2019-11-20

【Webコミック】星界の紋章 第34話 レビュー

Ivanさん、更新教えてくださってありがとうございます。このyukkun20ともあろう者が2週間気付いていなかった…だと…(割とマジでショック

星界の紋章 第34話

漫画:米村孝一郎
レーベル:コミックメテオ

レビュー

敵軍に追われ、遊園地にたどり着いたジントとラフィール。敵軍と、微妙に異なる立場から彼女たちを追う現地警察と三つ巴の追撃戦が展開中です。

「待てと言われて待つバカいるかい」の精神は宇宙世紀でも生き延びてるんですね。

原作読んだ時はなんとも思わなかったんですが、こうやって実際に描かれると、「総勢20名の警官隊」って結構な大部隊ですね。yukkun20だったら見ただけで戦意喪失しそう。

原作では光源弾倉をひとつ投げたことになっているのに、コミックスでは目立つことがしたかったのか2つまとめ投げするジント君。

現地警察も撤退を余儀なくされるような激しい銃撃の中、ラフィールたちは必死に逃げ場を探します。

ここ、原作と同じ内容のト書きなんですけど、「右手で肩ごしに撃ちまくっている」ってこのポーズでいいんでしたっけ。yukkun20は「銃を持った右手を、首の前を通して左肩から後ろに伸ばし、左後方を射撃している」というイメージだったので…

ジントの台詞の「どうもここは危ないような気がしていたんだ」っていう台詞を削ったせいで意味が分からなくなってますね。原作ではジントの自嘲であることは明らかなのに、これだとウサギの台詞をジントが揶揄してるみたいになっちゃいそう。単行本では修正してほしいところです。

これ原作でも好きなシーンです。「私は足手まといになりたくない」なんてことを少し前まで言っていたのに、今はジントと二人でどうにか生き延びようとしてるんですよね。

なんとか敵兵から離れ、水分と糖分の補給をする二人。あれ…このとき飲んでたのはペットボトルじゃなくて壜じゃなかったっけ…と思ったんですが、原作をちゃんと読むと、「有機合成樹脂製の壜」ってありました。

遊園地のロボット馬に乗って出口へ向かう二人。果たして無事に遊園地を脱出することは出来るのでしょうか。次回、(多分)二人の逃走劇はついに一つの結末を迎えます。

今回の殿下

今回も前回に引き続く殿下大活躍でしたねー。

出会い頭に警察に弾丸を撃ち込もうとしたところをジントに止められてしまった殿下。

命に関わるようなミスをされた時でも、嫌味一つで許してあげる寛大な殿下。

流れるような投げ撃ちを披露する殿下。投げ撃ちって何かな~と思ってちょっとだけ調べたんですが、どうも銃を振り下ろしながら射撃することで、反動を相殺して命中率を上げる技法のことみたいですね。

「アーヴにはふさわしくない弱々しい笑み」を浮かべる殿下。

ジントが差し伸べた助けに素直にすがる殿下。個人的には今回のベストショット。

MK5の殿下(笑)

今回アクションシーンがメインだったのであらすじで書くことがあんまりなかったですね。次回はついにジントの大活躍が見られる…かも。コミックス7巻も12月発売です。

※画像は第34話より引用

トラックバック URL

コメント & トラックバック

>「待てと言われて待つバカいるかい」の精神は
 ちょっと違いますが、FFTに「逃げるのか!出てこい!」と言われてホントに出る奴、いましたw。
>宇宙世紀でも生き延びてるんですね
 …はい?w

>「右手で肩ごしに撃ちまくっている」ってこのポーズでいいんでしたっけ。yukkun20は「銃を持った右手を、首の前を通して左肩から後ろに伸ばし、左後方を射撃している」というイメージだったので…
 うーん、私は米村先生と、同じように考えてた。yukkun20さんのそのイメージ、どの作品から来てる?

>原作ではジントの自嘲であることは明らかなのに、これだとウサギの台詞をジントが揶揄してるみたいになっちゃいそう
 確かに、原作勢なら誤読しないんですが、これで初めて触れる人の、誤解を招きかねないですね。

>「私は足手まといになりたくない」なんてことを少し前まで言っていたのに、今はジントと二人でどうにか生き延びようとしてるんですよね
 殿下もジントも、「信頼」の意味を、学び始めた。未来の皇帝として、必要な理解。

>原作をちゃんと読むと、「有機合成樹脂製の壜」ってありました
 こんな細かい点に気づき、確認するあたり、流石です。

>「アーヴにはふさわしくない弱々しい笑み」を浮かべる殿下
 ここ、あんまりあざとくしてないのが、逆にエロかった…w。

> yukkun20さんのそのイメージ、どの作品から来てる?
特定の作品イメージではないです。普通日本語で「肩ごし」と言えば、他人の肩ごしを指しますが、ここではラフィールが先行しているので「肩」というのは(ジントのではなく)自分の肩だと思います。米村先生のポーズだと、肩越してなくないです?
それにトレヴィの泉で、コインを左の肩ごしに投げるとローマに戻ってこられる、という伝説がありますけど、この場合の「肩ごし」って左肩を前から後ろに越えることだと思うんです。そのあたりが根拠でしょうか。

カオスちゃいるど らぶちゅ 有村ルート ノーマルエンド見ました
昨日序盤も記事にしましたが 今日はさすがに時間がないので
感想は後日書きます

それよりyukkunさん もうすぐ グレイセスアニバーサリーですが 
あなたにとってグレイセスはどんな作品ですか?
調べてもどうやらレビューはされていないようですね

> あなたにとってグレイセスはどんな作品ですか?
グレイセスはすごく評価の難しい作品だと思ってます。戦闘システムもストーリーも、単発の作品としてみるとよくできていると思いますが、yukkun20がテイルズに求めているものとはちょっと違うという感じですかね。ただしシェリア嬢はおれの嫁。
> どうやらレビューはされていないようですね
ブログ化する前にかるーくレビューしてます。わかりにくくてすみません。
http://www.yukkun20.com/201001.html#20

 おお…。らぶチュッチュッ行きましたか…。KNEG?なゲーム、ですよね?w
 新サクラ大戦の体験版やってます。悪くない出来ですけど、声の仕様の不備(声優の演技に問題あるのでなく)が目立つのは、声優力が売りなゲームとして、なんとかしてほしいところ。

やはりパートボイスだったか…フルボイスって予算の問題もさることながら、シナリオが完全に固まらないとレコーディングができないからなかなか難しいんですかね。

 「肩ごし」って言葉の意味、そこまで考えてなかったよ…(^^;)。流石弁護士。法律や裁判って、言葉の意味を理解するの、大前提でしょうからね…。

なんか理屈っぽくてすみませんw

 広井さんはゲーム業界で声優に注目した、最初のゲームデザイナーなので、そこに手を抜いてほしくはなかった。正直古びている感はある。

コメントフィード

コメント

皆さまのコメントが励みになっています。ありがとうございます。