新着情報

2015-07-30

ソフィーのアトリエ 世界観&バトルシステム新情報 

現在プレイ中のロロナのアトリエは2年目の12月まで来ました。今回期間制限が本当厳しいな…。1回探索に出るだけで1ヶ月くらい持って行かれるのは結構辛い。

atelier_sophie
《公式サイト》

WORLD

時間の経過とともに、変わりゆく世界を感じることができる『ソフィーのアトリエ』。
町の人々にも生活があり、時間や天候によってその生活のパターンも少しずつ変化しています。

だそうです。イベント極めるのは結構大変そう。でも時間制限がないのならこの辺りはのんびりやれそうです。

夜や雷雨

時間帯や天気によって、街でのイベント、採取出来るアイテム、出現モンスターなどが変わるようです。

キルヘン・ベルには一件のカフェがあります。カフェは仕事の依頼を受けたり、
噂を聞いたりと、ソフィーの生活に関わる情報を集めることができます。

カフェ

これまで通り、依頼を受けて報酬をもらうシステムがある様子です。報酬はお金だけなのかなぁ。

SYSTEM

ついにバトルシステムが披露されました。

ロジカルターンバトル

最近のシリーズでは、いわゆるウェイトターンバトル(ウェイトターンが0になった者からコマンドを選択し即時行動するバトルシステム)だったのですが、今作では味方も敵も行動を一括して指定し、ウェイトターンの順に行動を順次行うというシステムに変更されました。

うーん、この手のシステムは戦闘を面白くする反面、無駄な行動が増えてフラストレーションがたまる原因にもなるので、うまくバランスを取っていただきたいところです。

アイテムの使用

またこれまで主人公(とごく一部のキャラ)しか使えなかったアイテムが、PC全員使えるようになりました。もっともキャラにより使えるアイテムには制限があるようですが。

最近のアトリエはアイテムの火力がバカにならないので、これはうれしい。

サポート スキル

おなじみのサポートやスキルシステムももちろんあります。

しかし戦闘画面もシステム画面もやっぱり綺麗ですねぇ。これがPS4の実力ということか…!

※画像は上記公式サイトより引用

2015-07-29

オーディンスフィアのP&Dインタビューがファミ通で掲載中 雑誌よりもボリュームあるので要チェック

オーディンスフィアの神谷プロデューサーと大西ディレクターのインタビューが、ファミ通.comに掲載されています。

オーディンスフィア レイヴスラシル
《公式サイト》

『オーディンスフィア レイヴスラシル』ヴァニラウェアの神谷盛治氏&大西憲太郎氏が語る、並々ならぬ思い入れとコダワリのポイント! – コミニー[Cominy]

色々興味深い話があります。

大西

オリジナル版は、神谷の当時の唯一の代表作でコアな人気のあった『プリンセスクラウン』を継承した作品というコンセプトで作ることになって、技術面では、『プリンセスクラウン』の最大の特徴である“アニメーションを美しく見せること”に、とにかくこだわりました

開発ツールの試作品ができ上がってみると、これが思っていた以上にポテンシャルを感じられるもので、ハードもプレイステーション2になって解像度が上がっていたので、ドット絵ではなく塗りこんだ絵を使ってイラストが活き活きと動くようなゲームにしよう、背景も動かそう、という感じで欲が出ていきましたね。

プリンセスクラウンのドット絵アニメーションは本当にすばらしかったです。アクションにあまり興味ない自分もそれだけで購入。そしてその後PS2で登場したオーディンスフィアの映像にも度肝を抜かれたのを覚えています。あの美しい絵がそのままアニメーションしてアクションするとかもう。

大西

それから、これは神谷の特徴でもあると思うのですが、利便性よりもリチュアル(儀式)の楽しさを取るんですよ。『ドラゴンズクラウン』でも、宝箱を開けるのにわざわざ“盗賊のロニ”に指示を出して開けさせるという形になっていますが、「宝箱の前でボタンを押せば開くようにすればいいんじゃないの?」と、ふつうは思いますよね。(中略)ユーザビリティーとしては最悪ですが、それよりも見た目の美しさや雰囲気を優先する。『オーディンスフィア』というのはそういうものだ、という精神で全体が作られていました。

