2015-09-22

オーストラリア旅行6日目 食物連鎖ってこういうこと

本日の日記には、一部不快になる表現がございます。

時刻 旅の日記 写真
06:30 起床。今日は今回の旅の目玉その2(その3まであります)のダイビングの日です。天気は快晴、風が少しあるけどいい感じです。
朝食は昨日と代わり映えせず。
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07:25 バスに乗って、船への乗り換え地点まで移動。船か…以前から言っていますが、僕は船に極端に弱いんですよね…最近は大型客船に乗ったり、川下りをしたりしているのでどうにかなると思うのですが…。一応日本から酔い止めを持ってきたし。  
08:30 絶望した!酔い止めをホテルに忘れてきて絶望した!
絶望のあまり乗り込む船の撮影もぞんざいに…
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08:50 船はそんなに大きくないけど、大して揺れないし、波はないし、これは余裕だな!
…と思ったのもつかの間。めっちゃ揺れ始めました。そりゃそうだよね。だって乗り込んだところはまだ川だったもんね。海に出たら波もあるよね…まずい。猛烈に気持ち悪くなってきた。
 
10:10 目的地であるフランクランド島沖に到着。フランクランド島は無人島なので桟橋がなく、ここから小舟で向かいます。うぅ…船が止まったせいでもろに風と波の影響を受けるようになって…しかも着替えたボディスーツの締め付けがいっそう吐き気に拍車をかけて…もうだめだゲロゲロゲロ…(実話)  
10:20 どうにか島に上陸。幸いダイビングは最後の組に混ぜてもらえたので、しばらく島を散策して休憩します。
なお島の写真はこれだけですが、これは僕がグロッキーだったせいです。
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10:45 島の探索も終わり、ダイビングが始まるまで休憩。冷たい海の中に座って波に揺られていると、多少なりとも回復してきました。何とか行けるかな。  
11:15 体験ダイビング開始。実は生まれて初めてのダイビングです。
慣れないアクアラングと格闘しつつ、30分ほどの海底散歩を楽しめました。
…が、水中で上がったり降りたりひねったりしているうちに気分がまたも悪く…。インストラクターさんに「気持ちが悪いんですけど」というのを伝えようにも水中ではうまく行かず、全然伝えられないうちに2度目のゲロゲロゲロ…(実話)
あれでパニックにならず、慌てず騒がずアクアラングから口を外し、落ち着いてくわえ直せたのは自慢をしてもよいと思うのですが、インストラクターさんに入らぬ心配をかけてしまいました。
 
12:00 昼食。チキンやらエビやらいろいろ豪華な食事でしたが、さすがに食欲がなく、エビを2~3匹かじるだけにしておきました。どうせ食べても帰りに吐くしな。  
12:30 この後も海中散歩などのアクティビティーに参加可能ですが、さすがに命の危険を感じたので、浜辺で昼寝を決め込むことにしました。
おかげで体調もすっかり回復しました。
 
14:15 いよいよ帰ります。やっぱり揺れがひどく早速気分が悪くなり始めたのですが、僕の最終奥義「寝てしまえば万事OK」を発動し、どうにか魚たちに餌をやることなく陸地にたどり着けました。  
15:40 バスに乗り換えてホテルへ。皆さん船の中で寝ていたからなのか、結構テンション高めでした。さすがの僕も寝る気になれなかったし。  
16:40 ホテルに到着。まだ日も高いので、少し休憩してからショッピングに繰り出そうと思います。
ケアンズの店は結構早く閉まるんですが、ナイトマーケットという夕方から深夜までやっているお土産物屋街があるので、そこでお土産を物色します。
 
18:40

麺バカ がんばらんば

あちこち回ってお土産に大体目星を付けたところで(買うのは最終日)夕食です。
ここはケアンズでも有名なラーメン屋。僕は旅行中日本食を食べないことにしていますが、ラーメンだけは別です。
もっとも外国でラーメン屋に入っても、なんとなくローカライズされた微妙な品が出てくるのがほとんどなのですが…
ここのは本当に本物の豚骨ラーメンでした。日本の味をそのまま持ってきた感じ。そっかー、日本の味でもオーストラリアに通用するんだなぁ。写真のラーメンは11ドル。

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19:30 ホテルに帰ってきました。今日は頭痛もひどいので早めに休むことにします…これを見越して明日の午前中はフリーにしておいて正解だった。  

というわけで、結構大変な一日でした。

もっとも、フランクランド島に言ったことは公開してません。ほかの島はここよりもっと遠いし、場合によっては島がなく巨大な人工の浮島に滞在しなければならないこともあるので、そうなっていたらどうなっていたのか、考えるだけでもぞっとします。
島の周りの海の透明度はあまり高くなく、色鮮やかな魚もあまり生息していないのですが、巨大な珊瑚やシャコ貝、ウミガメなどの生物も見られましたし(息苦しくてゆっくり観察するどころではなかったのですが)、まあ体調がよくなればこれも旅の思い出です。

だけど、たぶん僕がこの先ダイビングをすることはないだろうな…とも思うわけで。


2015-09-21

オーストラリア旅行5日目 今回ステーキ食べ過ぎじゃないですか

時刻 旅の日記 写真
08:30 起床。ホテルで朝ご飯を食べようとしたら、なんと和食が。和食と言ってもおかゆと味噌汁と漬け物少々ですけど、久々にいいもの食べました。
でもこれ普通に注文すると30ドルするんだよ。今回は込み込みだからいいけど。
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09:10 今日は一日ガイドツアーの日です。とりあえず最初の目的地はキュランダ(元々鉱山の街として栄え、現在は熱帯雨林などの観光地として栄える街。ケアンズの北西30キロ)なので、迎えに来たバスに乗り込みます。  
09:30

