

次回はついにペネージュさんの蹂躙戦ですね。そして葬儀屋以上に苦労人の「彼」が初登場です。

今回の殿下

前回はむさいおっさんのツーショットでページを埋められてしまったので、今回は殿下成分多めでお願いします!

 

ひとまず一番座り心地のよさそうな椅子に座る殿下(人質)の図。これが生まれながらの王女の風格というものか…!(ちなみにこの後のシーンでジントもさりげなくよさげな椅子に座っているところも笑える)

奇妙な生き物(=葬儀屋)の研究者のような表情。

カラーページじゃないのに色の話をされてよく分からない顔をする殿下。(ミンの髭は赤と黄色に染められているという設定)

葬儀屋に「絶望的な表情」をさせてしまった殿下。

まあ今回だけ見ると、殿下がかなりヤバイ人みたいですけど、元々マルカたちはラフィールとジントを誘拐しようと武装して乱入したわけですから、こうなったのも自業自得ですよね。殿下は悪くない。


※画像は第27話より引用


2018-02-28

【Webコミック】星界の紋章 第26話 レビュー

2ヶ月連続更新&コミックス発売の反動なのか、今回大分待たされましたね…4ヶ月ぶりですか。でも待てば待つほど、殿下にお会いした時の喜びもひとしおというものです。

星界の紋章

漫画:米村孝一郎
レーベル:コミックメテオ

レビュー

ラフィールたちがしでかした浮揚車強奪事件を捜査中のエントリュア警部とカイト憲兵大尉。もっとも、どっちもイライラ状態です。

しかも強奪事件の犯人が、ラフィールたちかも知れないことがバレてしまいました。

今回はカイトの人間らしいところが見られますね。思った以上に表情豊かです。彼はアーヴと同じ、遺伝子改造された種族ですが、人類統合体では冷遇どころか差別されているんですよね。この後の展開がアレすぎてあまり同情する気がしないんですが、まあ歪んでしまった経緯には同情の余地があるか。

原作にはないオリジナルのセリフですね。若干森岡節の余韻が削られている&ニュアンスが変わっている気がしますが、わかりやすさはあっていいと思います。

今回はおっさん二人の会話で終わってしまいました。もしかしてこのシーンは端折ってさっさと開戦するのかと思いましたが、思った以上にじっくり描いてくださいました。ここをきちんと描いておくと、終盤のカイトの豹変に説得力が出てくるので良かったと思います。そのせいでセリフ量がすごいことになってますけど。

次回はついにペネージュさんの蹂躙戦かな?そこまで行くのは間違いなさそうですけど、終戦までいけるかどうかが微妙なところ。しかしあのシーンは作画が大変そうなので、もしかすると次回もちょっと先になるかもしれませんね。掲載期間が9/30までってぞんざいすぎるのも気になる。

今回の殿下

今回殿下の出番ないじゃん!

仕方ないので回想シーンの横顔だけでも…


※画像は第26話より引用


2017-10-21

【コミック】星界の紋章⑤ レビュー

またもや1年ぶりの新刊です。今年もAmazonで購入。

星界の紋章⑤

著者:米村孝一郎
レーベル:フレックスコミックス
価格:650円

あらすじ

正体を隠しクラスビュールに潜伏するジントとラフィール。敵兵と現地の警察官による包囲網は次第に狭められてくるが、そこで手助けしてくれたのは意外な組織だった。

一方ゴースロス爆散から始まった帝国と四カ国連合の対立は悪化の一途をたどり、遂に皇帝は四カ国連合に宣戦を布告する。スファグノーフ侯国に向けて出発したトライフ艦隊は、この戦争初めての大規模会戦に挑もうとしていた―

感想

原作小説で言うと第2巻の終盤に当たる部分のコミカライズです。⑤でも第2巻分は終わらないのではないかと思いましたが終わりましたね。第1巻分が①②、第2巻分が③~⑤なので、あと3年くらいで完結するんじゃないですかねぇ。超大作ですな。

今回は皇帝と大使達、ジントと統合体兵士、ジントたちとクラスビュール戦線の面々など、丁々発止で会話が進むシーンが多かったですね。

また大使達、ファラムンシュ、エントリュア、カイト、クラスビュール戦線組など新キャラが多く出てきたのも目を惹きました。基本的にキャラデザはアニメ版を踏襲していましたが、米村先生風に良い感じに味付けされてましたね、その中でもやはりポイントはラマージュ陛下でしょうか。連載中に、もしかして次のコミックスで表紙を飾るか?というくらい気合の入ったカラーイラストがありました。残念ながら表紙にはなりませんでしたが、カラーイラストはばっちりカラーのままで収録されてますよ。

表紙と言えば、ジントが持ってるのが何か一瞬分からなかったんですけど、これ④巻で登場した炭素結晶繊維紡錘ですよね。マニアックすぎるだろ…。

第21話「万芽に」は誤植ではないかと連載当時感想に書きましたが、「一身に」に修正されてましたね。


このイラストは修正されてませんでした。