2021-04-13
【コミック】放課後さいころ倶楽部18 レビュー
ライザのアトリエ2を再開しました。とりあえず「ケルドラ城」はクリア。ケルドラ城にも過去のストーリーがあったんですけど、この出来事が起きた時代が全然推測出来ないので年表に組み込みづらいな…もう一つのDLCダンジョンをクリアしたらどうにかなるのか。
放課後さいころ倶楽部18
Yukkun20's Association Secrète
2021-04-13
ライザのアトリエ2を再開しました。とりあえず「ケルドラ城」はクリア。ケルドラ城にも過去のストーリーがあったんですけど、この出来事が起きた時代が全然推測出来ないので年表に組み込みづらいな…もう一つのDLCダンジョンをクリアしたらどうにかなるのか。
放課後さいころ倶楽部18
2021-04-12
Web連載も14日に更新予定のようですので、連載派の人はそちらを。あと2話半で完結ですよ。
星界の紋章⑧
著者:米村孝一郎
レーベル:フレックスコミックス
価格:700円
あらすじ
無事星界軍に救出されたジントとラフィールは、現地軍の司令官スポール准提督に歓待?される。そしてそれは、二人の旅の終わりも意味していた。当初の目的地である帝都ラクファカールに送り届けられた二人は、皇帝ラマージュに謁見することになる。ジントは、ラフィールは、旅の終わりと別れに何を思うのだろうか―
感想
今回は原作小説で言うと第3巻の3分の2以降の部分でした。コミックス刊行時には連載が完結していなかったので、もしかするとエピローグは流されるのでは…といらぬ心配をしてしまいましたが(特にエントリュアのエピローグ)、小説のエピソードを余すところなく掲載してくださって感謝しかありません。
今回は前半のスポール准提督の印象が圧倒的ですね。実質半話しか出てないのにこの存在感は何だ(笑)スポールとの会見シーンは殿下の表情もころころ変わって魅力的なんですけど、やはりスポールさんの大人の魅力もいいものです。後半も見所満載でしたが、そちらは連載のレビュー時に触れようと思います。
そういえば「軌道」という誤植も「軌道塔」になおされていましたね。
表紙は軍服姿のジントとラフィール(ジントの階級章が赤なのは設定ミスのような…階級章の色は小説中には出てきませんが、マスターガイドブックに掲載されているからで公式設定のはず。はっ、もしやこれはラフィールの軍衣でコスプレを楽しんでいるジントという設定!?(アーヴの地獄送り))、裏表紙はバースロイル艦長服をまとったラフィールの見返り姿、口絵イラストは宇宙空間を翔ぶラフィールとジントです。そしてカバー裏は…このイラストはもしかするとあのシーンなのか…。ラフィールが皇帝の頭環を戴き、それを満足げに見つめる年老いた…ああああダメだこのイラストめっちゃ素晴らしいんですけど、ハッピーエンド派のyukkun20には直視出来ません…っ!
それはさておき、米村先生、素晴らしいマンガを足かけ9年にわたって連載し、完結まで導いてくださり、ありがとうございました。ビジュアル化してくださったことで、さらに深く星界の世界を堪能出来ました。そして原作の森岡先生、巻頭コメントで「俺にとっては超絶無類に面白いけれども、他人様にはどうなんだだろう?」と自問しながら小説を書いていたとおっしゃってましたが、yukkun20にとっても超絶無類に面白い小説でした。この物語を令和のこの時代にもう一度楽しめたこと、お二人の先生方に感謝したいと思います。ところでエクリュアたんの活躍戦旗はいつ始まるの?