プリクラもそうでした。回復アイテム(食事)をとるのも、一口でのみこむのではなく、何口かに分けて食べるんですよね。今やヴァニラといえば食事シーンみたいになってますが、当時は画期的だったのです。

神谷

いまのアトラスさんは、私が見てきた中で、近年でいちばん純粋な“ゲームを作るための会社”になったと感じています。いろいろときつい状況を経て、本当にアトラスでゲームを作りたい人だけが残り、その部分がきれいにひと塊になった印象です。

アトラスの開発スタンスも本当にすばらしい。このご時世にこれだけの作品を、粗製濫造することなく定期的に世に送り出せているのは一つの奇跡ですよ。

神谷

旧作を踏まえつつも、あくまでヴァニラウェアの最新作としてもう一度再構築すべきだと思いました。一方、オリジナル版を大事にしてくださるお客様も必ずおられると思いましたので、完全保存版としてオリジナルもキッチリもとのままHD化して収録して、二本立てにすることも決めました。だからこそ、リファインモードは、いま作るならこうだろうという気持ちで、思い切って変えていけると考えました。

既に情報は出ていましたが、やはりリメイクとリマスター(リファイン)の二本立てなんですね。

大西

オリジナルでは入れられなかったモンスターを、新規で中ボスとして入れています。中ボスと言いつつも、旧作ボスより豪華な作りのものもいますよ。旧作からの敵も、技や攻撃バリエーションを増やし、思考ロジックも全部新規で組み直しましたので、旧作をやり込んだ方も新鮮な感覚で遊んでいただけると思います。(中略)ステージに関しては、マップを探索する要素を加えました。ヒントをもとに隠されたアイテムを探したり、特定の方法で隠し部屋に入ったりなど、少し懐かしい楽しさを加えています。

リメイクならではの新要素も満載。2Dの隠し要素は3Dにくらべてしらみつぶしになりづらいところが好きです。

多分時間の関係でリマスター版の方はプレイ出来ないような気がしますが、そんなことは気にせず予約しておこうと思います。来年が楽しみ。

2015-07-28

【Webコミック】星界の紋章 第15話 レビュー

COMICメテオさんのWebコミック「星界の紋章」が更新されました。

え?コミックス3巻の感想?…今日Amazonで注文したのでそのうち…

星界の紋章

漫画:米村孝一郎
レーベル:コミックメテオ

レビュー

星界の紋章 第15話 01

フェブダーシュ男爵との戦闘はラフィールの勝利に終わりました。

それを見届けた前男爵スルーフは、家臣たちに男爵の死を告げます。

星界の紋章 第15話 02

そして本来の目的地であるスファグノーフ侯国へ。

既に侯国には敵が押し寄せている可能性がありますが、ラフィールは迷った末に、任務を遂行する意志を固めます。

止まるか進むか迷ったときは進めと教育された」は作中でも好きな表現の一つ。

星界の紋章 第15話 04

そして事件を通じて友人となったジントとスルーフも別れの時を迎えます。

星界の紋章 第15話 05

そしていよいよスファグノーフ侯国の近くへ。すでに付近の平面宇宙は敵に制圧されており、ラフィールたちの連絡艇にも敵艦が近づいてきます。

戦闘力の無い連絡艇VS平面宇宙では圧倒的な火力を誇る戦列艦。果たしてラフィールたちは無事に目的地に辿り着けるのか―

今回の殿下

星界の紋章 第15話 03

いい顔です。原作より「してやったり」感がありますね。

※画像は第15話より引用

2015-07-27

STEINS;GATE 0 公式サイトで助手の壁紙を配布中 明日までなので急げ!

