2017-03-29

【コミック】放課後さいころ倶楽部9 レビュー

今日は出張でした。新幹線の距離だったのですが、行きの特急券と帰りの特急券を別々に購入したのに、偶然同じ号車の同じ番号の座席でした。なにこれ。

放課後さいころ倶楽部9

著者:中道裕大
レーベル:ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル
価格:590円

レビュー

アナログゲームを題材に女の子のキャッキャウフフを楽しめるコミックス第9巻です。トゲトゲガール・黒崎奈央の加入で、ちょっと重たい人間関係の話も出せるようになってストーリーも面白くなりましたね。まあ奈央の母親がかなりの外道っぷりなので、今後どう転がしていくのかは気になるところですが。

今回も5話構成ですが、ストーリーだけの回が1回あるので、取り上げられているゲームは4つです。「アンドールの伝説」はボードゲームショップではよく見ますけど、こういうゲームだというのは初めて知りました。いいなぁ、もう店長みたいなゴツいおっさん(店長はヒゲでマッチョでグラサンの元軍人)でもいいから、ボードゲーム一緒にプレイしてくれる友だちがほしいお(前巻よりもひどい締め)。

今回題材になっているゲームは、

働き者とお邪魔者のグループに分かれ、自分の正体を隠しながら、働き者は迷路の完成を、お邪魔者はその阻止を狙っていくカードゲーム「お邪魔者」。

ルールも分かりやすく、1ゲームも短いし、コンポーネントも少ないので軽いプレイによさそうですね。正体がばれてからも面白いのがすごい。

剣と魔法のファンタジー世界を舞台に、4人の勇者が国を守る、TRPGのような協力型のボードゲーム「アンドールの伝説」。

TRPGだと人数集めも大変だし、ゲームマスターの負担も大きいですが、このゲームではマスターが不要で、1人からプレイできるので、ぼっちのボクにもいいかもしれませんね。まあぼっちでプレイするならコンピューターゲームでもやっとけという話ですが。


2チームに分かれ、リーダーが25個あるキーワードから、与えられた「正解のキーワード」を仲間に見抜いてもらうためにヒントを出していく対戦型のカードゲーム「コードネーム」。「キーワード」がスパイのコードネームである、という設定を被せているため、このタイトルになっています。

2016年に発売された新しいゲームですね。単純なルールでありながら、意外と頭脳を使うところが面白いと色々なところでレビューされてました。でもこれ2人でもプレイできることになってますけど、どうするんだろ。


色々なイラストが描かれたカードを使い、自分が特定のカードに付けた適当な「タイトル」を、他のプレイヤーに当ててもらうというゲーム「ディクシット」。

当てられてしまうと当てたプレイヤーにも得点が入りますが、誰にも当てられないと親以外のプレイヤーに得点が入ってしまうため、当てられやすすぎず、当てられにくすぎもしないところでタイトルを考えるというジレンマが面白そう。でもこういう想像力が必要なゲームはちょっと苦手。


の4つでした。コードネームは学習ゲームとかに応用できそうな気がする。

公式サイトに試し読みもありますので、興味をお持ちの方はぜひ。

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