第4巻”理想郷の殉難者たち”終了時

第4巻(理想郷の殉難者たち)終了時

ミコト一行
  説明 ミコトを中心とする一行。
  目的 レイやシャリマの目的を確かめ、必要があれば止めること。
メンバー
ミコト
(望月命)
名もなき世界・那岐宮市に住む高校二年生。カイロスとシャリマの血肉を基礎素材に、制練石を宿すための素材として合成された【制錬者(ストレイジャー)】。右手に、様々な亡魂を武装として憑依させることで生前以上の力を引き出す追想の制練石を宿す。またリィンバウムと行き来する門を開く力を持つ。 制練石の素体として生まれ、能力の暴走により名も無き世界へ流れ着く。そこで自らの出自を知らず、カイロスの甥として育てられたが、リィンバウムにつながる門を開く能力に目覚め、シャリマ救出の際に亡魂を操る能力に覚醒。カイから制御籠手を受け取ったことで完全に制錬者としての能力に目覚める。力の暴走で名も無き世界に移動し、再びリィンバウムに戻ってきたところに襲ってきたハヤトから辛うじて逃れた。事情をマグナに打ち明け、ハヤトとも戦いを通じて和解。メルギトス再誕後は、マグナと共にゼラムへ向かっていたが、トリスやシャリマたちの襲撃に遭う。これを退け、ゼラムでマグナと共に行動している。ツェリーヌの誘いに応じて依り代となり、サイジェントで行われていたキールの解呪にも協力した。その後習得した転移術でラウスブルグ襲撃に駆けつけ、レイと対峙している。
  カノン リィンバウム出身の響界種(父が鬼神で母が人間の半鬼人)。無色の乱の際、バノッサを妄執から救おうとしたが、激昂したオルドレイクに殺害された。 故人。ミコトの能力により召喚され、ハヤトとバノッサを救いたいという思いで彼に協力している。憑依武装は、怪力を誇る「鬼神力の憑依武装(バーサーカーアーム)」。
スカーレル カイル一家の元航海士。元々は赤き手袋の暗殺者「珊瑚の毒蛇」。その後グラート一家の客分となり、若かったカイル達の後見人として後事を託され、カイル一家の航海士になった。忘れられた島での戦いの後に、カイル達と別れヘイゼルの行方を追っていた。人質に取られた彼女の子供を救うためにグラート一家と共に紅き手袋の幹部ヴェノアと戦い、片腕と引き替えに奪還。その後サイジェントに流れ着き、幼いローカスの世話をして暮らした後、戦いの傷が元で死亡した。遺体はローカスにより、サイジェントに埋葬されている。 故人。ミコトの能力により召喚され、デュウを守ってシャリマと戦うミコトの力となった。憑依武装は、他者に注入したり、体内の毒を分解したりできる「幻毒蛇の憑依武装(トキシックアーム)」。ミコトの力でパッフェルとも再会できた。
  デュウ シャリマに養育されている少女。リィンバウムに迷い込んだミコトの命の恩人であり、最初の友人。シャリマが、バルレルから奪った魔眼で作り出した移植式魔眼兵器。 シャリマと行動を共にしている。シャリマがレイに接触してからは、シャリマの命でミコトと戦わされるが、シャリマの攻撃からミコトをかばって死亡。その直後、ミコトの能力によりその守護霊となり、ミコトの左手に魔眼を継承した。
ツェリーヌ・セルボルト リィンバウム出身の人間。無色の派閥の名門セルボルト家の血を継ぐ、死霊の女王と呼ばれるサプレスの召喚師。クラレットとキールの母。魔王の依り代となる子を生むべく、投薬と魔術儀式を受け続けた結果、キールの出産後に精神を病み死亡した。 故人。死の間際、クラレットにキールのことを託した。ミコトの能力により召喚され、クラレットに協力してキールを解呪する。ミコトに転移術を教えた。
アルミネスの森
  説明 聖王国・アルミネスの森の住民たち。
  目的 レイやシャリマの目的を確かめ、必要があれば止めること。
メンバー
マグナ・クレスメント リィンバウム出身。蒼の派閥所属の召喚師で、調律者と呼ばれたクレスメント一族の末裔。メルギトスが引き起こした傀儡戦争の終結に尽力した、【超律者(ロウラー)】と呼ばれる勇者。現在はアルミネスの森にある聖なる大樹の番人をしている。魔力を完全調律することで、他者の魔力を極端に上げる召喚支援を得意とする。
本人も知らないが、実際は最後のクレスメント一族の血肉からメルギトスが魔術的に培養した人造生命体(ホムンクルス)。失敗作として放置されていたが、彷徨していたアルスの魂が宿って覚醒した。
ハヤトの攻撃から逃れ、アルミネスの森にたどり着いたミコトを保護。ミコトから事情を聞き、彼を逃がすためにハヤトと戦っていたが、ネスティと合流後トリスたちの襲撃を受ける。メルギトス復活を知り、途上トリスたちの襲撃を受けるもこれを退けて、ゼラムで派閥に事態を報告。レイの宣戦布告も知り、ギブソンたちと今後の対応を協議中。
バルレル サプレス出身の悪魔。マグナの護衛獣。正体は、他者の刹那の破壊衝動を力の源とする、兇嵐の魔公子と呼ばれる魔王。シャリマに魔眼を奪われたことで、全盛期よりは力が落ちている。 マグナと行動を共にしている。ハヤトと戦うミコトを逃がす時間を稼ぐため、ハヤトの足止めに回ったが、ハヤトにはかなわず深手を負った。その後ハヤトの憎悪を吸収して回復し、トリスと交戦中のマグナに合流し、撃退。その後はマグナと行動を共にしている。
ハサハ シルターン出身の妖狐。マグナの護衛獣。肌身離さず宝珠を携えており、それを用いて簡単な予知や読心ができる。 ネスティと行動を共にしている。レオルドの襲撃で負傷し、アメルに保護された。その後はマグナと行動を共にしている。
アメル サプレス出身の豊穣の天使アルミネの生まれ変わりで、聖なる大樹の化身。天使の治癒の奇跡を使うことができる。 マグナと行動を共にしている。ハヤトから逃れたミコトを保護し、その傷を治癒した。ミコトを狙うハヤトから逃げている最中、負傷したハサハと合流。再誕したレイムが聖なる大樹を攻撃したため、衰弱しているが、その後はマグナと行動を共にしている。
  アルス・クレスメント クレスメント一族の召喚師。かつて天使アルミネと恋人関係にあった。 故人。亡魂はメルギトスが放置していた人造生命体に宿り、マグナとなった。
 
