2014-12-09

【コミック】空想科学X LessonⅤ レビュー

saxyun先生の最新刊「空想科学X」の最新巻にして最終巻が約2年ぶりに出ました。電撃マオウは読んでないから連載が終わったことは知らなかったよ…ひそかにかなり好きな漫画だっただけに残念です。個人的にはみずしな先生、古賀先生に次ぐギャグマンガの星として期待しています。

話自体は相変わらずのシュール…というかナンセンスギャグで、主にツッコミ、時々ボケ、博士の発明品の被害に遭いつつバイオレンスな復讐に走ることもあるコトちゃん(画像一番上のメガネっ娘)と、ボケ一辺倒、トラブルメーカーにしてトラブルシューターの博士(画像中央)のコントで話が進んでいきます。

「改造」

ハカセ「(何かの発明品をいじりながら)ふーむ…むむむ…むふー…」

コト「ハカセ 空気が抜ける音してますよ 穴が空いてるんじゃないですか」

ハカセ「ワシは風船か」

コト「それ風邪のときにネギをスムーズに挿入するネギスルリですよね」

ハカセ「なつかしいじゃろ 改造してパワーアップしようかと思ってな」

ハカセ「…よしできた タマネギスルリ

※97ページより引用

とまあ一事が万事こんな感じです。しかし最終話も最後までこんな感じで話を転がしつつ、最後の最後はちょっと余韻を残すような終わり方だったのがまた憎い。

4コマなのに次のコマが全く読めない超展開が続いたり、オチが全人類滅亡だったり、深夜に読むと笑いが止まらなくなること請け合いです。全巻揃えても5冊なので、ギャグマンガが好きな方は是非。

いくつか中身を立ち読みできるサイトへのリンクを張っていきますので、ちょっと興味を持った方はチェックしてみてください。

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 「空想科学大戦」みたいな作風かと思いきや全然違う。むしろ「ドラえもん」…。

ドラえもんは言い得て妙ですね。

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