FRESHWATER STATION

キュランダへ向かうシーニック・レールウェイに乗り換える駅です。
駅構内には簡単なお土産物屋がありました。記念メダルが充実していたので3枚購入。

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09:50 電車がやってきたので乗り込みます。ここは「世界の車窓から」のオープニングにも使われていた路線でもあります。 DSC_0983
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  道中にはバロン滝、熱帯雨林、「リポビタンD」のCMでケインコスギががんばっていた橋、「キンチョー」のCMで山瀬まみがピンクのカッパになっていた川などが見られます。 DSC_0987
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11:30

KURANDA RAILWAY STATION

キュランダ駅に到着。ここからは自由行動です。
キュランダの街はこんな感じで、道の両側に土産物屋が並ぶなど、いわゆる観光地的な雰囲気です。
今回いろんな都合で2時間しかいられないのですが、3~4時間あっても全然余裕です。

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12:30 ジャーマン何とかっていうお店で昼食。見ての通りホットドッグです。焼きたてのソーセージに、ザワークラウトがなかなか。しかしドイツ料理がおいしく感じるあたりに、オーストラリアの食糧事情が透けて見える気がする(ドイツ料理も大しておいしくないです)。 DSC_0996
12:50

Koala Gardens

オーストラリアに来たらこれをやらねば!というわけで、コアラが抱っこできる動物園です。動物園と言っても15分ほどで1周できる小さなところです。入園料16ドル。
コアラ抱っこは20ドル(写真代込み。デジタルコピーは+3ドル)。その他、ワラビーやカンガルーをなでたり餌付けしたりもできてなかなか充実。

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13:20 その後もお土産屋であれこれ買い物し、麓の街へ移動するためスカイレール(ケーブルカー)に乗車。
熱帯雨林の上空、かなり高いところを移動する為、結構迫力あります。
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14:00 麓のスミスフィールド駅に到着。ここにもお土産物屋があるので、記念メダルを2枚購入。オーストラリアは記念メダル事情充実しすぎでしょ。  
14:40 ここからは、オーストラリアの野生生物を見学する別のツアーに合流します。僕みたいにキュランダに行ってからこっちのツアーに合流する人は珍しいらしく、今日も僕1人だけでした。
時間無駄にしたくなかったんだもん。
 
15:10 道中にある巨大アリ塚見学。シロアリが何十年もかけて作り上げた巣で、中には数億匹のありがいるとか。人間以外の生物が作るものの中で最も硬いとも言われています。
ここではシロアリ食べ放題です。僕も挑戦してみましたが、草というか土というか、何ともいえない味がしました。食べられないことはない。
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  さらに途中で見かけたホロホロ鳥。 DSC_1015
15:45

グラネット渓谷

ここでは、岩場に住むロックワラビーの餌付け体験ができます。僕こういうの得意なんですよー。
早速2匹のワラビーを餌で手なずけ、思う存分もふもふしてやりましたよ!

ほかにもクジャクや鶏、七面鳥などもいました。

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16:40

The Peanut Place

高原にあるお土産屋さん。その名の通りピーナッツ(このあたりの名産品)関係の商品がいろいろあります。チョコレートピーナッツバターとローストピーナツを購入。試食ができたのですが、普通においしかったですよ、

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17:20 一部界隈で有名な、巨大な「絞め殺しイチジク」(寄生植物の一種)。樹齢推定500年。すでに1本目の木を絞め殺して倒し、運悪くその下敷きになった2本目を絞め殺しなう。 DSC_1022
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  すごくわかりにくいですが、中央付近に鶴がいます。ガイドさんも思わず仕事をほっぽり出して写真を撮るほど、歩いている鶴は珍しいらしい(渡り鳥なので、飛んでいる姿は時折見るとのこと)。 DSC_1025
17:40 キャンプ場に到着。
これもわかりにくいですが、中央に写っている黒いスリッパみたいなのは珍獣カモノハシです(2枚目は単眼鏡越しに撮影)。
水に潜ったり浮いたり、結構かわいかったですよ、しかも奇跡の3匹同時出現にテンション上がりっぱなし。
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18:00 今晩もバーベキューです。ダチョウとクロコダイルのソテー、オージービーフのステーキ、牛のソーセージなど。これまでに食べたステーキよりはおいしいです。オージービーフは歯ごたえがあるので「肉食ってる」感がありますよね。それがいいことかどうかはさておき。
近くにはポッサムという動物が出没します。親子連れが出没するには1%以下の珍しさと言うことで、またもガイドさんは仕事をほっぽり出してました。

※一応行っておきますが、ガイドさんはすごくいい人でしたよ。ネタですので。

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19:00 近くの熱帯雨林を探索して、夜行性の動物探し。これは…名前忘れた。なんちゃらトカゲ。 DSC_1038
19:30 ここから一気にケアンズへ戻ります。最後バスの中でビンゴ大会があり、珍しく(というかおそらく初めて)1番になった…のですが、同率の人がいて、じゃんけん勝負で敗れました。(´・ω・`)  
21:30 ホテルに戻りました。
今日はいろいろ充実していました。やっぱり田舎に行くときはOPツアーに頼るべきという僕のポリシーの正しさが証明されましたね。

明日は海です。天気になりますように。船酔い怖い。

 

2015-09-20

オーストラリア旅行4日目 まごうことなき移動日でした

時刻 旅の日記 写真
08:30 起床。今日は普通に起きました。ウルルの登頂に行った人は大丈夫だったのかねぇ。
時間があったので昨日アップし損ねた写真を上げておきました。
 
10:00 チェックアウト。今日は午前中特に予定ないのでごろごろしておきたかったんですけど、チェックアウト時刻なので追い出されてしまいました。
それはそうと、チェックアウト前にハウスキーパーの人が来たんですが、それってどうなん?チェックアウトしてからやれよ。
 