STEINS;GATE 0の公式サイトで、助手こと牧瀬紅莉栖の壁紙が期間限定で公開中です。Ivanさん、情報ありがとうございます。

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《公式サイト》

こちらの記事によると、7/25が牧瀬紅莉栖の誕生日であることからこういう企画になったとのこと。

今日は「STEINS;GATE」の牧瀬紅莉栖が生まれた日。続編「STEINS;GATE 0」の公式サイトで“紅莉栖”壁紙の期間限定配信開始 – 4Gamer.net

壁紙の配信は7/28(火)の23:59まで。つまり明日いっぱいですので、彼女のファンならDLして早速壁紙にしましょう。僕も画面ロック時の壁紙は元々助手だったのですが、今回こちらに差し替えることにしました。7/28までなのは多分この日がβ世界線上での彼女の命日…だからですかね。

ところでこのイラスト、見たことある気もするんですが、書き下ろしですよね…?hukeさんありがとうございます!

2015-07-26

名古屋旅行2日目 物販がなかったのは残念極まる

引き続き名古屋にいます。

時刻 旅の日記 写真
09:00 今日は6:30起きで長久手の方にある「愛・地球博記念公園」に行ってきました。万博の時も来ていないのに、10年経ってわざわざ来た理由はもちろん… DSC_0848
09:30 サツキとメイの家の見学のためです!

こうやって見ると、意外とこぢんまりした家でした。映画で見たときは田舎の巨大なオタクというイメージだったのですが、これなら普通に家族4人で暮らす家として申し分なし。

なお設定上、この家は映画から1年後の姿ということになっています。

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  外観は写真撮影OK(内部は入れるが撮影不可)。

お父さんの書斎に、メイが小トトロを発見した床下。
書斎の外にあるテラス、サツキがぼろぼろになっていた柱を倒しそうになっていましたが、お父さんの手で修復されています(という設定です)。

お父さんが考古学者ということは知ってましたか?

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  映画には登場しない家の裏側も、作り込まれています。 DSC_0853
  井戸。ちゃんと水が出ます。メイが見つけた「底に穴のあいたバケツ」もあるので、メイちゃんごっこが捗ります。 DSC_0854
  畑。これはスペースの関係上、庭にではなく少し離れたところにあります。 DSC_0857DSC_0858
  サツキがトトロに出会ったバス停。意外と小さい。 DSC_0856
  縁側。奥は和室で、サツキの勉強机やランドセルが置いてありました。 DSC_0859
10:30 最後にネコバスに乗せてもらった…わけではなく、すぐ側にある展望台から。

室内もディテールや小物などがリアルに再現されていて、見応え十分でした。ジブリファンやトトロファンなら是非一度行ってみてください。

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11:00 万博記念館もありましたが、あまり見るものはなかったかなぁ。 DSC_0861

 

2015-07-25

名古屋旅行1日目 うっかり可愛いイルカのクッションも購入

昨日までで研修も終了。普段だとここで東京で羽を伸ばすところなのですが、先月TOF2015で来たばかりなので、今回は趣向を変え、帰り道途中で下車し、名古屋で遊ぶことにしました。名古屋あまり来たことないですからねー。ジブリの聖地の一つがあるところですし、やはり一度はチェックしておかねば。

時刻 旅の日記 写真
09:30 まず向かったのは、名古屋市の中心部にある名古屋市科学館。

yukkun20はこの手の施設が大好きです。でもあまり期待せずに行ったのですが…

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10:00 なんと地上7階、地下2階の巨大な施設でした。しかも世界最大のプラネタリウムもあります。
開館一番で乗り込んだこともあり無事チケットもとれたので(退館したときには既に完売してました)、まずはそちらを見学。(なお、館内は基本的に撮影自由です)

普通に夏の星空をレクチャーしてくれるのかと思いきや、流星群が特定の時期にだけ見られる仕組みとか、この時期に見られる惑星の話とか、知らないことも多くて面白かったです。いい学芸員さんがいらっしゃるなぁ。