ハヤト一行
  説明 ハヤトを中心とする一行。
  目的 再誕の制錬者の打倒とキールの解呪。
メンバー
ハヤト
(新堂勇人)
名も無き世界出身の人間。那岐宮中央高校の生徒。二代目【誓約者(リンカー)】。魔剣サモナイトソードを持ち、4属性の術を使える。キールの儀式失敗によりリィンバウムに召喚された。無色の乱による魔王降臨を阻止し、リィンバウムの結界を張り直した。その後家族に別れを告げ、リィンバウムを異世界の侵略から人知れず守っている。 キールと共にソルたちと戦うが、オルドレイクによりキールが狂骨の呪いを受け、自身の攻撃も再誕の制錬者に易々と受け止められたことで落胆。キールの身柄を仲間達に託し、一人旅立った。
シャリマからミコトが制錬者であることを教えられ、ミコトを狙う。その後アルミネスの森でミコトと再会した際に自分の過ちに気づき、ミコトと和解した。
その後、メルギトス再誕を知り、サイジェントへ向かう途中、レルムの村に立ち寄っている。
 
ゼラム
  説明 聖王国・聖都ゼラムの住民たち。
  目的 特になし。
メンバー
ギブソン・ジラール リィンバウム出身の人間。蒼の派閥所属のサプレスの召喚師。ミモザの夫。結婚を機に派閥幹部となった。極端な甘党。  
  ミモザ・ロランジュ リィンバウム出身の人間。蒼の派閥所属のメイトルパの召喚師。ギブソンの妻。結婚を機に派閥幹部となった。  
  ラミ リィンバウム出身の人間。フィズの妹。ロランジュ家の養女になった。  
  ファミィ・マーン リィンバウム出身の人間。金の派閥の議長。  
  ミニス・マーン リィンバウム出身の人間。ファミィの娘。金の派閥所属のメイトルパの召喚師。フィズの親友。  
  ケルマ リィンバウム出身の人間。金の派閥所属のメイトルパの召喚師で、ファミィの秘書官。  
エクス・プリマス・ドラウニー リィンバウム出身の人間。蒼の派閥の総帥。100歳を超えているが、パッフェルを救うために行使した禁術の代償として時の流れから切り離され、少年の姿で生きている。 マグナたちから事態を聞き、アメルの解呪に全面的な支援を約束している。
ラウル・バスク リィンバウム出身の人間。蒼の派閥の幹部召喚師で、マグナとネスティの師。 アメルの世話と警護を引き受けている。
グラムス・バーネット リィンバウム出身の人間。蒼の派閥の幹部で、サプレスの召喚師。 アメルの解呪に協力している。
フリップ・グレイメン リィンバウム出身の人間。蒼の派閥の元幹部召喚師。召喚術の悪用やネスティへの脅迫などに手を染め、幹部としての地位を失う。その後メルギトスに操られて重傷を負うが、アメルの治癒で一命は取り留めた。 グラムスの監督下で、派閥の裏方を務めている。
パッフェル リィンバウム出身の人間。元は紅き手袋の暗殺者「茨の君」で、スカーレルの妹分。当時はヘイゼルと名乗っていた。忘れられた島での戦いの後小さなパン屋で、夫と赤ん坊と一緒に暮らしていた。しかし紅き手袋により夫は死亡、赤ん坊も人質にされエクスを暗殺しようとするが失敗。瀕死になった彼女を救うためにエクスが行使した禁術により、時の流れから切り離される。その後は我が子と離れ、エクスの密偵として働きながら、副業で稼いだお金を養育費として送金している。 エクスの命で、アメルの身辺警護に就いている。ミコトの力でスカーレルとも再会した。
  アルバ リィンバウム出身の人間。フィズの幼なじみ。自由騎士を目指し、ゼラムに旅立った。  
  レイド リィンバウム出身の人間。養護院フラットの後見人。自由騎士を目指し、ゼラムに旅立った。  
 