10:30 先日パニーニを食べた「クラタ・アカデミー・カフェ」でクロワッサンの朝食。と言うか、この時間帯に開いてる店はここしかないんですよ。
ところで【クロワッサンとミルクセーキ】のセットを頼んだのに、なぜかクロワッサン2個とアイスココア2個が…値段はメニュー通り10ユーロだったんですが。なぜだ。
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11:10 ショッピングも済ませてやることがなくなったので、空港送迎バスが迎えに来るホテルのロビーへ。

やることがないので、支倉先生の「少女は書架の海で眠る」を読んでいました。「マグダラで眠れ」のスピンオフ作品です。例によってヒロインのクレアがかわいすぎる件について。ホロともフェネシスとも違うタイプのかわいさ。支倉先生の引き出しの脱帽です。帰ってから感想書きます。

 
13:35 小説も読み終わり、スマホゲーをしているうちにバスが迎えに来ました。このホテルともこれでお別れです。
プールで泳げなかったのが心残りです(今日は泳ぐにはやや寒い)。
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13:50 エアーズロック空港に到着。おなかがすいたので「クラタ・アカデミー・カフェ」でチョコクッキーを購入。
…この空港で開いてる店、ここしかないんですよ。やるな。
 
15:10 予定通り飛行機が出発。国内線だけあってかなり機体が狭いです。しかも最初の頃すごく揺れて怖かった。  
16:10 軽食が出ました。2種類から選べたようですが、僕の直前で片方売り切れてしまったので、選択の余地なくキッシュに。隣のイチジクケーキもおいしかったです。 DSC_0977
17:40
→18:10
ケアンズ空港に到着。時差が30分あるので要注意。
ここから市内まではshuttle busが出ています。baggage claimにカウンターがあるので、そこで行きたいホテルの名前を伝えましょう。チケットと、バスが発車する停留所(bay)を教えてくれます。
一人16ドル。タクシーでも30ドルくらいなので、3人以上ならタクシーの方がいいと思います。
市内のホテルまでは10分くらいです。
 
19:00 ホテルに到着。今回も広い部屋です。さすがオーストラリア、土地が安いんでしょうか。 DSC_0978
19:10 すでに外は真っ暗ですけど、おなかがすいたので街に繰り出します。ホテルの周りは結構閑散としているのですが、中心部はまだまだ賑やか。でもどっちかというと、ヨーロッパの街と言うより、アジアの雑然とした町並みです。日本、韓国、中国、タイ、ギリシャ、その他いろんな国の料理があります。どれも高いけど。  
19:40 Rattle n hum cairnsという店で晩ご飯。バーとステーキハウスが併設されているお店です。
200グラムのサーロインステーキを注文。味はそこそこでしたが、27ドルは高い。日本だったらもう2ランクいい肉が食べられます。あとこの程度の料理出すのに30分は長すぎ。
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20:30 帰りのスーパーマーケットでにミネラルウォーターとリンゴジュース、ジェラート屋でジェラートを購入。
普通のコーンに載った普通のジェラート、4ドル50セント。もうこういう国だと思うしか。
 
21:00 部屋のテレビにUSB端子があったので、こんなこともあろうかとUSBに入れて持ってきていたアニメ視聴。こうしてケアンズ最初の夜は更けていくのでした…  

2015-09-19

オーストラリア旅行3日目 テーマソング脳内再生余裕でした

時刻 旅の日記 写真
04:30 起床。さすがに眠いです…目覚まし3個かけてどうにかこうにか。  
05:15 迎えに来たバスに乗って出発。ホテルの周りは明るいので星はあまり見えませんが、オリオン座と金星ははっきり見えました。  
06:00 今日はウルルの日の出を見るのが目的で、ここまで来ました。気温は10℃。ウィンドブレーカーを羽織ってますがそれでも結構寒いです。先月までは氷点下だったらしいので、それを考えればだいぶましか。

日本では見たことのない鳩もいました。

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06:20 少し小高い場所にある展望台で日の出を迎えました。これが日本オーストラリアの夜明けぜよ! DSC_0921 DSC_0923
07:20 続いて、エアーズロックの登山道入り口へ向かいます。登りたい人は登れるし、登りたくない人は麓の観光も可能。
ここに来るまで決めかねていたyukkun20ですが、本日は強風のため登山不可とのことでした。ほっとしたような、残念なような。
麓はそよ風程度なんですが、頂上では25ノット以上の風が吹いているようです。なんせ登山道と言っても、むき出しの岩肌に鎖が渡してあるだけですからね(白い線に見えるのが鎖)
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07:30 バスに乗って麓の観光。主にアボリジニによる壁画や、ウルルにまつわる様々な逸話(アボリジニに伝わる伝説)を楽しめます。
途中エアーズロックの裏側を通ったのですが、こちらはアボリジニの聖地になっていて、撮影報道一切不可とのこと。言われてみれば、テレビで見るウルルっていつも同じ向きですよね。

下の写真は、太古の蛇伝説に登場する蛇と言われる岩。確かにとぐろを巻いた蛇に見えますね。

 

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08:40 麓にあるCultural Centerへ。ここもアボリジニにまつわる展示がなされています。ここは敷地内全部撮影禁止なので写真はありません。  
09:15 ようやく日も昇って温かくなってきましたが、風も少し強まってきました。Cultural Centerを出て、ウルルの西側へ。  
09:25 ここにはMara Walkという全長2キロほどの遊歩道があり、アボリジニのMara伝説を知ることができます。
Maraとはこのあたりに生息するワラピーの一種で、アボリジニたちは自分たちはその末裔だと信じているとのこと。

ウルルに最も近づける場所の一つで、3億年前の大地震で隆起した痕に触ることもできます。

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   Maraが来る前にウルルに住んでいたモグラのイジャリジャリが作った巣と言われる岩。 DSC_0936
  カンジュ(静かの意味)の滝。雨が降ると高低差90メートルの滝になるそうです。 DSC_0938
  この先には「鐘の洞窟」と言われる聖地があります。その名の通り洞窟が鐘の形に口を開いています。撮影禁止なので写真はないですけど。  
10:30 これにて麓観光は終了して、ホテルに戻ります。  
11:10 止まっているのとは別のホテルで下車。そこにある売店に記念メダルを売っているのを昨日見つけたのですが、うっかり購入するのを忘れてしまっていたので改めて購入。純金らしいのですが本当でしょうか。6ドル(約600円)は安すぎるような。  
11:20 おなかがすいたので、近くにある売店でチリハンバーガーを注文。メニューにはクロコダイルの肉で作ったソーセージ入りと書いてましたけど、普通の味でした。