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  展示物もかなりレベルが高く、どちらかというと子供向けというより、それなりの年齢層向けです。特に上の方の階はそういう展示が多いです。

6階にある最先端科学に関する展示。DNA鑑定は今後仕事で役立ちそうなので撮影。

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  5階にある「物質・エネルギー」についての展示。

単位が次元を表しているというのをもっと初期に教えれば、物理が苦手な人は減ると思うんだけどなぁ。

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  4階の放電ラボで見られる放電実験。(要予約)

120万ボルトのテスラコイルから放電するのを間近で眺めることが出来ます。
「120万ボルトってどのくらいですか?」
学芸員「ピカチュウの10万ボルト12匹分です」

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  3階にある「技術」についての展示。

これは機械式時計の模型。説明板もわかりやすい。

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  2階の「地球」に関する展示。

こういう博物館らしい展示もありますが、数は少なめ。

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  地下では特設展として、錯覚に関する展示をしていました。

これはネット上で一時期話題になった、「白と金のドレス」「青と黒のドレス」のどちらに見えるドレス。
肉眼で見ると青と黒にしか見えませんが。

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14:00 そんなわけで、午前中で引き上げるつもりが思わず2時まで入り浸ってしまいました。他にも催し物が随時開催されているので、もう1回言ってもいいかな。  
14:30 お昼ご飯はデパ地下でひつまぶしを頂きました。
さすが本場。お手頃価格でこのお味。
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15:30 午後からは名古屋港水族館に行ってきました。

水族館は好きなんですけど結構久しぶりな気がするなぁ。10年くらいは来てないような気がする。

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16:00 水族館といえばイルカショー。
普通の芸も見応えあるのですが、人間といるかが一体となって水中で行う芸は非常に見応えがあり、思わず歓声が漏れてしまいました。でもイルカって本当に賢いですねぇ。しっぽで観客に水を掛けたり、フリスビーをキャッチしたり。どうやって訓練してるのかわからない技もたくさんです。こういう姿を見ると、イルカ猟に反対する人がいるのもわからないではない。

芸をカメラで撮影していて、芸と芸の間の時間にリプレイを大画面でスロー再生するなど演出もなかなか。

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  他にも水族館らしい生き物満載。

また「水中のモンスター」と表して、ちょっとグロい生き物の展示もやってましたよ。

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  その中の一つ、「ダイオウグソクムシ」。

ジブリネタがあったので思わず激写。遊び心もいいですね。

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  趣味の記念メダルコレクションも新たに6枚増えました。実はもう4種類あったのですが、意外と高い(1枚500円)ので断念。なおこのうち2枚(色が付いていないやつ)は、名古屋港水族館ではなく、隣のショッピングモール2階でしか買えないので、コレクターは要チェック! DSC_0847
19:30 晩ご飯は名古屋らしく味噌カツ。矢場とんの本店で食べました。肉が軟らかくってジューシー。暑くて食欲がなかったので食べきれるか心配でしたが、杞憂でした。

その後大須(名古屋のオタク街)を散策して帰りました。

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2015-07-24

【ゲーム】テイルズ オブ ザ ワールド レーヴ ユナイティア レビュー

ようやくTOWRUクリアしました。放置していた期間が長かったからなぁ…このゲームいつ始めたんでしたっけ…(ぱらぱら)…去年の10月だ。

テイルズ オブ ザ ワールド レーヴ ユナイティア

価格:5626円(税込)
ジャンル:新たな絆のシミュレーションRPG

続きを読む(ネタバレ注意) »