サイジェント
  説明 聖王国・紡績都市サイジェントの住民たち。
  目的 特になし。
メンバー
キール・セルボルト リィンバウム出身の人間。サプレスとシルターンの召喚師。無色の派閥の名家セルボルト家の跡継ぎとして魔王召喚儀式の実行責任者に選ばれたが、儀式に失敗し、ハヤトをリィンバウムに召喚。その後セルボルト家を裏切り、ハヤトの協力者となった。 ハヤトと共に養護院フラットで生活していたが、彼から後継者の座を奪おうとするソルたちの襲撃を受ける。再誕したオルドレイクとの戦いで、ハヤトをかばって狂骨の呪詛を受け、石化していたが、姉クラレットにより解呪され回復した。
ラムダ リィンバウム出身の人間。「断頭台」の異名を持つサイジェントの元騎士で、現在は軍事顧問として後進の育成に当たっている。 キムランと共にカシスとクラレットの戦闘に介入、カシスの残した魔獣を掃討した。キールの解呪にも警備として立ち会う。
セシル リィンバウム出身の人間。ラムダの妻。元医師。 キールの解呪にも立ち会い、治癒功によりその補助を務めた。
  イリアス リィンバウム騎士団長。既婚。  
  イムラン・マーン リィンバウム出身の人間。金の派閥の召喚師でファミィの義弟。サイジェントの顧問召喚師兼議員。 ハヤトたちとソルたちの戦いに参戦した。
キムラン・マーン リィンバウム出身の人間。イムランの弟で、その補佐兼護衛役。元憲兵隊長で、現在は義勇兵を率いている。 ハヤトたちとソルたちの戦いに参戦。その後街に接近してきたカシスとクラレットの戦闘に介入、カシスを追い返し、クラレットの投降を受け入れた。キールの解呪にも立ち会う。
ガゼル リィンバウム出身の人間。養護院フラットで暮らし、街で日雇いの仕事をしている。 ハヤトたちとソルたちの戦いに参戦した。キールの解呪にも立ち会う。
リプレ リィンバウム出身の人間。養護院フラットの家事全般を取り仕切りながら、その技能を生かして料理や裁縫の教室を開いている。 キールの解呪にも立ち会う。
フィズ リィンバウム出身の人間。ラミの姉。養護院フラットで暮らしている。 キールの解呪にも立ち会う。
  エドス リィンバウム出身の人間。以前は養護院フラットにいたが、現在は結婚し、3人の子供と共に暮らしている。  
  ローカス リィンバウム出身の人間。サイジェントの裏社会の顔役。元革命家。かつてスカーレルに師事しており、彼の死を看取って埋葬した。 スカーレルの墓参に来たレックスたちを案内した。
アカネ シルターン出身の女忍者。フィズの師匠的存在。主に遊軍伝令として、ハヤトと仲間達の連絡係をしている。 ハヤトたちとソルたちの戦いに参戦した。ハヤト出奔後は、その行方を捜している。その後サイジェントに帰還し、キールの治療にも立ち会った。
クラレット リィンバウム出身の人間。オルドレイクとツェリーヌの間の子で、キールの実姉。サプレスの召喚師。 キールに宝鍵の返却と次期当主の座の辞退を迫り、キール・ハヤトと交戦。その後も恐怖からオルドレイクに従い、ハヤトを呪殺するための儀式にも参加。しかしその呪いをキールが受けたことで、弟を守るという亡き母との約束との間で悩み、派閥を出奔。カシスの追撃を逃れてサイジェントにたどり着き、騎士団に投降。キールの解呪を成功させた。
ナツミ
(橋本夏美)
名も無き世界出身の人間。ハヤトの同級生。 クラレットの護衛獣たる魔人形として名も無き世界から召喚され、キール・ハヤトと交戦した。その後派閥を出奔したクラレットに連れられていたが、カシスの攻撃で意思を取り戻し、自らの意志でクラレットと共闘した。
  モーリン リィンバウム出身の人間。  
  シオン シルターン出身の忍者。アカネの師匠。マグナの密偵として潜入調査に従事している。  
 
レルムの村
  説明 聖王国・レルムの開拓村の住人たち。村は傀儡戦争の際に壊滅したが、はぐれ召喚獣の移住先として再生した。
  目的 村の防衛。
メンバー
アグラバイン リィンバウム出身の人間。レルム村長。かつてはデグレアの獅子将軍として名を馳せた軍人だが、アメルをアルミネスの森で保護した際に仲間を殺害され、レルムの村に身を寄せていた。アメルの育ての父。  
カムラン・マーン リィンバウム出身の人間。キムランの弟で、サプレスの召喚師。学校の運営管理という天職に出会い、召喚獣のための学校の学園長を務めている。  
モナティ メイトルパ出身のレビット。召喚師と死に別れ、サーカスで生活していたが、カムランに売られようとしているのをハヤトに助けられた。それ以来彼をマスターと呼んで慕っている。現在は保育士として、様々な種族の子供達の面倒を見ている。 ソルたちの襲撃の際に、生徒たちを守って避難した。
エルカ メイトルパ出身のメトラル。召喚師を倒して彷徨っていたところを、ハヤトに保護された。モナティとは性格は正反対だが良い相棒。  
ガウム メイトルパ出身のディング。召喚師から脱走し、モナティと同じサーカスで働いていた。モナティ同様ハヤトに保護された。  
ロッカ レルムの自警団長で、アメルの義兄。かつてマグナと共に戦った仲間の一人で、ハヤトとも面識がある。 村を襲撃したソルと紅き手袋を相手に戦っている。
レックス一行
  説明 レックスを中心とする一行。
  目的 レルムの村の救援。
メンバー
レックス リィンバウム出身の人間。ディエルゴの暴走を食い止めた、【抜剣者(セイバー)】と呼ばれる勇者。 メイメイからスカーレルの最期について聞き、その墓参のため、サイジェントを訪ねる。キールの呪詛のことを知り、失踪したハヤトの行方を捜していたが、レルムの村を無色の派閥が狙っていることを知り、自由騎士団と共に救援に駆けつけた。
アルディラ ロレイラル出身の融機人。忘れられた島にあるラトリクスの護人。 レックスと行動を共にしている。
ヤッファ メイトルパ出身のフバース。忘れられた島の護人の一人。 レックスと行動を共にしている。
巡りの大樹自由騎士団
  説明 傀儡戦争後に結成された、どこの都市にも属さない騎士団。
  目的 レルムの村の救援。
メンバー
ルヴァイド リィンバウム出身の人間。騎士団所属の特務騎士。 レルムの村を無色の派閥が狙っていることを知り、救援に駆けつけた。
イオス リィンバウム出身の人間。騎士団所属の騎士。ルヴァイドの忠実な部下。 ルヴァイドと行動を共にしている。
 