後でガイドさんに聞いた話だと、ワニの肉というのは本当らしい。

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11:50 ホテルの部屋に戻り休息。午後からは体力勝負だからがんばるぞ。  
13:40 再びツアーバスに乗って出発。今度はウルルに並ぶ巨石群が見られるカタ・ジュタに向かいます。今回の旅行の目玉の一つがこれです。  
14:10 カタ・ジュタの手前にある展望台に到着。カタジュタはあまりに大きすぎて、これ以上近づくと全景を見ることができなくなるとか。
ウルルもここから見えますが、地平線の彼方にあるのにすごい存在感です。
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15:10 カタ・ジュタの麓にある散策コースに到着。
なぜ今回ここに来たかというと…ここの場所の名前がValley of the Wind、つまり「風の谷」だからです!!
…今馬鹿だと思ったでしょ。でも、ここの景色は、ナウシカのモデルにもなったって言われてるんですよ!
…確か監督は公式に否定したはずだけど。しかもモデルになった場所は1時間以上先にある第2展望台まで行かないと見られないんだけどな!でも行くけどな!
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15:40 第1展望台に到着。ここまでは道も整備され、高低差もあまりないので結構楽です。
ここからも雄大に広がる谷底が見られます。

ここから先は気温が36度以上だとは入れません。今日は30度でしたから、結構ぎりぎりです。

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  ここから道がどんどん険しくなります。大体こんな感じの道。というかこれはまだましな場所。 DSC_0955
  景色も荒野だったら火星だったり。 DSC_0957 1
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16:30 50分歩き続けてようやく第2展望台に到着。見よこの景色を!今にもナウシカがメーヴェに乗って飛び立ちそうな雰囲気でしょ!
真実はともかく、僕の中ではここを聖地認定します。昨年のゴットランド島に続き、ジブリの聖地がまた一つ…
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17:30 帰りは休憩なしで一気に走破。この写真は第2展望台から少し戻ったときに取りましたけど、奇跡の一枚だと思いませんか?文字通りの意味で。
さすがに疲れましたが、小学校2年生の女の子が同じグループで普通にクリアしていたので、あまりびびらなくてもいいのかもしれません。
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17:40 今日はカタ・ジュタの日暮れを見ながら一日を締めます。シャンパンがつかれた体にしみる…

ルネッサーンスw

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18:41 日没。今日は昨日にもまして岩が赤く見えますね
※ちなみに自然の岩が赤いのは、含まれている鉄分が酸化しているからです
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19:50 ホテルに到着。近くのショッピングセンターで晩ご飯を買って帰りました。中華麺炒めとも言う料理。ヨーロッパなら1000円もあれば食べられるこの料理が、ここでは16ドル(1600円)。いくら何でも高すぎる(周り全部これなのでどうしようもない。パスタだと一皿20ドルはする)。 DSC_0973
20:00 終わりました…。実は明日も早起きすれば、もう一度ウルル登頂に挑めるのですが、その気力はないわ…。  

 


2015-09-18

オーストラリア旅行2日目 明日あれに登る自信がなくなってきた

時刻 旅の日記 写真
04:00
→05:00
ケアンズ空港に到着。
日本人が多いこともあって、日本語の案内板もかなり豊富です。また早朝にもかかわらずきちんと店が開いていることに感動。
さて、ここから国内線に乗り換えるのですが、Domestic Departureは少し離れたところ(約1キロ)にあります。シャトルバスなどもなさそうだったので、スーツケースを引っ張りながら歩くことに。
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05:30 国内線搭乗口に到着。
少し時間があるので、タブレットで電子書籍(マンガ)を見ながらだらだら。
こちらも売店が結構充実しているので買い物してもいいかも。
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07:20 ケアンズ空港を出発。ケアンズ航空でエアーズロック空港を目指します。 DSC_0907
08:30 朝食が出ました。サンドイッチとトルティーヤの選択ができたので、トルティーヤを選択。暖かいものが出てきたのでちょっとびっくり。 DSC_0908
10:10
→09:40
エアーズロック空港に到着。その名の通り、エアーズロック観光の入り口です。
ここでツアーに合流。エアーズロック観光に向かう観光客用のリゾート地、エアーズロック・リゾートへ。
 
10:00 本日宿泊するDesert Gardens Hotelに到着。まだチェックインはできないので、ガイドさんから注意事項を聞いた後、荷物を預けて付近の観光へ。  
10:30 ホテルから徒歩10分のところにあるショッピングセンターへ。明日朝が早いので、朝食をスーパーマーケットで購入。あとプリングルスも購入。

そのほか、お土産屋、銀行、郵便局、レストランなどがそろっていて、とりあえず時間をつぶすには最適です。

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11:30 センター内にある「カラタ アカデミー カフェ」で昼食。
好きな具をバイキング形式で選べるサンドイッチが人気のようですが、あまり食欲がなかったのでパニーニを注文。それにコーヒーがついて10ドル20セント(約1000円)。
覚悟していたけど高ぇ。(観光地だからではなくこの国では普通)

なお写真がないのはここで携帯の電池が切れたから。

 
12:00 リゾート内を無料で走るシャトルバス(無料)を乗り継ぎ、1周してホテルへ。
すでにチェックインができる状態になっていたので、携帯の充電をする為にチェックイン。部屋は4人用部屋なのでかなり広いですし、かなり明るく新しい雰囲気。バスタブないのは残念。それからプリングルスが無料で2缶サービスになっていたのも…なぜピンポイントでかぶる(しかも味までかぶった)。