2015-07-23

オーディンスフィアの予約開始 ストーリーだけ追うモードを付けてほしいなぁ

今日のホテルはネット環境が劣悪なので更新はちょびっとです。

そういえば先日紹介したオーディンスフィア レイヴスラシルですが、公式サイトが更新されています。

オーディンスフィア レイヴスラシル – 公式サイト

Amazonでも予約が始まりました。内容は未定ですが、Amazon限定アイテムが付属する特別版もあるみたいです。

とりあえず特典がはっきりするまでは様子見する予定です。形に残るおしゃれアイテムだといいなぁ。ヴァニラならデザインに期待してもよさそう。

2015-07-22

【イベント】ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム展 レビュー

仕事で千葉に来ています。明日からこの近くで研修なので…

今日は事務所での仕事を早めに切り上げ、国立新美術館に行ってきました。

国立新美術館

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お目当ては、現在開催中の「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム展」です。詳しくはこちらをどうぞ。

「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム展」、国立新美術館主催で今夏に 89年から25年間を俯瞰

感想書きづらいのですが思ったことを簡単に。(中は撮影禁止なので文章のみでお許しを)

レビュー

国立新美術館の1階が特別展示室になっています。入場料(当日券)は1000円。ミュージアムショップもあり、関連作品のグッズが多少売られています(あまり量は期待しないように)。こちらはチケット不要。

中では、1989年から現在までに制作されたマンガ・アニメ・ゲーム作品を、8つの切り口で紹介しています。

  1. プロローグ:現代のヒーロー・ヒロイン
    超有名なアニメ・漫画作品を紹介。作品数は17で、それぞれについて中程度の紹介ブースがおいてある。アニメならアニメ映像、マンガなら原画やイラストなどを展示。
    「NARUTO」「鋼の錬金術師」「天元突破グレンラガン」「少女革命ウテナ」など誰もが知っている作品ばかり。
  2. テクノロジーが描く「リアリティー」―作品世界と視覚表現
    現代や近未来のテクノロジーを作中に取り込んだ作品の紹介。作品数18。かつての作品で描かれた近未来技術が、すでに現実のものになっていたりしておもしろい。
    「サマーウォーズ」「電脳コイル」「PlayStation」「攻殻機動隊」など。ロボノがなくてちょっと残念。3Dゲームをプレイしてみましたが最近の技術すごいね。
  3. ネット社会が生み出したもの
    ネット上のコミュニティーをうまく利用して広まった作品の紹介。作品数9。
    「ひぐらしの鳴く頃に」「東方シリーズ」など同人出身の作品が多い。
  4. 出会う、集まる―「場」としてのゲーム
    みんなでプレイしたり楽しんだりできるゲームの紹介。作品数20。
    「FF14」などのMMO、「モンハン」「ポケモン」などの協力プレイゲーム、「スト2」などの対戦ゲームはもちろん、「太鼓の達人」などのアーケードゲームも同じくくりになっていたのはおもしろい。試遊台もいくつかありました。
  5. キャラクターが生きる=「世界」
    個性溢れるキャラクターを中心に据えた作品の紹介。作品数12。
    「初音ミク」「アイマス」「艦これ」など。「パワプロ」などのスポーツゲームもこちらに分類されてました。
  6. 交差する「日常」と「非日常」
    日常に近い世界観をベースにした作品群。作品数6。
    一番スペースを占めていたのは「エヴァ」。その他いわゆる日常系と言われる「あずまんが大王」「らき☆すた」など。
  7. 現実とのリンク
    現実社会での流行や事件をモチーフにした作品の紹介。作品数42。原画や複製原画の展示も豊富。「花より男子」「俺物語!!」「MAJOR」「モンキーターン」「3月のライオン」など。
    なぜか「MAJOR」のコーナーになんの説明もなく「BUYUDEN」の原画が紛れていた件について。野球マンガっている紹介なのに誤解されるじゃないですかー
  8. 作り手の「作業」
    作り手のこだわりや執念が感じられる作品の紹介。作品数6。
    「日本アニメ(-ター)見本市」「グランツーリスモ6」など。特にマクロスプラスの通称「板野サーカス」に関する展示は一見の価値あり。