忘れられた島
  説明 南海の孤島の住人たち。
  目的 島の防衛。
メンバー
ミスミ シルターンの鬼姫。鬼妖界集落の二代目郷長で、島の学校(青空学校)の二代目校長。島のまとめ役も務めている。 島を襲撃してきた何者かと交戦中。
ベルフラウ・マルティーニ リィンバウム出身の人間。青空学校の教師。マルティーニ家の跡継ぎだったが、恩師レックスの手助けをするため、島に留まり教師になった。炎の魔剣「不滅の炎(フォイアルディア)」の【抜剣者】。登校拒否になってしまったオウレンに手を焼いている。 島を襲撃してきた何者かと交戦中。
  オニビ シルターン出身の召喚獣。ベルフラウの護衛獣。  
キュウマ シルターン出身のシノビ。鬼忍匠と呼ばれ、風雷の郷の護人を務めている。レックスたちと共に戦った仲間だが、一時ミスミへの忠誠心のあまり、レックスと対立したことがある。 島を襲撃してきた何者かと交戦中。
  セイロン シルターン出身の龍人。龍神イスルギに仕える龍人族の若長。イスルギの命で行方不明の竜姫オウレンを探す旅の途中、先代の守護竜に客分として迎えられ、隠れ里の守護竜を補佐する御使いの一人となっていた。 浮遊城事件解決後、忘れられた島でオウレンと再会したが、彼女がシルターンへの帰還を拒否したため、島で暮らしながらオウレンの様子をイスルギに報告している。
ヤード・グレナーゼ リィンバウム出身の人間。青空学校の教師。 島を襲撃してきた何者かと交戦中。
  オウレン
(黄蓮)
シルターン出身の龍神。龍神イスルギの娘だが、世話役だった巫女の死をきっかけに棲んでいた神域から迷い出て世界を放浪していたところをグラートに保護され、島に連れられてきた。島に来た初めての転校生。  
ファリエル・コープス リィンバウム出身の幽霊。かつては人間だったが、無色の派閥との戦いで死亡し、フレイズの力で霊的生命として生まれ変わった。普段は霊力の消耗を防ぐ鎧に身を包み、冥界騎士ファルゼンと名乗っている。  
フレイズ サプレス出身の堕天使。ファリエルの副官で、戦闘を得意とする戦天使。 島を襲撃してきた何者かと交戦中。
オウキーニ リィンバウム出身の人間。元海賊ジャキーニ一家の副船長。忘れられた島での事件の時に出会ったシアリィと結婚し、共に島で暮らしている。島唯一の食堂の料理人で、ヤッファの代理を務めることも。 島の襲撃に際し、避難所である青空教室に向かっている。
シアリィ 亜人の女性。忘れられた島での事件のときに出会ったオウキーニと結婚し、島で暮らしている。 島の襲撃に際し、避難所である青空教室に向かっている。
イスラ・レヴィノス リィンバウム出身の人間。アズリアの弟。かつては帝国諜報部と無色の派閥の一員であり、島の派遣を巡って激しくレックスたちと争った。オルドレイクの攻撃で負った傷が原因で一時記憶を失い、島で生活をしている。炎の魔剣「紅の暴君(キルスレス)」の適格者だが、現在魔剣は失われている。紅の暴君が不滅の炎としてベルフラウに継承されてからめざましく回復しており、過去の記憶とも向き合い、風雷の郷で荒れ地を開墾している。 島の襲撃に際し、風雷の里の子供たちを率いて避難。その後浄化のため島に安置されていた魔剣「紫紺の蛇刀(バルバリーア)」を継承して、風の魔剣「翠遠の息吹(ヴェルディグリオン)」の【抜剣者】として覚醒する。
オヅヌ 風雷の郷に暮らす鬼人。イブキの父親。 島を襲撃してきた何者かと交戦中。
イブキ 風雷の郷に暮らす少女。オヅヌの娘。母は足が不自由。 島の襲撃に際し、イスラと共に避難中。
  ゲンジ 名も無き世界出身の人間。青空学校の初代校長。 おそらく故人。
 
ケンタロウ一行
  説明 ケンタロウを中心とする一行。
  目的 不明。
メンバー
  ケンタロウ・ダイバ
(台場健太郎)
名も無き世界出身の人間。冒険者で、ライの父親。水鏡の魔剣を持つ。古妖精である妻により、不死身の加護を得ており、強力な再生能力を持つ。かつてトレイユに別荘を誘致しようとした皇族の計画を潰そうと軍相手に戦ったため帝国からは指名手配されている。 エリカの病気の治療法を探すため、各地を旅していた。ゲックたちと合流後、レイの襲撃を受け、足止めのために交戦したが、圧倒的な力の前に敗れて捕獲された。現在はその不死身性を逆手に取った魔力の供給源として、瀕死の状態でシャリマに拘束されている。
エリカ リィンバウム出身の響界種(父ケンタロウが人間で母メリアージュが古妖精)で、ライの双子の妹。治癒の奇跡を行使できる。 ケンタロウと行動を共にしている。保護されたカイロスの治療に当たった。
  ナイア ケンタロウと共に旅する召喚師。 ケンタロウと行動を共にしている。
  トライゼルド ロレイラル出身の機械兵士。 ケンタロウと行動を共にしている。突如現れたレイの攻撃で頭部を破壊され、無力化された。
  ゲック・ドワイト リィンバウム出身の人間。ロレイラルの召喚士。かつては帝国軍の強化兵実験施設局長だったが、自身の研究に疑問を抱き、カイロスの脱走事件に乗じて逃走。現在は実験の犠牲者への贖罪の旅をしている。身体の各所に延命のための機会手術を施している。カイロスのかつての師。 ケンタロウと合流するため移動中、ミコトの力で飛ばされてきたカイロスを発見、保護。彼からシャリマの目的を知らされてた。
  セクター リィンバウム出身の人間。帝国の諜報部に所属する軍人だったが、任務中に瀕死の重傷を負い、ゲックの手により改造された融機強化兵士。そのことでゲックを恨んでいたが、現在は和解している。 ゲックと行動を共にしていたが、ケンタロウと合流後、レイの襲撃を受け、撤退。
 