夕方までやることがないので休憩。明日からは体力勝負なので体力も温存しないと。

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17:05 オプションツアーの為ホテル前でバス待ち。…が予定時刻を過ぎても来ない。結局10分遅れで来たので問題はなかったのですが。  
17:40 今回の目玉の一つ、ウルル(ウルルとはエアーズロックの現地名)サンセットツアーです。その名の通り日没に映えるウルルを見るというツアーです。

しかしでかーい。これまでテレビとかで見て大きさは大体知っていましたけど、やはりでかい。誰かがネタで置いたとしか思えないほどの大きさです。そりゃ聖地になるわ。

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18:40 出された軽食をつまみつつシャンパンを飲んでいると、日が沈みました。上が日没直前、下が直後の写真。

こうやって並べてみると全然色が違いますね。明日は夜明けを見に行くつもりなのでそちらも楽しみ。

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19:00 サンセットを楽しんだ後は、オーストラリア式のBBQツアーです。ひゃっほう肉だ肉だ!

写真ではわかりにくいですが、
・牛ステーキ
・カンガルーステーキ
・羊のソーセージ
・鶏肉の串焼き
・エビのソテー
などがてんこ盛りです。カンガルーは牛のレバーのような独特な臭みがありました。別にまずくはなかったですがおいしいものでもなかったので、たぶんこれが最初で最後だな。

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19:30 そしてデザート。見るからにしつこそうですが、ケーキ自体がスポンジで軽いのと、生クリームがあまり甘くないので、意外とするっと入りました。 DSC_0917
20:00 食後はガイドさんによる星空のガイド。さすがに空気が澄んでいるので、下手なプラネタリウム以上に星が見えます。天の川もくっきりはっきり見えますし、三日月なのに月明かりのまぶしいこと(はっきり影ができていたのに驚きました)。

南十字星も見ることができました。カメラの性能が悪くて写真がないのが残念。

 
21:00 ホテルに帰ってきました。明日はウルル日の出ツアーで朝早いので、今日はこの辺で。  

 


2015-09-17

オーストラリア旅行1日目 LCCって意外とすごいですね

時刻 旅の日記 写真
18:00 本日からオーストラリア旅行です。
実は以前から行ってみたいと思っていた国なのですが(理由は後日)、ヨーロッパを優先していたせいでだいぶ遅くなってしまいました。

というわけで1年ぶりの関空です。今回は神戸からバス経由で来ました。午前中は事務所で部屋の片付けをしていたんですが、半年間整理整頓を怠っていたせいで結局終わらなかった…

 
19:00 とりあえずチェックインが終わったので晩ご飯です。昔の関空の飯はまずかったですけど最近はいい店が入ってますね。今日日和食はどこでも食べられるので(にこれから行くオーストラリアも)中華(油淋鶏定食)にしました。写真取り忘れたから食べかけですけど。 DSC_0901
20:00 空港内でサングラスやらスリッパやらお菓子やらを購入し、搭乗口に到着。今回乗るのはLCCのジェットスター航空です。
LCCは初めてなのでちょっと不安。
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20:40 定刻より15分早く出発。これから行くケアンズとは時差1時間、エアーズロックとは30分なので、今回は時差ボケ調整はしていません。どうせボケないけど。  
22:30 夕食が出ました。LCCだから出ないと思ってました。メニューはなんとカツカレー。夜10時に食べるメニューじゃねーぞ。おいしいけど。
しかもこの時間帯にむちゃくちゃ飛行機が揺れてコーヒーがこぼれそうになり、仕方なく飲んで量を減らそうとしたら案の定溢れて白いポロシャツにシミが…
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3:00 食事後ぐっすり寝ていましたが、気がつくと朝食の時間に。今度はパンとシリアルです。牛乳パックははさみがないと牛乳出しづらいよ。
食べたらまた寝ました。

でも食事もしっかりしてるし、座席が狭いと言っても別に気になるほどではないし、乗務員の質が若干低い感はあるものの、許容範囲でしたね…

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2015-04-04

今年も9月中旬頃に海外旅行予定 ホントはトルコに行きたいんですよ

そろそろ今年の旅行先を決める時期に来ました。毎年行っているヨーロッパですが、今年はかなり情勢がきな臭い感じがするため、色々迷ったあげくオーストラリアに行くことに決めました。

オーストラリアは何年か前から行き先の候補地には挙がっていたのですが、旅行が9月、つまり南半球では晩冬の時期なので避けてたんですよね…でも調べてみると、普通に9月は温かいようなので、このタイミングで行くことにしました。

目的は二つあって、

  • グレートバリアリーフでダイビングをする
    やはり一度は美しい海で泳いでみたいものです。ダイビングもしたことがないですが、これも一度はしてみたいと思ってましたので…
    でも一つ問題があって、ダイビングポイントまで船で1~2時間くらい乗らないといけないんですよね…しかも天候によってはかなり海が荒れるらしく、船に弱い自分に耐えられるか心配です。いろいろ考えたのですが、フランクランド島だと船に乗っている時間が少なそうなので現在第一候補。
    フランクランド島
  • エアーズロックの近くにある「風の谷」に行く
    ナウシカのモデルになったと言われる(公式には否定されていますが)場所です。
    近くの第1展望台と遠くの第2展望台があるんですが、第2展望台まで行くには数時間歩く必要があります。年を取ってからだとつらそうなので、今年行っておこうと思います。
    でも第2展望台まで行くプランが少ないんですよね…今のところこれが一番希望に近いですけど、宿泊別なんだよなぁ。
    ロックエクスペリエンス