2021-04-07
コミックス最終巻の発売が迫っていますが、ここに来て更新来ましたねー。
星界の紋章 第39話
漫画:米村孝一郎
レーベル:コミックメテオ
レビュー
スポール准提督に回収されたラフィールとジントは、ようやく当初の目的地である帝都に到着します。そしてそれは、ラフィールとの別れが近づいていることを意味していました。
初めて紋章Ⅲを読んだ時は、帝都がこの称号を失う日を目の当たりにするとは思いませんでした。今となってはこの短い文章も心に染みますね…
帝都に到着したのも束の間、ラフィールとジントは皇帝陛下の要請で帝宮に向かうことになります。
そういえばアーヴの赤ちゃんのビジュアルってあまり登場してませんね。断章「誕生」で見たことはありますけど、これは貴重なカットです。ところで、子供の世話をしているアーヴの服が軍衣っぽいけど、育児園って軍事施設なんですかね。それともスペースルックって大体みんなこんな感じになるんでしょうか。
謁見の広間では、ラフィールの祖母ラマージュ皇帝、父ドゥビュース、弟ドゥヒールが待っていました。そしてラフィールを無事に連れ帰ったことについて、ジントに深い感謝を言い表します。
あら弟殿下かわいい。アニメ版でも美少年でしたが、米村版はさらにかわいく感じますね。この子があんなひねた青年になるなんて…(ひねたわけではない
まあジントは仕方ない。なんせ目の前に居るのは人類宇宙の中でも最上位のVIPたちですからね。ぶっちゃけ貴族社会で育ったわけでもないのにジントは立派だったと思いますよ。
というわけで、今回は個人的に好きな場面の一つ、ジントの謁見シーンでした。原作で言うと、紋章Ⅲのpp.204~217ですね。原作の残りページはあと43ページ。話数的にはあと2回分ですけど、コミックス発売に間に合うのかな?もしかすると来週怒濤の更新があるかも知れませんね。期待しています。
今回の殿下
ジントに帝都を褒められてまんざらではない顔の殿下。もっとジントの心を読んであげて!
うっかり失言でジントを傷つけてしまったことをちょっぴり(多分)後悔している殿下。
※画像は第39話より引用
2021-01-05
この年末年始に大掃除を行い、これまで放置していたPS2とPS3をハードオフに売りに行きました。でも今すごく後悔しています。なんで売る前に写真を撮って、「ねんがんのPS5(2+3)をてにいれたぞ!」ネタをやらなかったのか…バカバカバカ。なお売値は2つ合わせて440円でした。
昨年末に出たケロロ軍曹のレビューです。あれ、もしかして30巻のレビューするの忘れてる…?
ケロロ軍曹 31
著者:吉崎観音
レーベル:角川コミックス・エース
価格:640円
あらすじ
今回七不思議編はおやすみで、短編が15話収録されています。
さらに、吉崎先生がケロロ軍曹を描くに至ったエピソードが漫画化された「特別編 ケロロ軍曹誕生であります」も掲載されています。ケロロ軍曹、平成のドラえもんになれる器だと思うんだけどなぁ。やっぱりネタがちょっとマニアックだったからダメだったのか…
感想
今回は夏美、冬樹、ケロロ、ギロロを中心とした、連載初期を彷彿とさせるエピソードが多かったですね。「地球電子遊技機ヲ復旧セヨ!…の巻」は昭和世代には懐かしいネタでしたが、ゲーム機の端子をハンダでテレビに直結した経験はなかったですね…それを初見で出来た冬樹は十分すごいと思います。
一番面白かったのは巻末の特別編でした。もともとケロロ軍曹はグレイ+カエルをモチーフとしてデザインされたとか、ケロロ小隊のパートナーは全員女の子の予定だったとか、興味深いエピソードを色々知ることが出来ました。アニメは7年で終わっちゃったけど、連載は21年経った今でも続いている訳ですから十分すぎるくらいの名作になりましたよね。そしていずれはアニメ8期も…
yukkun20はアニメから入ったファンなので21年見てきたわけではないんですけど、古いファンに負けないくらいこれからも応援していきたいと思いますので、これからも長く連載続けて欲しいですね。
2020-12-10
本年2回目の更新来たぞー!
https://twitter.com/yonemura_kou/status/1336508366349168641
星界の紋章 第38話
漫画:米村孝一郎
レーベル:コミックメテオ
レビュー
大分間が開きましたが、ようやくラフィールとジントが戦火飛び交うクラスビュールを脱出したところですね。水素を燃やして飛ぶ船(棺桶)で。
さてクラスビュールの軌道上を制圧したスポール准提督ですが、敵軍の大多数は地上に展開しているので、軌道上からちまちま敵をたたくことにします。ひゃっはー!敵軍がゴミのようだ!
とはならないのが星界軍のえらいところ(言うほどか?