トレイユ
  説明 帝国・宿場町トレイユの住人たち。
  目的 町の防衛。
メンバー
テイラー・ブロンクス リィンバウム出身の人間。金の派閥所属のロレイラルの召喚師。リシェルとルシアンの父。妻とは別居中。派閥の駐在特使兼トレイユの顧問召喚師であり、実質的に政務を取り仕切っている。ライのことをケンタロウに託されており、その成長を見守ってきた。 帝国からやってきたレイムの相手をしていた。
リシェル リィンバウム出身の人間。金の派閥所属のロレイラルの召喚師。ルシアンの姉。ブロンクス家の跡取り娘で、ライの幼なじみ。帝都にある母の実家で生活している。 ライの留守中、トレイユで忘れじの面影亭の手伝いをしていた。
  ルシアン リィンバウム出身の人間。リシェルの弟。軍学校に進学した。  
  ポムニット リィンバウム出身の響界種(父が悪魔で母が人間の半魔)。ブロンクス家のメイドだが、ランチタイム時はライの手伝いをしている。父から受け継いだ略奪の能力を持ち、周囲の生物から生命力を吸い取ってしまうことがかつてはトラウマになっていたが、現在は克服している。 レイムのトレイユ襲撃の際に、エニシアを連れて脱出。エニシアを逃がすため、半魔化し帝国軍と交戦。
グラッド リィンバウム出身の人間。ファルチカ出身。トレイユの駐在軍人。 レイムのトレイユ襲撃の際に、逃亡中のエニシアと合流。ミントを人質にしたレイムと戦うも弄ばれ、体術と召喚術で重傷を負う。
  ミント リィンバウム出身の人間。蒼の派閥所属の召喚師で、異界の植物研究が専門。 レイムのトレイユ襲撃の際に、レイムに拘束され、グラッドに対する人質にされた。レイムが立ち去ったため、重傷を負ったグラッドの治療中。
オヤカタ ミントの護衛獣。  
エニシア リィンバウム出身の響界種(父が人間で母キティシスが月光花の古妖精)。ラウスブルグの主。フルートの演奏に優れる。現在はミントの家に下宿中しながら、ライの手伝いをしている。 レイムのトレイユ襲撃の際に、ポムニットと共に忘れじの面影亭を脱出。足止めを買って出たポムニットやグラッド、カサスの援護でメリアージュの元へたどり着き、その協力でコーラルとギアンを召喚した。
レンドラー リィンバウム出身の人間。元は旧王国バラム騎士団を率いる将軍で、浮遊城事件の際にはギアンに従っていた。現在は開拓事業の人足として、トレイユの復興に尽力している。  
  シャオメイ トレイユの裏通りで占いの店を開く少女。  
メリアージュ メイトルパ出身の、泉に弾ける光の滴の古妖精。ライとエリカの母。空間制御の要であったラウスの用聖寿が伐採されたため、今は町外れにある亡月の泉の底にある異界の檻に捕らわれている。ライには死んだと伝わっていたが、浮遊城事件の際に再会した。 レイムに追われるエニシアに呼びかけ、彼女と協力してコーラルたちを召喚した。
コーラル一行
  説明 コーラルを中心とする一行。
  目的 トレイユの救援。
メンバー
コーラル メイトルパ出身の至竜。深叡の護法竜と呼ばれる、メイトルパの竜尋郷(ドライブグルフ)の束ね役。 キティシス、エニシアとメリアージュの力でトレイユに召喚され、レイムを退散させた。
ギアン・クラストフ リィンバウム出身の響界種(父が幽角獣で母が人間)。かつてはぐれ召喚獣からなる組織の盟主として浮遊城事件を引き起こした。最後は堕竜と化して暴走したが、ライたちに止められた。現在はメイトルパにある竜たちの郷で、コーラルに師事し、元の姿に戻る方法を探している。 キティシス、エニシアとメリアージュの力でトレイユに召喚された。コーラルと行動を共にしている。
カサス メイトルパ出身のリオネル。かつてはギアンに従っていたが、浮遊城事件の後にはぐれ召喚獣の子供達と共にメイトルパに戻った。自分の血を見ると凶戦士と化す兇血の呪いを受けており、獣皇と呼ばれる。現在では呪いの制御にも成功している。 帝国兵に捕まったエニシアの召喚に応じてトレイユに現れ、帝国兵を一掃。その後はコーラルたちの到着までレイムを足止めした。
 