調べているうちに寝落ちしてしまったので、更新が遅くなったことをお詫びします。


2014-09-20

北欧旅行9日目 まさかのロスタイム

時刻 旅の日記 写真
08:00 起床。
てっきり昼前には空港に向かわないといけないと思っていたんですが、チケットを見ると17:20の便だったわ。さすがに時間を潰さないとどうにも…
09:45 とりあえずホテルをチェックアウト。
荷物をフロントに預けて街へ繰り出します。近郊の都市まで足を伸ばすという選択肢もあるんですけど、正直HPが回復していないのであまり遠出する気にはならないなぁ。
10:20 朝食を食べていないことに気づきマックへ。
適当にパネルに出ていた商品を注文したのだが(メニューがなくなったのは世界的になんですかね)、これがまずい。冷たい野菜とソースが温かいパティに絶望的に合っていません。これで7ユーロとかふざくんな!
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10:40 半分近く残し、再び街へ。
昨日歩いていないあたりを重点的に巡ります。といっても見るものがありそうなところは昨日回っているわけだから、あまり目新しいものはないですけどね写真は途中で見かけた教会。
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12:00 昼食になにを食べるのか考えるのも面倒くさくなったので、またもやVAPIANOへ。
今日はアーリオオーリオ×スパゲッティです。このお店は目の前で調理してくれるのがいいなんですが、難点はシェフが2人分ずつしか料理出来ないところです。
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13:30 ホテルに戻り荷物回収。そろそろ空港へ向かいます。
13:45 中央駅と中央郵便局の間にあるバスターミナルから、15~30分間隔で空港まで直通バスが出ています。価格は6.3ユーロ。30分ほどで到着するのでこれを利用するのが良いかと。ヘルシンキ空港にはターミナルが2つあるので、どちらで降りるか間違えないように(あまり大きくない空港なのでどうにでもなりますが)。
14:15

とりあえずセルフチェックインして、免税手続きへ。
ヘルシンキ空港の免税手続きですが、1階のTax Refundと書かれている窓口で手続き出来ます。

  1. 購入した商品(未開封)、パスポート、免税書類を持って窓口へ。
  2. クレジットカードへの返金か、現金での返金かを選ぶ。現金の返金は1書類につき3ユーロの手数料がかかる。カード返金の場合はカードも提出する。
  3. 明細とカード(または現金)が帰って来て終了。
  4. 荷物を手荷物なり預け入れ荷物なりにしまい、チェックインへ

と割と簡単でした。購入額の1割くらいは返ってきたので、試す価値はありますよ。

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15:15 免税店も見て回ったので、搭乗口の前で休憩。
デモンゲイズはあとラスボス戦を残すのみとなりました。
16:45 飛行機に搭乗。
このまま関空へ直行します。
18:00 夕食。
チキンと和食が選べました。こちらはチキン。
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0:45 軽食。
眠かったのでなにを食べたか全く記憶にありません、写真撮っておいてよかった。スクランブルエッグにウィンナーにハッシュドポテトですね。
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02:40
 ↓
08:45
関空に到着です。
やっぱり日本はいいなぁ。街は綺麗だしサービスは行き届いているし何より日本語が通じるし。

というわけで、2014年の北欧旅行も終了です。まとめとしては…

  • 北欧はとにかく物価が高い。ベースは日本の1.5倍、飲食物はヘルシンキでは2倍、ストックホルムは3倍と思った方が良い
  • クレジットカードの通用率が極めて高いので、現金は必要最低限で問題ない
  • 公共の場所では無線LANがほぼ利用可能。ホテルの回線もかなり安定
    ただしニコ生は海外からは視聴出来ない
  • 自動車には歩行者優先の精神が浸透している
  • ヘルシンキでは美術館に行けなかったこともあり、もう一度来てみたい。ストックホルムとタリンはまぁ1回でいいかな…

2014-09-19

北欧旅行8日目 ずらせよ!そういうことは!

時刻 旅の日記 写真
07:45 起床。今日は実質的な最終日です。とりあえずいつも海外旅行中には友達に絵はがきを出すことにしているので、手紙を書きました。
09:15 昨日の朝食がまずかったので朝食をとらず出発。どこかのカフェでコーヒーでも飲みましょう。
09:20 中央駅のすぐ西にある中央郵便局で絵はがきを郵送しました。ガイドブックにははがきは75セントと書いてあったのですが、窓口のお姉さんによると1ユーロとのこと。ガイドブックはこのほかにもいろいろ金額に関する情報が違っていたので、今年あたりに大きな変動があったのかもしれません。郵便を出したら、トラム2番線で市の南東へ向かいます。
09:35

Eromanga

地元民御用達のベーカリーです。Etelaranta停留所で降りて西に徒歩3分。ガイドブックに載っていたピロシキがおいしそうだったので立ち寄ってみました。16時30分閉店で昨日は来られなかったので…。ピロシキはミンチとジャガイモの炒め物が入っていました。しかもパンももちもちで油もしつこくなく、なかなかおいしいです。これはあたりでしたね。コーヒーとのセットで4.8ユーロ。

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10:00

ウスペンスキー教会

北欧最大のロシア正教の教会。昨日入れなかった赤煉瓦の建物です。
今回の旅で見た教会の中では一番華美で(といっても正教会らしくやはり地味目ですが)、中にはキリストや12使徒を描いた絵画などの宗教画が豊富です。
建物のてっぺんにあるのはタマネギではなく炎をかたどっているそうですよ。

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10:10 市内で買い物に励みます。中央駅を中心に、お店のありそうなところを巡り、片っ端から入ってお土産を探します。半分くらいの人は橙購入するものが決まっていて、もう半分はまだ全然決まっていません。一応一日とってあるので間に合うとは思いますが…
11:00

アテネウム美術館

中央駅のすぐ南にある、国内最大規模の美術館。フィンランド美術はもちろん、ゴッホやゴーギャンなど海外の作品も多数収録されています。ヘルシンキでも楽しみにしていた場所の一つ。早速買い物に飽きたので突撃しました。ところが「2階は改装中です」「3階は天井改修のため立ち入り禁止です」の看板が。この美術館3階建てなんですが…結局展示されているのは1階の3つの部屋の特別展示だけで、その代わりに入場無料になっていました。なんでこんなことに…