それはそうとスポールさんさすがにスタイルがいいですね。でも軍服の肩が張り出ているせいで、バブリーな感じがするw
そんな暇を持て余しているスポール准提督の元に、面白い報告が飛び込んできます。
はいおもちゃ発見。帝国が成立する前から微妙な関係にあるスポール一族とアブリアル一族。からかいがいのあるアブリアルの若造を見つけたスポールはしぶしぶ…ではなく嬉々として彼女を旗艦に招きます。
まあ蹂躙戦が大好きな准提督がどの口でお淑やかって言ってるんだって感じですけど…
お互い様か。ジントはもう少し真剣に聞いてるふりをしろ(笑)
まあここからはスポール准提督の独擅場でした。この面白さを文章で要約するのは無理なのでぜひマンガか原作小説をご覧ください。ジントを褒めているふりをして間接的にラフィールを褒めているふりをしながら実はラフィールをディスっているという超高等テクを披露されては、そりゃ殿下もこの顔になるわ。
この撃沈したゴースロスの航行日誌に対してスポールたちが敬礼するシーン、原作でも好きなシーンだったんですけど(その直前までスポールがおふざけをしているのでギャップにぐっときます)、アニメではたしかカットされてたんですよね。米村先生がきちんと描いてくださってうれしかったです。
新たな任務に向かうスポールとはお別れ、次はいよいよ帝都ラクファカール、つまりジントの当初の目的地ですね。この長かった旅もいよいよ終焉です。…来年中には終わるかな?
今回の殿下
スポールから早速からかわれて、憤然と敬礼を解いた殿下。頭の形が丸いとちょっと子供っぽい感じがして可愛いですよね。
スポールに婉曲に罵倒されて、これまでないくらいの凄惨な表情を浮かべる殿下。このページ含めて3ページくらいずっと殿下が三白眼になってるのが笑えます。
かっこよくない台詞を言う時もポージングに余念のない殿下。
スポールの別れ際のボケに、思わず普段使わない擬音を使ってまでツッコんでしまった殿下。このマンガで「バッ」っていう書き文字が出てくるの珍しいですよね。そのシーンがここでいいのか(笑)
宇宙に戻っていつも通り、ちょっとツンケンした殿下。やっぱり殿下は不機嫌なお顔も麗しいですね。
※画像は第38話より引用
2020-10-17
最近「絶対可憐チルドレン」を1巻から読み直しているんですけど、やっぱりこのマンガ面白いですね。あと最初の5~6巻くらいは椎名先生の絵のタッチがその前の作品にかなり近いんですけど、それ以降、10年以上キャラデザが完全に安定しているのはすごいなと思います。しかし初期のチルドレンや管理官の性格はひでーなw
放課後さいころ倶楽部17
2020-10-06
一年ぶりの新刊が出ましたね。重野先生の「政宗くんと景綱くん」も全4巻で完結しましたので、そちらも一気読みお勧め。
信長の忍び17
著者:重野なおき
レーベル:ジェッツコミックス
価格:600円(税別)
あらすじ
軍神上杉謙信の病没で危機を脱した織田軍だが、秀吉軍が侵攻中の中国地方方面の戦線は膠着していた。東からは本願寺と別所、西からは毛利、そして南の瀬戸内海では村上水軍が迫っていた。織田軍は制海権を撮るため、2年掛けて開発した「鉄甲船」を投入し、自らも中国地方に出陣することで事態の打開を図ろうとする。わずか六艘の鉄甲船は、数百艘に及ぶ村上水軍を敗れるのだろうか。そしてカナヅチなのに海戦に参加することになった千鳥の運命は!?