ラウスブルグ
  説明 呼吸する城ラウスブルグの住人たち。
  目的 はぐれ召喚獣の庇護。城の防衛。
メンバー
アロエリ リィンバウム出身のセルファンの弓使い。クラウレの妹。隠れ里の守護竜を補佐する御使いの一人で、実質的な防衛責任者。 シャリマがラウスブルグを襲撃してきたため、応戦中。
  リビエル サプレス出身の知識の天使。隠れ里の守護竜を補佐する御使いの一人。 シャリマがラウスブルグを襲撃してきたため、ラウスブルグを操り応戦中。侵入してきたフェアの共闘の誘いを受け、城を異界に撤退させた。
クノン ロレイラル出身の機械人形。 忘れられた島から、亜人たちの巡回検診に来ている。ラウスブルグに滞在中、シャリマの襲撃に巻き込まれ、ラウスブルグを守るため交戦中。
ユエル メイトルパ出身のオルフル。暗殺者として召喚されたが召喚師の元を脱出。はぐれ召喚獣となったところをマグナに保護された。現在はレルムの村に住んでいるが、一定周期で巡回の旅をしている。 クノンの巡回検診に同行している。ラウスブルグに滞在中、シャリマの襲撃に巻き込まれ、ラウスブルグを守るため交戦中。
フー シルターン出身の人虎。人間の武術の稽古にいそしんでいる。  
カイロス・ウォルバング
(望月戒)
リィンバウム出身の人間。ロレイラルの召喚師。軍学校の選抜召喚課程を修め、軍事秘密施設の研究者となった俊才。かつてシャリマと共にミコトや再誕の制錬者を作り出したことを後悔し、実験施設ごと破却しようとした際に、ミコトの力により名も無き世界に飛ばされ、それ以来ミコトを甥として育ててきた。 シャリマとミコトが接触したことを知り、シャリマを止めようとしているがデュウの攻撃で負傷。ミコトの暴走に巻き込まれてリィンバウムに飛ばされたところ、偶然通りかかったゲックに保護された。その身柄を狙うレイの襲撃を受けるが、ケンタロウたちの足止めにより逃れた。かつての師であるゲックとの再会で過去の過ちと向き合う覚悟を持ち、シャリマのラウスブルグ襲撃の際に、ローレットたちを指揮してアロエリたちの援護に駆けつけるが、シャリマに拘束された。
ローレット ロレイラル出身の機械人形。ゲックが廃棄部品から再生し、身辺警護や身の回りの世話をしている。三姉妹の長女。 ゲックと行動を共にしている。シャリマのラウスブルグ襲撃の際に、カイロスと共にアロエリたちの援護に駆けつけ、交戦中。
アプセット ロレイラル出身の機械人形。ゲックが廃棄部品から再生し、身辺警護や身の回りの世話をしている。三姉妹の次女。 ゲックと行動を共にしている。シャリマのラウスブルグ襲撃の際に、カイロスと共にアロエリたちの援護に駆けつけ、交戦中。
ミリネージ ロレイラル出身の機械人形。ゲックが廃棄部品から再生し、身辺警護や身の回りの世話をしている。三姉妹の三女。 ゲックと行動を共にしている。シャリマのラウスブルグ襲撃の際に、カイロスと共にアロエリたちの援護に駆けつけ、交戦中。
グランバルド ロレイラル出身の機械兵士。ゲックが廃棄部品から再生した。砲撃戦を得意とするが、電子頭脳が正規品でないため、言動はどこか幼い。 ゲックと行動を共にしている。シャリマのラウスブルグ襲撃の際に、カイロスと共にアロエリたちの援護に駆けつけ、交戦。現在は冷却のため休眠中。
ライ一行
  説明 ライを中心とする一行。
  目的 ラウスブルグの救援。
メンバー
ライ リィンバウム出身の響界種(父ケンタロウが人間で母メリアージュが古妖精)。トレイユの町外れにある忘れじの面影亭の店主で、帝国最年少の有名料理人。堕竜を鎮め、人と召喚獣との全面戦争を未然に防いだ、【越響者(クロスレイヤー)】と呼ばれる勇者。あらゆる武器を使いこなす。 トレイユを旅立ち、帝都で料理修業に励んでいたが、レイのクーデターの報を聞き帝都を脱出。トレイユへ向かう途中で帝国軍の検問に引っかかり、アズリアの元へ連れて行かれている。
シャリマのラウスブルグ襲撃時には状況確認のためスバルたちと共に臨場。シャリマと交戦しているが、ケンタロウを人質に取られ戦意を失っている。
ミルリーフ リィンバウム出身の至竜。卵の時にライに拾われ、それ以来ライの元で成長した。現在はラウスブルグの守護竜となり、はぐれ召喚獣たちの保護を続けている。 ライと行動を共にしている。レイに殺害されそうになったが、ミコトの介入で解放された。
クラウレ リィンバウム出身のセルファン。かつて隠れ里の守護竜を補佐する御使いの長だったが、ギアンと共に仲間を裏切って戦った。現在はギアンと共にやり直そうとしている。先の戦いで戦闘能力を喪失し、現在は呪術師として援護に回っている。 キティシス、エニシアとメリアージュの力でトレイユに召喚され、ライたちと共にラウスブルクの救援に協力する。
スバル一行
  説明 スバルを中心とする一行。
  目的 忘れられた島を出て見聞のための旅をすること。当面の目的はラウスブルグの救援。
メンバー
スバル リィンバウム出身の鬼人。 アズリアと行動を共にしている。
シャリマのラウスブルグ襲撃時には状況確認のためスバルたちと共に臨場、シャリマたちと交戦中。
パナシェ バウナス。 アズリアと行動を共にしている。
シャリマのラウスブルグ襲撃時には状況確認のためスバルたちと共に臨場、シャリマたちと交戦中。
マルルゥ ルシャナの花の妖精。 アズリアと行動を共にしている。
シャリマのラウスブルグ襲撃時には状況確認のためスバルたちと共に臨場、シャリマたちと交戦中。
ウィル・レヴィノス リィンバウム出身の人間。ベルフラウの軍学校時代の同級生。首席で卒業後、幹部候補として陸戦隊に配属。アズリアの養子になった。現在は紫電所属でギャレオの副官を務める。 クーデター後、国境付近をうろついていたライとミルリーフを拘束しようとするが、マルルゥたちの仲介で非礼をわびた。
シャリマのラウスブルグ襲撃時には状況確認のためスバルたちと共に臨場、シャリマたちと交戦中。
フェア一行
  説明 フェアを中心とする一行。
  目的 何か目的があるようだが不明。
メンバー
フェア ライの一つ年上の少女。ライに負けず劣らずの料理上手で、シャオメイの紹介で忘れじの面影亭にやってきた。ライ同様、妖精樹の腕輪を持ち、ラウスブルクのことについても知っているらしい。 ライの留守中は忘れじの面影亭の店長代行を務めている。シャリマのラウスブルグ襲撃の際、城の中心に侵入し、リビエルに共闘を持ちかけ、その魔力でラウスブルクを異界に移動させた。
リューム フェアが連れてきた亜竜。人間の姿になったり人語を話したりすることはできない。 フェアと行動を共にしている。
 
ウルゴーラ
  説明 帝国・帝都ウルゴーラの住人たち。
  目的 特になし。
メンバー
ミュランス 帝都きっての老舗「レルトロ・メニエ」の元料理長。ライの料理の師匠でもあり、ミルリーフのことも孫のようにかわいがっている。  
 
海賊船
  説明 リィンバウムの海賊たち。
  目的 特になし。
メンバー
  カイル カイル一家の船長。  
  ソノラ カイル一家の砲撃手。  
  グラート カイル一家の先代の船長。家で中のカイルに海賊流儀をたたき込んだ人物。カイル達を逃がして海軍に捕まった後、軍の管理下に置かれていた。旧王国の港で偶然オウレンを保護し、スカーレルの紹介で忘れられた島に連れてきた。  
  バリウス グラート一家の老船医。カイルに武術の手ほどきをした。  
  ハイアット グラート一家の乗組員。片目。ソノラに銃の使い方を教えた。  
  ゴルドー グラート一家の乗組員。怪力で知られる。  
 
メイトルパ
  説明 幻獣界メイトルパの住人たち。
  目的 特になし。
メンバー
 
レイ一行
  説明 レイを中心とする一行。
  目的 エルゴの王の後継者として、救世の英雄【響融者(アストレイザー)】になること。
メンバー
レイ カイロスとシャリマの血肉を基礎素材に、制練石を宿すための素材として合成された【制錬者(ストレイジャー)】。左手に、亡魂を核として、世界の記憶から自由なアレンジを加えて肉体を再構築して下僕とする再誕の制練石を持ち、再誕の制錬者を自称する。またその肉体の一部に、前真聖皇帝の血肉も用いられている。オルドレイクから献上された魔剣・覇王の剣を振るう。 ミコトと同時期に制練石の素体として合成され、ミコトの暴走に巻き込まれる形で誕生。界の狭間を漂って、名も無きエルゴのもとへ流れ着く。ハヤトたちとソルたちの戦いに介入。怒りに燃えるハヤトを倒し、撤退した。その後ケンタロウたちの前に現れ、トライゼルドを破壊し、グランバルド・セクターと交戦、ケンタロウを捕獲した。
その後、帝国でクーデターを起こし帝位を簒奪、救世皇帝を名乗り、全世界に宣戦を布告した。ラウスブルグでカイロスを拘束したシャリマの元に現れ、カイロス、そしてミコトと再会した。
 