11:30 10分ほどで鑑賞が終わり、がっかりしたまま一度ホテルに帰ります。
午前中に購入したお土産を置き、しばし休憩。
12:30 気を取り直して再び買い物へ。
マリメッコは女性用だけでなく男性用のアイテムもあり、一気に必要なお土産がそろいました。中央駅付近だけでも3つくらい店舗があるので、残さずチェックしましょう。その他、Stockmannの隣にあるアカデミア書店の地下や、その近くにあるお土産屋の2階には、ムーミングッズが充実していたのでおすすめです。
13:00

Southern Fried Chicken

デパートForumの地下がフードコートになっているとのことなので、昼食のためにForumへ。ところが地階改装中でフードコートも閉鎖中。なんか今日こんなのばっかりだな…
3階のファーストフード店でチリチキンバーガーを買いました。これがチキンバーガーにチリソースをかけただけというなかなかにやばい代物。しかも注文してから出てくるまでに10分って、ファーストフードとして許されないでしょ。しかも7.2ユーロ。

16:00 食事を終えて買い物に戻り、再びホテルで休憩。
そろそろ体力の限界を感じる。残っているお土産は5人分。
16:30 再び街へ繰り出しました。
そろそろこの付近のお店は全部入ったかな…北欧らしいおしゃれデザインのアイテムも多いんですが、こういうのって日本に持って帰るとがっかりするんですよね。
19:00 買い物終了。
なんとかノルマを達成しました。アテネウム美術館が見られなかった穴埋めに、別の美術館へ。
19:15

国立現代美術館キアズマ

デジタルアートなどの現代美術を集めた美術館。建物自体のデザインも先鋭的。実は現代美術には興味がないので、スルーしようと思っていたのですが、行くと決めたからには楽しむぞー!「現在改装中のため閉館しています」なぜだー!せめてアテネウムと時期をずらせよ!

19:30 再びホテルに荷物を置きに帰り、夕食のため外出。
最後だし、フィンランド料理で締めた方がいいかなぁ。ガイドブックによると、映画「かもめ食堂」の舞台になったレストランが、フィンランド料理を提供するカフェレストランになっていて、しかも日本語メニューがあるとのこと。ちょっと遠いんですが、最後くらいがんばってみよう。
19:45

Kahavila Suomi

トラム3番線のVliskuma停留所で下車し、西へ徒歩3分。レストランにたどり着きました。
早速入ると日本人ばっかり。まぁ仕方ないか…と思って席に着いたら(ヨーロッパのレストランは、案内されなくても席に着くのが普通です)、ウェイターさんが近づいてきて、「本日の料理は終了してしまいました。ドリンクだけはあるよ。ごめんね」とのこと。なんですか今日は。

20:15

Maithai

ここまで来るのに乗ったトラムの中で宣伝していたタイ料理店が何となくおいしそうだったので、Forumの裏手にあるタイ料理店へ。
店内が暗い上にウェイターさんが強面系なので入るのにちょっと躊躇しましたが、空腹には勝てずいざ突入。豚のイエローカレーを注文しました。久しぶりのお米と合うなぁこれ。香辛料もあまりきつくなく、辛さもマイルドで、それでいて肉も軟らかく野菜の甘みもしっかり出ていて、おいしかったです。調子に乗ってデザートにバナナのココナッツミルク煮アイスクリーム添えも注文。熱いバナナ&ココナッツミルクに冷たいアイスの組み合わせがしびれます。北欧で食べたスイーツの中で一番かも。全部で20ユーロ。
なお写真がないのは店員さんの立ち位置が近かったからです。でも食べ終わった後に「おいしかったです」と声をかけたら、「ありがとう!ストックホルムにはもう長くいるの?3日?しかも今日が最終日?じゃ明日家に帰るんだー気をつけてね!」とフレンドリーに話をしてくれたので、怖い人じゃないよ。

21:15 ホテルに帰りました。明日は帰るだけです。免税手続きもあるから少し早めに空港に向かった方がいいかな。朝食どうしよう?

 


2014-09-18

北欧旅行7日目 ムーミンの作者の名前知ってますか?

時刻 旅の日記 写真
06:45 起床。
2日連続で早起きなのでかなりつらい。が、昨日日記を書いた後に起きた悲劇に比べればこんなもの…部屋のバスタブに、風呂の栓がついてなかったんだよ!(これまでも似たようなことがあって、奥まったところから発見されたこともあるので、今回もまじめに探しました)あーもう生きる気力をなくした。すべてどうでもいい。
07:20 ホテルのビュッフェで朝食。
スクランブルエッグがなんかゴムみたいな硬さがあってまずいんだよ!
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07:40 では出発…と思いきや、日本から仕事のメールが来ています。しかも緊急性:高だ。
慌ててPCをネットにつなげて返事。北欧は無線LANが相当充実しているのは助かります。しかし、早くメールしないと電車の時間が…
07:50 何とか返事を済ませて、中央駅へダッシュで向かいます。あー上着忘れた。
08:05 電車には間に合いました。一応写真を撮る余裕もありました。どこの都市でも中央駅はこういう感じですね。開放的な天井に、ずらりと並べられたプラットホーム。中央駅は終着駅になっているのがほとんどなので、線路も一方向にしか伸びていません。電車はInter City。日本でいうと新幹線でしょうか。車両は2階建てで座席もゆったりしています。世界の車窓からのBGMが何となく聞こえる。 20140918_080129_Android
09:55 フィンランド第2の都市タンペレに到着。
今日は曇りなのですが寒い。温度計によると13度。街ゆく人はほとんどコートを着ていて、マフラーを巻いている人もいるこのご時世に上着すら着ていない自分がなんか恥ずかしい。とりあえず駅前のデパートStockmannに入って何か対策を考えましょう。
10:00 慌てて飛び出てきたせいかペン(この日記を付けるためにメモが必要)も忘れていたのでここで購入。そうこうしているうちに少し天気が回復してきたので結局防寒着は買わずにすみました。
街を西の方に歩き、大きな橋を渡ります。タンペレは北と南の湖の高低差を利用した水力発電が有名です。
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10:30 センター・スクエアに到着。
現在観光案内所はこちらへ移転しています。中で地図をくださいといったら、窓口のお姉さんがおすすめといって町歩き用のガイドマップをくれました。おすすめウォーキングルートも載っていていいですね。
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10:40 ガイドマップのルートに沿ってぶらぶらと町歩き。写真は上から旧市庁舎、Tirkkonenビル、アレキサンダー教会とその内部。 20140918_104035_Android
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11:30