感想
今回は村上水軍との戦い、荒木村重の裏切り、そして千鳥の恋バナが見所でしたね。
村上水軍との戦いは、信長の伝記などではわりとさらっと流されていることが多いですが、敵の攻撃は一切受け付けず、大口径の砲をぶっ放してくるという夢の新兵器だったと言うことがよく分かりました。本願寺顕如のあんな焦った顔初めて見たわw
荒木の裏切りも、黒田官兵衛伝を読むまで全然知りませんでしたけど、このマンガでは「その衝撃は松永久秀謀反の比ではなかった」って書かれていて驚きましたね。あの何度も裏切って最後は派手に爆散した松永より衝撃的って…
それから千鳥が、初めて終戦後の生活について真面目に考えるようになったのも少し驚きました。
そこは譲れない
樋口兼続(※後の直江兼続。上杉家の家臣)「忍びだから一生独り身を貫くつもりとか?」
千鳥「それも仕方ないと思ってますけど 信長様が天下を統一して戦の無い世になったら嫁ぐのもありかな…と思ってます」
兼続「なるほど…来るといいですねそんな日が」
兼続(いやダメだ!!それ上杉滅んでるかもじゃん!!」
※6ページより引用
千鳥が結婚する相手として胸に秘めている人物の名前も明かされるので要チェックですよ。
ゲームプレイ予定リスト
2020-07-04
ブリガンダイン面白いなー。体験版で引っかかっていた要素が、ゲームになれると全然気に触らなくなってくるのが不思議なところ。でもこのゲームは基本的に味方の戦力は上がり、敵の戦力は下がっていくゲームなので、中盤以降は大分消化試合になってきました。まあ初代の時からそうでしたし、システム上やむなしなので気にはなりませんが。多分最後に強力な敵が出てくると思うので、育成は気を抜かずに頑張ります。
それはさておき、単行本累計50万部突破おめでとうございます。
放課後さいころ倶楽部16
2020-06-10
米村先生の素敵な告知イラストが見られて二度美味しい。
https://twitter.com/yonemura_kou/status/1270612439327895552
星界の紋章 第37話
漫画:米村孝一郎
レーベル:コミックメテオ
レビュー
今回も美麗な殿下イラストからスタートです。この角度のカットは珍しいですね。ところで以前から気になっていたのですが、殿下の耳の上に見える部品はなんなのでしょうか。ジントを見る限り頭環とは思えないけど…
さて、人類統合体軍から逃げるラフィールたちが、マルカたちに案内されたのは葬儀場でした。クラスビュールの葬儀は、遺体を宇宙に打ち上げる方法で行うので、その打ち上げ装置を使ってラフィールたちを宇宙にいる星界軍の元まで送り届けるという作戦ですね。
アーヴ語には軌道という単語はない…はず。おそらく軌道塔の誤植だと思います。アルネージュの語源は「あららぎ」(古語で塔のこと)一語なので、アルネーで切るのはおかしい…んじゃないかなぁ。
ジントは作戦にドン引きですけど、殿下は予想通りといったご様子ですね。普通に考えると地獄への片道切符なのに、さすがアーヴは動じないッ!
そんな愁いに満ちた横顔で言ってもだめだお(笑)どうやら現状を認識していなかったのは殿下の方のようです。なおジントが怒られた。
現代に生きる我々からすると至極まともなロケットですが、アーヴの面々には受けが悪かったようです。
1つ前のコマといい、葬儀屋いい顔してるなぁ。やっぱり家主のイスを取られたのをまだ恨んでいるのでしょうかw
二人は覚悟を決めて、棺桶ロケットに乗り込みます。
この二人、めっちゃいい顔してますよね。アニメ版でも印象的なシーンでしたけど、コミック版はまた少し印象が違います。こっちの方がなんとなく殿下らしい気がする。
そして原作ではジントの台詞だけで流されたこのシーン、まさかぐりぐりシーンをマンガ版の演出として入れてくれるとは!神か。
追いついてきた人類統合体軍も、予想外の展開にただロケットを見送るしかありませんでした。
というわけで、長かったクラスビュール編もこれにて完結ですね。次回は久々にあのお方が登場ですよ!yukkun20的には原作3巻のクライマックスはむしろ次回だわw
今回の殿下
クラスビュール式の葬儀場に初めてやってきて興味津々の殿下。お嬢様っぽくていいですね。
棺桶が操縦できないことを知って、たっぷりのタメで驚きを表現する殿下。リアクションまで4コマ(この3コマ+もう1コマ)は使いすぎでしょ。
ジントがせっかくうまく言おうとしたのに、胸ぐらつかんで噛みつく殿下。デフォルメ顔も可愛いですね。その前のコマのむっつり顔もいいけど、これが今回のベストショットかな。
自分も結構驚いてるけど、ジントがそれ以上に驚いているのでリアクションを放棄した殿下。なんちゅー目をしてるんだ(笑)
そしてラストのグリグリ殿下ですね。ジントめ…うらやましい。いや、ジントはこのときのラフィールの表情は見えなかった(中は真っ暗という設定なので)はずだから、むしろ読者でよかったと言うべきか。
※画像は第37話より引用