無色の派閥
  説明 召喚師の組織(その中でも特にセルボルト家)。かつて無色の乱を引き起こした。
  目的 ゼノビスの志を継ぎ、新しい世界を築くこと。そのためにレイに従っている。
メンバー
オルドレイク・セルボルト リィンバウム出身の人間。無色の派閥の名門セルボルト家の召喚師で派閥の総帥。2度に渡り魔王(餓竜の悪魔王)降臨の儀式を行ったが、失敗し、2度目の儀式の過程で死亡した。 レイの手により往年の活力と若さを取り戻して復活。世界の王となるべき者のために用意された魔剣・覇王の剣をレイが使いこなしたのを見て、忠誠を誓っている。
ハヤトたちとソルたちの戦いに介入し、キールに狂骨の呪いをかけて撤退した。その後はレイの命でクーデターに参加し、帝国上層部を制圧した。レルムの村襲撃に失敗したソルたちも回収している。
ソル リィンバウム出身の人間。オルドレイクの息子でキールの異母兄(クラレットの異母弟)。かつてキールと後継者の座を争ったほどの実力を持つサプレスとロレイラルの召喚師。 キールに宝鍵の返却と次期当主の座の辞退を迫り、キール・ハヤトと交戦。その後もオルドレイクに従っており、正式に次期当主に指名された。その後、オルドレイクの命でレルムの村を襲撃。バノッサ、トウヤ、紅き手袋と共に戦ったがレックスたちの介入で劣勢になり、オルドレイクと共に撤退した。
トウヤ
(深崎藤矢)
名も無き世界出身の人間。ハヤトの同級生。烈霜焦炎という呪われた魔剣を振るう。 ソルの護衛獣たる魔人形として名も無き世界から召喚され、キール・ハヤトと交戦。その後もソルに従っている。
カシス リィンバウム出身の人間。オルドレイクの娘で、ソルの実妹でクラレットとキールの異母妹。サプレスとメイトルパの召喚師。 キールに宝鍵の返却と次期当主の座の辞退を迫り、キール・ハヤトと交戦。その後もオルドレイクに従っている。ソルと共にレルムの村を襲撃する予定だったが、出奔したクラレットの討伐任務に就き、任務にかこつけてクラレットを殺害しようとしたが、キムランの介入で撤退した。
アヤ
(樋口綾)
名も無き世界出身の人間。ハヤトのクラスメイト。 カシスの護衛獣たる魔人形(人間を依り代に大悪魔を降臨した者)として名も無き世界から召喚され、キール・ハヤトと交戦した。その後カシスと行動を共にしている。
バノッサ サイジェント北スラムを根城とする不良集団オプテュスのリーダー。オルドレイクの息子だが、虚弱児だったため幼い頃に捨てられ、自身の出自は知らない。無色の乱の頃、サイジェント領主の城を乗っ取る騒動を起こした。2度目の魔王降臨の依り代にされ、オルドレイクと差し違える形で死亡した。凶剣士と呼ばれる二刀流の使い手。 レイの手により復活し、オルドレイクにより魔人形とされてハヤトと戦うが、怒りに燃えたハヤトの攻撃を受け、崖下に転落。その後回収され、ソルに従っている。
ゼノビス・アドベック 召喚師。エルゴの王の側近で、その軍勢の指揮者。後に変心し、無色の派閥の創設者となった。その著書「エルゴ碑文」は、世界の真理にあまりに深く触れたゆえに禁書とされ、今では断片的にしか残されていないとされる。 故人。
 
シャリマ一行
  説明 シャリマを中心とする一行。
  目的 レイとミコトを使って研究を完成させること。
メンバー
シャリマ
(シャマード・リッツァー)
帝国の地方の町外れにある診療院の院長。サプレスの召喚師。ミコトにリィンバウムでの常識を教えた。
かつては帝国軍の強化兵実験施設局に所属し、霊界部門の研究主任を務めていた研究者。サプレスのエルゴの欠片を制練石に加工し、直弟子であったカイロスを籠絡してミコトを作り出した。十数年前にバルレルを召喚し、その魔眼を奪い取った張本人。霊界に咲く魔性の花を品種改良し、身体に寄生させており、その吸精根を用いて他者の体液や魔力を吸い取ることで若さを保っている。
無届で召喚術医療を行っていたため、帝国の異端召喚師審問会懲罰部隊に拘束・連行されたが、部隊を壊滅させ脱走。ミコトに接触し、彼が制錬者であることを教えた。ミコトが逃げ出してからはハヤトに近づき、ハヤトにミコトの情報を教えてミコトを狙わせている。
その後、レイムを通じて、レイへ接触。メルギトスの協力を得て召喚兵器を復活させ、マグナたちとトリスたちの戦いに介入。ミコトをとらえようとデュウをけしかけ、その能力を見極めて撤退した。再誕の制錬者にレイという名を与える。
新生帝国成立後は、軍事技術総監の地位を与えられ、ラウスブルグ接収のため、召喚兵器と共に隠れ里を襲撃。
トリス・メルギトス リィンバウム出身の人造生命体。最後のクレスメント一族の血肉からメルギトスが魔術的に培養し、マグナとは異なり完全な形で覚醒している。レイムからは娘と呼ばれている。血のように赤い刃の不気味な短剣・奈落の血刃(アヴィス)を持つ。 マグナを襲撃し交戦。その後現れたメルギトスと共に撤退。ハヤトと別れてゼラムへ向かうマグナたちを襲撃。ネスティと共に去って行った。その後はレイムの指示でシャリマに同行し、ラウスブルグを襲撃したが、失敗に終わり離脱した。
レオルド ロレイラル出身の機械兵士。トリスの護衛獣。年代物だが、マグナの魔力付与した一撃をはじくほどの装甲と、格闘戦・射撃戦両方に対応できる武装を持つ。 ネスティを襲撃し、マグナらと交戦。その後現れたメルギトスと共に撤退した。その後トリスと共にマグナたちを襲撃。バルレルと交戦した。その後はトリスに同行し、ラウスブルグを襲撃。しかしカイロスの術により凍結、無力化された。トリスによる回収が間に合わず、異界に逃れたラウスブルクに取り残されている。
レシィ メイトルパ出身のメトラル。トリスの護衛獣。魔力を含むありとあらゆるエネルギーの流れを断絶する審眼を使用するが、その飽和した魔力のせいで角が壊疽し、切断されている。トリスが愛情に飢えていることを敏感に察知し、ひそかに心配している。 マグナらと交戦。その後現れたメルギトスと共に撤退した。その後トリスと共にマグナたちを襲撃するも、ネスティに捕縛され、トリスがメルギトスに従っている理由を説明。共にトリスに合流し撤退した。その後はトリスに同行し、ラウスブルグを襲撃したが、失敗に終わり離脱した。
ネスティ・ライル リィンバウム出身の融機人。マグナの兄弟子。ライル一族最後の生き残り。現在はエクスの勅命を受けて行動しているが、過去の記憶を継承できる融機人の特性上、蒼の派閥に対する怨恨を消し去る事が出来ず、自己嫌悪を感じている。またトリスに対しても、かつての自分の姿を重ねて同情している。 近くの街に買い出しに行ったところ、レオルドに襲撃され、マグナと合流してトリスたちを撃退。その後はマグナと共にゼラムへ向かっているところ、トリスたちに再び襲撃される。レシィからトリスの現状を聞かされ、マグナの元から離れてトリスと行動を共にしているが、その真意はトリスをメルギトスの元から解放することになる。レイムの命でシャリマに同行し、ラウスブルグを襲撃したが、失敗に終わり離脱した。
 