タンペレ市立美術館

市街中心部の西の方にある市立美術館。
しかしこの美術館を有名にしているのは、その中にあるムーミン谷博物館でしょう。物語の名シーンを再現した立体ジオラマ50点弱や、作者トーヴェ・ヤンソンの直筆原画など、ムーミンファンにはおすすめです。日本人がかなり訪れるのか、展示物すべてについて日本語で解説したパンフレットを貸し出してくれるので、ムーミンについてはほぼ無知な自分でも楽しかったです。ムーミンって子供向けの絵本かと思ったんですが、意外と深い内容を扱っていることを知りました。(中は写真撮影禁止)
ただ併設されているショップはかなりしょんぼりなので残念。もらった案内によると、市立図書館の1階にもショップがあるようなのでそちらに期待してみます。

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12:00

市立図書館

市立美術館から少し東の方へ引き返した場所にある、ちょっと変わったデザインの建物です。書籍、DVD、ゲーム、CDなどの貸し出しをしている、かなり大きな施設でした。
ところが1階のミュージアムショップが見当たらない…案内板によると1階は現在改装中で立ち入り禁止とのこと。どーなってんのこれ。

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12:20

フィンレイソン

タンペレ生まれのテキスタイルメーカー、フィンレイソンの直営店です。ムーミングッズでも知られており、ムーミン柄のタオルやシーツなどのグッズもありました。
お土産用にフェイスタオルを購入。3.5ユーロなのでばらまきようにもいいかもしれませんね。

12:40

旧フィンレイソン工場

旧製糸工場として使われていた建物群が、現在は再開発されて博物館やレストランなどの複合施設になっています。
南東の一角にあるRAVINTOLA SELVIというファーストフード店で昼食。何を注文しようか迷ったんですが、注文を受けてくれた人がインド系の女性だったのでカレーパスタにしました。鶏肉とタマネギも入っていますが、味は普通。

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13:15

スパイ博物館

お店のすぐ前の階段を地下に降りたところにある、世界初のスパイに関する博物館。スパイというより各国の情報局についての情報が豊富で、暗号機やスパイの武器・カメラなどに関するアイテムが多数展示されています。いくつかのアイテムは自分で試してみることも可能。
日本人はこういうのが好きなのか、ここでも展示品すべてについての解説を載せた日本語パンフレットを貸し出してくれますのでめっちゃおもしろかったです。実は博物館の場所がわからなくて相当迷ったんですが、あきらめなくてよかった。入場料8ユーロの価値はあります。内部は撮影禁止ですが、5ユーロ追加で払えばOK。

13:45 博物館を出て階段を上ると、僕の顔を見た先ほどのインド系の女性が声をかけてきました。何かと思いきや、「さっきお店でこれ忘れたでしょ」とフィンレイソンで買った袋を渡してくれました。渡されるまで完全に忘れていたので、本当に助かりました。あのときの店員さん、本当にありがとう。フィンランドさらに好きになったよ。
14:00 駅に戻りました。
昨日歩きすぎた影響か、今日はかなり足の疲労がたまっています。まだ行きたいところもあるんですが、もうHPが0に近いので宿屋に戻って回復しなければ。実は帰りの切符(指定席)はすでに買っているんですが、それが5時の切符だったので、チケットカウンターでもっと早い時間に変えてもらいました。
15:05 タンペレ駅を出発。あっという間に夢の世界へ…
17:00 ヘルシンキ中央駅に到着。
ずっと寝ていたおかげか体力も多少回復しました。トラム4号線で東方面に向かい、丘の上にあるウスペンスキー寺院へ。しかし本日4時閉館なので中は見られませんでした。明日もう一回来てみよう。
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17:30

ヘルシンキ大聖堂・元老院広場

ヘルシンキのランドマークでもある、ルーテル派の教会。
約3000平方メートルで国民的なイベントにも用いられる広場から、階段を40段ほど上がったところにあります。かなりの大きさですが、中は祭壇も小さめで質素な感じになっています。
教会からは広場が一望でき、多くの市民が階段の途中に腰掛けて涼んでました。

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17:40 元老院広場からStockmannに至る一角はショッピングスポットなので、そこら辺をうろうろしながらお土産を物色。何人かは目星を付けたんですが、明日ショッピングを本格的にするつもりなので、とりあえず今日は目を付けるだけにしておきました。お土産探しは毎回一日がかりなのでいつも悩みの種なんですが、今回は少し楽できるかも。
18:30 VAPIANO 中央駅の駅前広場東にあるイタリア料理屋。実は昨年のドイツ旅行でも同じ店に入っています。客の目の前で料理するスタイルのパスタが有名で、ソースとパスタの種類を決めるとあとは店員さんがいい感じに作ってくれます。僕のメニューはアラビアータ×リングィネで9.5ユーロ。相変わらずうまい。また別の国でも見かけたら行ってみようと思います。 20140918_183835_Android
19:30 キオスクでミネラルウォーターを買い込み、ホテルに帰りました。明日起きたときには仕事のメールが来ていませんように。いよいよ明日は北欧旅行の実質的最終日です。