というわけで、懐かしの作品あり、最近の有名作品あり、知らない作品もありとなかなか楽しめました。ただアクセスは不便だし入場料もやや高めなので(1周するのに大体40分程度)、総合的な満足度は「普通」としておきます。
こういう展示で「あの作品がないじゃないか!」というのはナンセンスだとは思いますが、有名な作品でも全く触れられていないものも数多くあるので、そこら辺はスルーするのが吉です。

お近くにお住まいで、こういった分野に興味のある30代以上の方はしっかり楽しめると思いますよ。

2015-07-21

【アニメグッズ】銀河鉄道999 大解剖 レビュー

銀河鉄道999のデータをまとめたムック本。

以前からこういう本が欲しいとおもっていたので衝動買いしました。

銀河鉄道999 大解剖

レーベル:日本の名作漫画アーカイブシリーズ
価格:907円

レビュー

  1. 999 誕生の時代
    作品の全体像についての解説。
    連載に至った時代背景や、作品の世界観、メインキャラクター(鉄郎、メーテル、車掌)やサブキャラクターの簡単な紹介、999や他のスペースシップ、メカニックの紹介、松本先生やアシスタントでメカデザイナーの板橋氏のインタビュー、担当編集者たちの対談など。
    情報的にはさほど目新しいものではなく、コミックス上で分かる情報をまとめただけですが、構成はわかりやすく、概観をなぞるには十分な内容。
  2. 銀河鉄道ツアーガイド
    999が停車した星(アンドロメダ編で91、エターナル編で38、銀河鉄道物語で4)ごとに関連するエピソードや登場人物、ホテル、グルメ情報などをまとめたガイド風のストーリー解説、珠玉のエピソード集、コミックス(少年画報社版)のカバー&カバー下ギャラリーなど。
    ストーリー解説は1つの星につき1/6ページ程度とあっさり風味だが、原作読者にとっては問題の無いレベル。エターナル編以降はコミックスの引用がない(文字のみでの解説)になってるのが残念。
  3. アンドロメダ編 [最終回 終着駅]
    アンドロメダ編最後の5エピソードのうち、4つについては文字でのストーリー紹介、最終話はコミックスの全ページを掲載。その他人物相関図、メーテルの名言集、メーテル名場面集など。
    最終話は本自体のサイズが大きいこともあり読み応えがある。名言集も面白かったが、999で名言を言うのはメーテルだけではないので、もう少しページを割いて欲しかった。
  4. 映像化の時代
    アニメ版・劇場版の解説。特に原作との違いやオリジナルエピソードの紹介に紙幅を割いている。関連作品や関連グッズの紹介、主題歌を歌ったゴダイゴのタケカワ氏、漫画家の島本和彦先生、麻宮騎亜先生、早瀬マコト先生のインタビューなど。
    アニメ版は見たことがなかったが、内容的にはわかりやすかった。ただ知っている人からするとものたりないかも。
  5. その他
    イラストギャラリーや、直筆サイン色紙プレゼント企画など。
    特に付録の「銀河鉄道大時刻表」は本当の時刻表のようなデザインになっている上に、大銀河本線(アンドロメダ編で999が走る路線)だけでなく、大オリオン線や謎の外銀河線など他路線についても網羅してあるので面白い。

というわけで、僕のようなライトなファンには十分楽しめる内容でした。これで900円は安い。
ただディープな考察や世界観に繋がる情報が多く掲載されているわけではないので、濃いファンの方には物足りない内容かも知れません。

以前コミックスやアニメを見た方が、昔を懐かしむにはいいと思います。僕もエターナル編が完結したら全部通して読み直したいと思ってるんですけど、いつ完結するのかなぁ…。編集者インタビューによると、

あと100年あっても終わらないかも知れないけどなあ(笑)。先生には最終回って言う言葉が、思考回路の中にないから、先があるようでない(笑)。(中略)でも最後がないっていう…ずっと未完成、現在進行形っていうのが先生の人生じゃないかな。

※39ページより引用

って、編集者が諦めてるんならだめだ…