メルギトス一行
  説明 メルギトスを中心とする一行。
  目的 不明。
メンバー
レイム・メルギトス サプレス出身の、奸計と虚言の悪魔王。かつてリィンバウムに侵攻した際にアルミネにより封印されていたが、封印から抜け出し、旧王国を操り傀儡戦争を引き起こした。マグナとその仲間達により倒された。 レイの力で復活。再誕の際の受肉により、サプレスにいる時と遜色ないレベルの能力を取り戻している。トリスと共にマグナたちの前に現れ、その出生の秘密を明かして動揺を誘い、撤退した。
新生帝国成立後は、の異端召喚師審問会最高執行責任者兼帝国の顧問召喚師を名乗り、浮遊城事件の関係者を探すため、トレイユを訪問。エニシアを拘束しようとするが、コーラルの介入で撤退した。
 
エルゴとその関係者
  説明 世界を支える存在とその関係者。
  目的 世界の安定。
メンバー
  始原のエルゴ 無限の力を持つ集合意識。この世界全てを創世した存在。現在はリィンバウムの界のエルゴとして世界を見守っている。  
  界のエルゴ 始原のエルゴが機界ロレイラル、鬼妖界シルターン、霊界サプレス、幻獣界メイトルパの4世界を委ねた自身の分身。  
  名も無きエルゴ 界の狭間にいる、6番目の界の意思。 界の狭間に流れ着いたレイに、世界についての知識を与えた。
  カイナ シルターン出身の人間。鬼道の巫女。エルゴの守護者。 世界を旅して、世界を危険にさらす状況を発見したときはハヤトに伝えている。
  エスガルド ロレイラル出身の機械兵士。エルゴの守護者。 世界を旅して、世界を危険にさらす状況を発見したときはハヤトに伝えている。
  エルジン リィンバウム出身の人間。ロレイラルの召喚師。エスガルドのサポート役。 世界を旅して、世界を危険にさらす状況を発見したときはハヤトに伝えている。
 
エルゴの王一行
  説明 初代誓約者を中心とする一行。
  目的 始原のエルゴが描いた楽土を形にすること。
メンバー
  エルゴの王 異世界のリィンバウムに対する侵攻と召喚術の濫用により生じた事態を収拾するため、界のエルゴに選ばれ、誓約を結んだ初代誓約者。至源の剣という神秘の武器を持つ。
リィンバウムに結界を張ることで戦争を終結し、のちに請われて王国を設立したが、死後その王国は崩壊した。
故人。
  メイメイ 竜神の娘でエルゴの王の護衛役。極辰星拳という技を習得し、お転婆姫と揶揄されている。
死に逝くエルゴの王とかわした誓約を守るため、観測者として永劫の時を生きている。普段は酔いどれ占い師の姿をしている。
 
 
帝国
  説明 リィンバウム・帝国の関係者。
  目的 特になし。
メンバー
  マリアス 帝国の皇帝。前皇帝が皇帝親征により横死し、数年の混乱期を経て、10年あまり前に即位した。幼いため、実際の政治は摂政たちが仕切っている。 クーデターの際に皇位を剥奪された。
  アレッガ 帝国の摂政。 クーデターの際、レイにより一族郎党処刑された。
 
帝国軍
  説明 リィンバウム・帝国軍の関係者。
  目的 特になし。
メンバー
アズリア・レヴィノス リィンバウム出身の人間。名門レヴィノス家の跡継ぎ。帝国軍陸戦隊所属・独立国境警備部隊「紫電」の初代隊長。傀儡戦争における国境死守の軍功により、帝国初の女性将軍になった。  
ギャレオ リィンバウム出身の人間。アズリアの部下で、現在は紫電の二代目隊長。 国境付近で出会ったライとミルリーフをアズリアの元まで案内する。
  アリーゼ リィンバウム出身の人間。ベルフラウの軍学校時代の同級生。卒業後は憧れの巡回医の助手として働いている。  
  ナップ・マルティーニ リィンバウム出身の人間。ベルフラウの軍学校時代の同級生で従弟。忘れられた島にとどまったベルフラウに代わり、マルティーニ家の総領になった。  
 
那岐宮中央高校
  説明 那岐宮市にある高等学校の関係者。
  目的 特になし。
メンバー
  エミ
(日比野絵美)
名も無き世界出身の人間。那岐宮中央高校の二年生。ミコトのクラスメイト。 1年前に行方不明になったハヤトの行方を捜している。
  カツヤ
(西郷克也)
名も無き世界出身の人間。那岐宮中央高校の二年生。エミの幼なじみ。  

 

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